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33年前の昨日12月8日、ジョン・レノンがハワイからやって来た男に射殺されました。ジョンの命を奪ったマーク・チャップマンは日系人の女性と結婚して、私が住んでいるコンドの向いに住んでいました。

先月、英国リバプールを訪れ、ビートルズに対する気持ちを新たにしました。ジョンが生まれた病院、ジョンが育った家、ジョンが通った学校、ジョンが初めてポールに出会った教会、ジョンが16歳の時よくギターの練習をしたポールの家、ジョンが音楽を始めた頃のゆかりの場所、ジョンが毎晩演奏したクラブ、時間をかけてゆっくりジョンの魂に触れてきました。

ニューヨークのジョンが銃に倒れたダコタアパートを訪れたのは、もう32年前になります。まだジョンの温もりがそこにあるようで、アパート前の守衛にジョンが倒れたのはまさに私が立つ所だと教えられ呆然としました。

ジョンの命を奪った男は、ジョンの「イマジン」を聞いて偽善者を生かしてはいけないと銃を取りました。その殺害の行為に到るまでには、私たちの知れない複雑な背景があるのにちがいありません。ジョンを殺した男が、私の住む向かいのコンドで生活していたとは想像もできません。癒しのハワイが、マーク・チャップマンの病んだ心を癒しきれなかったことが残念でなりません。

ジョンの命日に目を閉じると、紅葉の美しいリバプール郊外のジョンの育った街が蘇ってきます。ポマードに髪を撫で付けた多感な10代のジョンの姿が目に浮かびます。ジョンの白いピアノから私の耳に聞こえてくるのは、「Imagine」ではなくジョンの本当の姿が歌われている小心者のジョン「Jealous Guy」でした。ジョンは永遠に私の中で生き続けます。


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