先週木曜日に発表された統計によると、アメリカ人の3分の2の人たちが緊急時1000ドル(11万円)のお金が払えないと言う。1929年の世界大恐慌以来の不安定な生活をしている人たちが少なくない。
もしもに備え貯蓄する日本人から考えたら、今すぐに1000ドルを払えいないアメリカ人たちがそんなにもいることに驚く。1000ドルが払えないのは低所得層だけに限らない。
年収5万ドル(550万円)に満たない世帯の75%、年収5万ドルから10万ドル(1100万円)の世帯の66%が1000ドルの予期せぬ出費に困ると言う。年収10万ドルの世帯でさえも38%が1000ドルを工面するのを困難と感じている。
賃金の上昇がなく、毎年生活費が上がる状態では、毎月手元に残るお金があるはずがない。毎月の生活の出費にアップアップしていては貯蓄どころではない。突然に失業でもしようものなら、ホームレスの生活を余儀なくされることにもなりかねない。貯蓄はなくても、3分の2のアメリカ人は大丈夫だろうと楽観視しているが怖い。
ハワイでは住民のおよそ半分48%が、毎月の給料を使い切るようなギリギリのその日暮らしをしている。ワイキキの華やかさとは対照的にアメリカ50州でもいつもワースト1にランクするハワイは、全国平均よりもかなり暮らしにくくなっているだろう。
建設に天文学的なお金が必要されるメキシコ国境に高い壁など建設できるわけがない。名誉欲しか目にない政治家たちに期待はできない。そんな政治家たちに人任せなことをしていて割を食うのは自分だ。アメリカ人の3分の2が緊急時1000ドル(11万円)さえのお金が払えないことは、とても怖いことだ。
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毎回tiggerさんのblog記事には関心しきりですが、今回も興味を持って見させていただきました。日本人観光客がポーンとドルマジック(中にはお金持ちも)で$1000、2000と買い物してる姿はロコはどう見てるのでしょうね?よくリケリケ・ドライブインなんかで、ロコが食べ物をたくさん残して帰る姿を目の当たりにしてると、今日のお話しは想像もつきませんね。あ、息子も私も残せない性格なもので(>_<)