同じ器なのに飾りつけでずいぶん雰囲気が変わるものがあります。よりよくなったり、逆に悪くなったりするのはその器を所有する人次第です。
今話題の開発区カカアコのクイーンズ通り沿いで営業を行っている若者に人気のベーグルサンドイッチ・レストラン「フレッシュ・カフェ」が、ダウンタウンに2号店をオープンしました。 ダウンタウンに以前あった惜しまれて閉店した人気レストラン「インディゴ」のあった場所です。春のソフトオープンから先週木曜日より、フルメニューで「フレッシュ・カフェ」が営業を開始しました。
インディゴと違って朝からのオープンです。パンケーキなどの朝食メニューから、サンドイッチなどのランチメニュー、パスタとピザ、ステーキなどのディナーメニューまで、多彩なメニューで若い人をターゲットとする店づくりになっています。
古い煉瓦造りのビルの壁一面をピンクのペンキで塗りつぶしたのがフレッシュ・カフェでした。ダウンタウンの歴史と風情ある景観を損なう壁画は、カカアコ地区の壁画とは意味が違うことを認識しなかったようでした。ホノルル市当局の指導によりピンクの壁画はすぐに消されましたが、地域の人の不信は消えていません。
「インディゴ」は料理だけでなく店内も環太平洋(パシフィックリム)の雰囲気を醸し出していたホノルルを代表するレストランでした。新レストランは、「インディゴ」のよかった雰囲気をすべて打ち消して白いインテリアでのスタートです。ハワイ色が全く感じられない無機質感いっぱいのレストランの店内は、週末でも人がまばらです。「インディゴ」の賑わいはここにはありません。
親の財政的なバックアップでオープンした若い女性のお店は、カカアコ地区では成功しましたが、簡単ではないダウンタウンでの飲食業の営業はこれからどうなっていくのでしょう。個人的には入店することはしばらくはないでしょう。
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