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ワイキキの開発は高級コンドホテルの建設だけで張りません。さまざまな店舗や飲食店がリース契約のたびに新しいお店のオープンになっています。クヒオ通りとシーサイド通りの角にあるマリンサーフホテルの1階に、新たなレストランがオープンしました。

フランク・シナトラは1953年の映画「地上より永遠に(アカデミー賞受賞作)」の撮影でハワイを訪れ、ハワイに魅かれました。その後、何度もハワイにやって来ています。1986年にはアロハ・スタジアムをファンで一杯にさせたでコンサートも開催しています。その時代の誰もが知るビッグスターでした。

フランク・シナトラがよく利用したストランがワイキキにありました。フランクシナトラの付き添いシェフが1970年に開いたイタリアンレストランが、マリンサーフホテルの1階にありました。「マテオス(Matteo's)」としてアメリカ本土からの観光客で一時代を築いた時代がありました。

そのレストランが閉店して数年の間空になっていたスペースに、丸亀製麺の株式会社トリドールの子会社がこの夏オープンしたのが「ブルーマーリン」です。シーフードを使った多国籍料理を提供してくれるようです。寿司にスペイン小皿料理のタパス、そしてローカル料理のポケボウル(漬けマグロ丼)などが食べられるようです。

高層ホテルコンドの建設や商業施設の開発によって、過去30年かけて変化してきたワイキキが、これからの数年で30年以上の変化を遂げようとしようとしています。その変化の速さには少し怖さを感じます。フランク・シナトラを知らない人の方がが多くなった今の時代、「マテオス」から丸亀製麺の変化に時代の大きな移り変わりを感じるワイキキです。


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