一つのプロジェクトがきっかけで、周辺も大きく変わることがあります。一昔前のワイキキの概念がこの数年で大きく変わっています。ワイキキの繁華街が西へ西へと拡張しています。
クヒオ通りとカライモク通りの交差点に大きな日影を作ってくれる大きなモンキーポッドの木があります。今日のような日差しが強い日に歩道を歩くと、涼しい日影での信号待ちもうれしくなります。雨の日には雨宿りができます。ホノルルの歴史を見守ってきたこの大きな木はそれは見事で、自然の神が宿ると信じさせる大きな存在感があります。
リッツカールトンの開発業者が、このクヒオ通りに新たなコンドミニアムの建設しています。37階建て、324ユニット、最高が15ミリオンドル(15億円)、最低が65万ドル(6千5百万円)、36階と37階の最上階のペントハウス8戸には、メゾネット式(2階+屋上)で専用プールと専用ジャグジーが付いています。贅を尽くしたワイキキ一のコンドホテルになりそうです。
リッツカールトンの開発業者は、リッツカールトン・ワイキキビーチ・コンドミニアムホテル建設中の隣接敷地にも248戸を有するリッツカールトンタワー2(37階)を建設することを決定しました。600戸のリッツカールトンのコンドミニアムホテルによって近辺が大きく変ることは確かです。
リッツカールトンの出現を大きなビジネスチャンスと考えている人がいます。ホテル向かいの一角の土地を買い占めて商売をしようとする人たちが出てきても可笑しくはありません。向かいの平屋に住む友人のロイが立ち退きの通知を受けています。ABCストアが興味を示していますが、歴史ある大きな木が障害になって契約を反故にしよううと訴訟問題になっています。
たとえ開発が進んでも、歴史を軽んじたり自然を無視するような開発は歓迎されません。ワイキキの歴史を長く見てきた神が宿る大木を切ってビルを建てるようなことは、決して許されることではありません。
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