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月曜の朝、ホノルル港ピア11に錨を下ろす大型帆船を見つけました。マストが4本もある大型の帆船です。見たことのある帆船です。日本の航海練習船の海王丸です。毎年ハワイにやって来るもう馴染みのある立派な大型練習帆船です。

「海王丸」は全長110メートル、4本のマストでメインマストは海面からおよそ50mあり、36枚の帆を張った美しい姿は「海の貴婦人」と呼ばれるにふさわしいものです。美しい姿だけでなく、毎年最速を記録した帆船に贈られる「ボストン・ティーポット・トロフィー」を過去に4回も受賞している早い帆船です。

4月5日に東京港を出港した練習帆船「海王丸」は、1ヶ月をかけてサンフランシスコまで航海して、12日をかけてハワイにやって来たのでした。「海王丸」には東京海洋大学、神戸大学、海技大学の実習生97人が乗船しています。6月9日に日本に帰国する予定だそうです。

ダウンタウンで、制服姿の実習生のみなさんに出会いました。バス停を探していた4人と、一緒に歩きながら言葉を交わしました。毎年感じるのは、彼らは実に礼儀正しく爽やかです。カメラを向けると、凛々しい顔で敬礼してくれました

実習生と乗務員140人以上を乗せた「海王丸」は、23日(金曜)に出港の予定です。36枚の帆を張り、赤道上を東から西に流れる貿易風を利用して17日をかけて東京に帰国の予定です。

爽やかで、礼儀正しい練習生のみなさんは将来、商船や海上保安庁などの船の船長や機関長になる人たちです。無事に訓練航海を終え、世界の海ですぐに活躍されることでしょう。


*宮林さん、登しょう礼のセレモニーで見送りさせてもらいます。


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