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アメリカのニューヨーク州に本拠を置くピザレストランチェーンの「スバーロ(Sbarro)」が、今月ニューヨーク州の連邦破産裁判所へ2度目の破産法第11章(チャプターイレブン)の適用を申請しました。

ピーク期には日本を含む約40カ国にて1000店舗以上を展開する事業を拡大していました。アメリカのどこのショッピンモールのフードコートで見られるイタリア国旗をデザインしたロゴの店舗です。誰もが「スバーロ」のピザを、一度は食べたことがあるはずです。

2011年に1度目となる破産法第11章の適用を申請し再建を目指していましたが、景気低迷による個人消費の落ち込みを止められず今回の2度目の破産申請のようです。さらなる店舗の閉鎖などのリストラ策が要求されるでしょう。

中低所得層の所得の伸び悩みは「スバーロ」だけでなくマクドナルドなどのファーストフード店にも影響を及ぼしています。マクドナルドが今月発表した先月の月次販売動向は、全世界の既存売上高が前年同月比で減少しています。マクドナルドの発表を受けて、NYマーケットのファーストフード関連株が軒並み下落しました。

アラモアナセンターのフードコートの店舗が相次ぎ変っていく中、「スバーロ」は今も昔ながらの場所で頑張っています。3度目のチャプターイレブンがあれば、アラモアナの「スバーロ」の存在も危うくなります。今はほとんど利用しない「スバーロ」ですが、無くなると寂しいものです。今回の再建で、お値打ちで美味しいピザに生まれ変って欲しいものです。



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