1972年プナホウ・スクール小学校5年生のクラス写真です。オバマ大統領が11歳の時の写真です。日系人を始めとするアジア系アメリカ人やアングロ・サクソン系アメリカ人に混ざって一人だけアフリカ系のオバマ大統領が目立っています。
きっと今日の日本のどの朝刊もオバマ大統領の広島訪問のニュースがトップで報道されていることでしょう。ハワイ時間では昨晩午後10時半過ぎから、ニューヨークでは午前4時半という時間のため、今日のアメリカの朝刊にはオバマ大統領の広島訪問のニュースはどこにも出ていません。
大統領の広島訪問が日本では歴史的な扱いながら、アメリカでは冷めた海外ニュースの一つのような扱いです。トップニュースになっていません。立場が変わると相当な温度差があるものです。私は午後10時半から海外向けのNHKの実況放送を観ていました。大統領と総理のスピーチを聞きました。
オバマ大統領は、就任後すぐプラハで核廃絶のスピーチを行いノーベル平和賞を受賞しています。昨日のスピーチはプラハのスピーチに劣らない素晴らしいものでした。しかし、理想と現実の間には大きなギャップがあります。
核兵器が無くなっても核兵器と同じくらい怖い核を使用する原子力が世界に存在します。世界の地震の半数近くが日本で起こっていることを考えると、第二の福島のような原発事故は将来いつ起こってもおかしくありません。
東日本大震災で援助活動「トモダチ作戦」に参加したアメリカ海軍の兵士らが福島第一原子力発電の事故が原因で被爆したと東京電力に対して約120億円の損害賠償訴訟を起こしています。
今朝のアメリカテレビでは、大統領の広島訪問ニュースの後にアメリカ軍がイスラム国の攻撃ニュースを伝えていたのはとても皮肉的です。71年前と同じような人の命を簡単に奪う戦争はまだ終わっていません。
広島のオバマ大統領の姿を見ていて、日本に近いハワイ出身の大統領だから広島を訪れることができたと思えてなりません。次期大統領ができるとは決して思えません。オバマ大統領が11歳の写真を見ていて、そんなことを考えました。
ハワイの新聞のアンケートによると、58%の人たちがオバマ大統領が参加する12月の真珠湾攻撃75周年記念式典に日本の総理も参加するべきだと考えています。
*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。 クリック応援よろしくお願いします。マハロ
*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。
アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

でも諦めてはいけません!