アメリカ文学の代表的な作家が何人もニューオリンズに住んでいました。劇作家テネシー・ウィリアムもその一人で長年ニューオリンズに住んでいました。ニューオリンズのセントルイス教会近くのアパートの2階で代表作を書いています。
代表作が『欲望という名の電車』で、ニューオリンズを舞台にした名作で、ニューオリンズで産まれた作品でした。1951年には映画にもなっています。主演のヴィヴィアン・リーは『風と共に去りぬ』に次いでアカデミー主演女優賞をこの作品で受賞しました。マーロン・ブランドをブロードウェイから映画世界にデビューさせたのがこの作品でした。
アメリカ文学の巨匠シャーウッド・アンダーソンがニューオリンズに住んでいました。ノーベル文学賞を受賞したヘミングウェイ、スタインベック、フォークナーの手本となった作家でした。実際に影響を大きく受けたウィリアム・フォークナーは処女作をニューオリンズで書いています。
オードリー・ヘプバーンがティファニーのショーウィンドーを前に朝食を食べるシーンで始まる映画『ティファニーで朝食を』の作家トールマン・カポーティもニューオリンズで作家生活を始めています。
ニューオリンズには、パリやニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジのような芸術家たちの集まる文化がありました。バレリーナの絵画で有名なフランスの印象派エドガー・ドガもニューオリンズに住んでいました。
ニューオリンズには世界最古と言われる路面電車がセント・チャールズ通りを走っています。1835年当時は馬が引いていた車両でしたが、1893年に電化されています。今も車内は裸電球に木製の内装で、映画『欲望という名の電車』のきしむ音を出しながら走るのは今も変わりません。
19世紀に建てられた住宅地を走る路面電車に乗っていると、時空を超えて100年以上前の時代にタイムスリップできる気がします。
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