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赤い衣装に立派な白い顎髭。今では誰もがサンタクロースの姿を想像できますが、このサンタクロースの姿はコカコーラ社が世界に広めたものです。1930年、画家のフレッド・ミズンがコカコーラの雑誌広告用として、コカコーラのイメージカラーである赤を使用したサンタクロースを描き、クリスマスシーズンにこのサンタを使用しコカコーラの販売を展開しました。


翌年、『ナショナル・ジオグラフィック』誌の裏表紙に、画家ハッドン・サンドブロムの描くサンタクロースが初めて掲載されました。サンドブロムの描くサンタクロースは毎年掲載され、イメージを固定化していきました。その後もコカコーラ社のイメージ・キャラクターとして1965年まで登場します。


これ以前にも白髭に赤い服を着たサンタクロースもあったのですが、それまで色とりどりの服を着ていたサンタクロースに、「コカコーラ・カラー」である赤と白のイメージを世界中の人々に植えつけたのです。

冷たいコーラは、寒い冬には、どうしても売り上げが落ちてしまいます。販売促進の広告を大々的に打たなければなりません。コカコーラ社の販売促進キャンペーンは大成功を収め、現在のクリスマスは赤と白のサンタクロースなしでは考えられません。

毎年この時期、スーパーのドリンク棚に並ぶコカコーラのクリスマス限定コーラ。サンタの絵柄のコーラ瓶が今年は見当たりません。瓶コーラの外箱だけがサンタ仕様になっているだけです。世界の健康志向から、炭酸飲料の売り上げが大きく落ちているのが原因なのかもしれません。

ハワイは今日も蒸し暑く、寒いはずのクリスマスでもコーラが美味しくいただけます。明日はホノルルマラソン、26マイルを走った後に飲むコーラの一口は最高に美味しいでしょう。


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