今ハワイの映画館で上映されている2本の日本映画。宮崎駿の「崖の上のポニョ」とアカデミー賞外国語映画賞の「おくりびと」。
「おくりびと」は、カハラの映画館で、すでに3ヶ月のロングランです。6月の週末の朝一番の興行には、長い列ができていました。まだお客さんが入っているようです。口コミでよい作品だと人が人を呼んでいるようです。日系人が多いハワイだからからと思っていましたが、肌の色にかかわらず、いろいろな人が映画を観ているようです。
ハワイの劇場にこんなにもたくさんの人が訪れる作品だとは思っていませんでした。最近のハリウッド映画のヒット作のない低迷に加え、アカデミー賞の箔が付いたのがヒットしている要因の一つでしょうか。個人的に配役について、広末涼子は少し幼い感じがして違和感を感じました。
送る人も送られる人も、できるならば避けたいテーマです。しかし、永遠に存在するものが無い、無常の世界。大切な家族だったり友人、あるいはペットなど、最期の別れは必ず訪れます。旅立つ人と残された人の最期のセレモニー。「おくりびと」は、考えたくない誰にも訪れる死を、やさしく考えさせてくれた作品でした。
大切な人の死に向かいあうのは一度のみなので、その人を忘れないため、最後の瞬間まで大切な人の笑顔を思い出しながら、やさしい気持ちで見送りたいと思います。
宮崎駿の「崖の上のポニョ」のアメリカでの興行はどうなのでしょう?アメリカでは、日本のアニメが、テレビでも放映されています。主題歌は日本語のままだったりして、テレビのチャンネルを替えている時に、日本語が聞こえてきてびっくりしたりします。
「鉄腕アトム」と「鉄人28号」世代としては、10月23日に公開されるハリウッド版「アストロ・ボーイ」が気になります。
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