月曜からホノルル港ビア10の岸壁にその美しい姿を見せていた日本の帆船「海王丸」が今日午前10時、予定通りホノルルを離れました。4月5日に東京港を出航した練習帆船「海王丸」が、サンフランシスコ経由でホノルルにやってきていたのでした。
「海王丸」は全長110メートル、4本のマストでメインマストは海面からおよそ50mあり、36枚の帆を張った美しい姿は「海の貴婦人」と呼ばれるにふさわしいものです。美しい姿だけでなく、毎年最速を記録した帆船に贈られる「ボストン・ティーポット・トロフィー」を過去に4回も受賞している早い帆船です。
2日前、制服姿の実習生の4人と偶然ダウンタウンで出会いました。今日午前の出港に、登檣礼(とうしょうれい)のセレモニーがあると実習生の方から聞いて、実習生のみなさんを見送りに行ってきました。見送りには、布哇日系人連合協会の会長さんのマツモトさん、元会長さんのトミナガさんらが日本の国旗を持って見送られました。
登檣礼とは、日本国内では「日本丸」と「海王丸」が訓練航海の為に出航する際に、実習生のみなさんが帆桁(マスト)などに配置し、見送りの来客に謝礼を示す儀式です。裸足でマストに登り、リーダーの合図に会わせて全員が
実習生と乗務員140人以上を乗せた「海王丸」は、36枚の帆を張り、赤道上を東から西に流れる貿易風を利用して6月9日に東京に帰国の予定です。ダウンタウンで出会ったあの4人と実習生のみなんさんが無事に厳しい訓練航海を終え、世界の海で活躍されることを祈っています。
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お久しぶりです!ホノルルを出港して約2週間、天候にも恵まれ穏やかな航海が続き、本日無事に東京港で下船致しました。
ホノルルにいたのが遠い昔の様に感じられます。これも船旅独特の感覚なのかもしれません。
お見送りありがとうございました。機関科実習生が甲板上に出られたのは残念ながら岸壁を離れて暫くしてからでしたが、後から航海科の実習生から伝言いただきました。とても嬉しく、帰りの航海の活力となりました。
本当にありがとうございました。