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ニューヨークの金融街ウォールストリートでは、今日ナスダック市場に上場を果たしたニック・ウッドマンがオープニングベルを鳴らしました。株価はニックの会社の人気とともに、わずか一日で公開価格の24ドルから30%以上の値上がりを記録しています。設立当時の無名の会社に投資したファンド会社は莫大な利益の見返りがあったでしょう。

会社設立からわずか10年で世界に認められる企業して上場を果たしたのは、アクション小型動画カメラを製造する「GoPro(ゴープロ)」でした。2009年の発売から毎年倍々と美しい右肩上がりする売上高を記録しています。私たちの周りでもごく普通に見かけるようになりました。

カリフォルニア出身のニックは39歳で時の人になりました。訪れたオーストラリアとインドネシアの旅が彼の人生を変えました。サーフィンしている自分の姿を画像に残したいという強い気持ちから「GoPro(ゴープロ)」が生まれました。インドネシアで1.6ドルで売られていた貝のネックレスをスーツケースいっぱいに詰め込み、カリフォルニアで1個60ドルで売り切り起業資金を作ります。

世界のカメラ市場は過去何十年もニコン、キャノン、オリンパス、ソニーなど日本企業が支配してきただけに、動画と画像の世界を変えた「GoPro(ゴープロ)」のようなカメラをなぜ日本企業が考えられなかったのでしょう?世界を変えたウォークマンのソニーが作れない製品なのでしょうか?日本企業には、ニックのような柔軟な考えのできる環境が必要なようです。

サーフィンの好きな億万長者になったニックが先月、サーフィンの聖地オアフ島のノースショアのサンセットビーチの一等地に広大な土地を購入してハワイでも話題になりました。サーファーにも愛用されている「GoPro(ゴープロ)」を、ハワイでもますます見かけることになるでしょう。この冬にはサンセットビーチでニックを見かけるかもしれません。


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