小象のマスコットや栄養ドリンク「ユンケル」で知られる佐藤製薬がアメリカの厳しい市場でがんばっています。
携帯していつでも服用できるフィルムタイプの乗り物酔い薬「Zentrip(ゼントリップ)」の販売を行っています。全米8000店舗で展開しているアメリカの大手ドラッグストアチェーン「ウォルグリーンズ(Walgreens)」でも販売されて、順調に売り上げを伸ばしています。もちろん、日系人の多いハワイのロングズ・ドラッグスでも手に入れることができます。ハワイでは、日本語の表示「早く効く乗り物酔い薬」のシールが貼り付けてあります。
佐藤製薬はこの「Zentrip」の知名度を上げるため、ニューヨーク一番の目抜き通りのタイムズ・スクエアーのジャイアントTVに広告を掲載するなど販売強化を進めています。タイムズ・スクウェアの巨大なスクリーんで「酔い止め薬」の広告は常識ではしません。きっと佐藤製薬が初めての試みでしょう。佐藤製薬の力の入れようがわかります。
「Zentrip(ゼントリップ)」は、フィルム剤型の新薬剤で、口の中ですぐ溶けて、効き目が早いのが特徴です。シトラス味で、舌の上に乗せるとすぐに溶けます。薬局に並ぶ乗り物酔いには、このフィルム剤型はゼントリップを除いてありません。それにしても、ネーミングの「禅」トリップとは、どんな揺れにも動じない禅僧をイメージしてアメリカ人によって付けた名前なのでしょうか。
昨日の5時間のヨットによるセーリングにも酔うことはありませんでした。香港島と九龍半島の目と鼻の先のわずか数分のスター・フェリーでも船酔いする私にとっては奇跡に近いことでした。ヨットに乗る前に飲んだ「ゼントリップ」が効いたことは確かです。ハワイで船酔いを心配するならば、私はこの「禅」トリップをお勧めします。
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