私たちが生きている限り、発生するゴミ。四方を海に囲まれたハワイ(オアフ島)のゴミはどのように処理されているのでしょう?
ゴミ処理は、ハワイでも大きな社会問題の1つになっています。島内で出たゴミをどうするのかということが、毎回州議会で熱く議論されています。
現在は、オアフ島ワイマナロ地区のゴミ埋立地でゴミを処分しています。ワイマナロと言えば、全米でも、きれいなビーチとして有名なカイルア、ラニカイに隣接する地区がワイマナロです。
私たちは、観光として美しいカイルア、ラニカイを訪れます。でも、その隣地区にオアフ島の私たちのゴミが埋め立てられていることは、あのカイウラ、ラニカイの美しい海からは想像できません。
増え続けるゴミに対してできることは、埋立地を拡大することですが、それも限界があります。今議会で話されているのが、オアフ島で発生したゴミを、船でアメリカ本土まで運んで処理をするという非常に時間とコストのかかる計画です。信じられないことですが、実際に、現在何社かと話し合いが行われているようです。
ゴミの問題は難しいものがあります。ゴミをどのように処理するかも問題ですが、やはり一番の解決方法は、一人一人のゴミに対する意識を高めることでしょう。ペットボトル、ビンはそれぞれ5セントで引き取ってくれる場所がありながら、持ち込む人は多くありません。ペットボトル、ビンに入ったドリンクを買うときに、別に5セントの支払いをしているのをすっかり忘れています。
去年のように海中のバクテリアが異常に繁殖してしばらく海に入る事が出来なくなったのは、私たちのゴミが関係しているのかもしれません。ハワイの海が私たちのゴミで汚染されることを想像したくありません。行政任せではなく、私たち一人一人が意識してゴミを減らす努力をして、ハワイがいつまでも美しくあるようにしたいものです。次の世代の人たちにも、ハワイの美しい海を楽しんでもらうためにも・・・
毎朝目にするゴミ収集車の2台の車のチームワークは、見てて面白いですね。
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