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先月、ネブラスカ州オマハを訪れた際に不動産屋の店頭で見つけた物件情報。1938年の物件ながら内部は現代風に改装され、3ベッドルーム、2バスルーム、1992sqftで裏庭も広い物件です。冬に寒くなるオマハではアメリカらしくちゃんと暖炉もついています。

ハワイに住んでいるとお金の感覚が狂ってしまいます。ワイキキでは、300sqftもないワンルームのコンドさえ$150,000(1650万円)以上出さなと購入できません。もちろんその部屋からはワイキキの海など見えません。それに加えこのコンドは、毎月$300の管理費、$100以上の固定資産税がかかります。

今日のハワイのニュースはとくに珍しいものではありません。この数年毎年話題にされている住宅問題です。ハワイの住宅レンタル料がアメリカで一番高いと報道しています。物価高に追いつかない収入の低さで、ハワイは今年もアメリカで一番住み難い州としてランキングされています。

ハワイの賃貸住宅に住む43%の世帯の平均時給が$14.53となっています。昨年の平均的な2ベッドルームのハワイの賃貸料はおよそ$1780になっています。平均的な2ベッドルームを賃貸するのならば、ハワイでは家賃と収入の開きを時給にするとなんと$20もの差があるのです。

2ベッドルームに住もうとするのなら、時給$14.53では賃貸料が払えないのです。時給$34.22が最低必要になるのです。それなりの2ベッドルームに住もうとするのなら、仕事を2つ以上持たないと賃貸料が払えません。2ベッドルームに住むには、オアフ島では時給$38.17、他の島でも時給$22~$24が最低必要になります。

ハワイの住民の48%がその日暮らしのギリギリの生活をして、数百ドルの車の修理代も払えないのが現実です。ホームレスが屋根のついている家屋に戻るには、高い収入と安い家賃の物件が必要です。ハワイのマクドナルドのハンバーガーのセット価格も本土と比べると$1以上高い楽園価格を払っているのが事実です。ハワイで楽園生活をするのは簡単ではありません。


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omaha house

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