カウアイ島の四国八十八箇所のお遍路さんに、こんなかわいい天使がいました。


ハワイでのこの種のイベントは、いつもそうですが、余裕のある白人の参加者が多いような気がします。オアフ島のカイルアのファーマーズ・マーケットにいるような人たちです。順番の列も、われ先にと言うのではなく、人に先を譲る人たちです。


谷間の斜面に設けられた古いお堂のある小道は、一人が歩くのがやっとの狭さ。主催者の指示通り、人は黙々と小道の小さなお堂を巡礼していきます。私も言葉を忘れ、一つ一つお堂巡りをしていると、いつの間にか私の後ろに、少女が2人ついていました。目が合うと、にこりと笑顔を返してくれました。幼いにもかかわらず、しっかり一つ一つお堂を覗き込んでいます。


2人の天使は、驚いたことに裸足です。小道はところどころ岩場を上がったり、下がったりする場所もあります。小石が転がっているところもあります。小さな声で「足痛くない?」と聞くと、かわいらしく首を振ります。


日本では大人になって破傷風のワクチンを打った覚えがないのですが、アメリカでは10年毎に破傷風のワクチンを打ちます。破傷風菌は、土の中に潜んでいる菌で、傷口から感染すると強烈な毒素を作り出します。この毒素は細菌兵器にもつかえるすごい毒で、致死率は90%以上の怖いものです。


かわいい天使は、、三種混合ワクチンを摂取しているでしょうから大丈夫でしょう。2人の裸足で歩く姿を見て、私の体の中のワクチンは来年当たりに切れることを思い出しました。


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