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観光客だけでなくハワイに住む人々にも長く親しまれてきたワイキキの象徴であるインターナショナル・マーケット・プレイスが閉じ、米高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」と共に店舗とレストランが明日10時オープンの予定です。

1955年1月16日に始まったインターナショナル・マーケット・プレイスが、一昨年59年間の幕を閉じました。エイルヴィス・プレスリーの映画「ブルーハワイ」にも出ていました。ハワイらしさがなくなり、大規模な商業施設へ再開発されることは、とても嘆かわしいことだと思えてなりません。ハワイにしかなかったあの空間がどこにでもありそうなショッピング街に変わることは、とても寂しいことです。

夜のインターナショナル・マーケット・プレイスは、まさに夏のお祭りがそこで毎日繰り返されていました。お祭りの露天商の怪しい雰囲気に、眩しいばかりのライトに照らし出される商品の数々が宝に見える不思議な空間でした。かつては深夜までオープンしていた、本当に毎日がお祭りの不思議な空間がインターナショナル・マーケット・プレイスでした。

かつてのインターナショナル・マーケット・プレイスの面影は全くなく、その世界はまるでロイヤルハワイアンSCを延長したショッピング&レストラン街になっています。明日は全体の50%ほどの店舗のオープンになるようです。現在のリース契約は80%にとどまり、インターナショナル・マーケット・プレイスの全面オープンは来年の秋になるようです。

高級百貨店のノードストロームは9月1日、ワイキキのワイキキ・トレードセンター内に「ノードストローム・ラック」をオープンします。ワイキキの中心に位置するとても便利な場所です。並びには、買い物客に人気の「ロス(Ross)」があります。

ノードストローム・ラックは、百貨店で販売されていた製品を30%~70%引きで販売するアウトレット・ストアで「ロス」と同じ業種なので、インターナショナル・マーケット・プレイス付近は買い物客(バーゲン・ハンター)で賑わう界隈となりそうです。観光客には買い物の選択が広がることになることは確かです。


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