ホノルルのダウンタウンに住む男は市内で拳銃を購入してニューヨークに向かった。35年前の今日、ジョンはその男の銃の前に倒れて2度と目を覚ますことはなかった。CNNの今日のプライムタイムの特集は「Killing John Lennon」。
アメリカでは毎日のように発生している銃の発砲事件。2日前にもオアフ島カポレイのバーガーキングで銃を持った男が押し入り店内で発砲して逃げている。厳しい銃規制のある日本と違ってアメリカでは銃の発砲事件は珍しいものではない。
オバマ大統領は歴代の大統領で最も銃規制に熱心な大統領にもかかわらず、皮肉にも銃売り上げは年々伸びている。今年のブラックフライデーは1日の拳銃の売り上げの新記録を記録した。ブラックフライデーの隠れた売れ筋のヒット商品が拳銃とはいかにもアメリカ的だ。
先月のパリでのテロ事件、そして今月のカリフォルニア州サンバーナディーノの銃乱射事件以降、アメリカで銃の販売数が急増している。乱射事件が起こるたびに、自衛目的と規制強化の憶測から駆け込み需要が生まれ、銃の売り上げが伸びる。
1日30人以上が銃で命を失うアメリカには、自らの身を守る自衛権が憲法で保障されている。銃規制が進まないのは、西部劇時代のアメリカの歴史抜きには語れない。自衛権を否定することは憲法を否定することになる。
ハワイはアメリカでも治安の良い州だと言われているが、130万人の人口のハワイ州だけでも約100万丁の銃が民間人に所有されている。ハワイでも発砲事件は珍しくない。35年前ホノルルで購入された銃でジョンが亡くなった。アメリカの生活には銃が存在することを決して忘れてはならない。
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ジョンが倒れて35年ですか? 何という時の早さでしょう?
アメリカ本土に住むアメリカ人の5−6人の友人に、自宅に銃を置いているか聞いたことがありますが、全の友人がて置いてあると言ってました。使ったことは?の問いには、全て「ノー」でした。
今は、勿論住んでいる周りの人種、環境によりますが、240年前の建国以来の彼らに染み付いた「自分、自分の家族は,自分で守る精神」からの「個別的自衛権」ですね? 日本の「頭、空っぽ野党連中」は、見習わないといけないです。