常夏のハワイは、一年をとおして肌を露出する機会が多いせいか、ファンションとしての刺青をよく目にします。男性だけでなく、若い女性の肌に「ハロー・キティ」や「クマのプーさん」まで彫られているのには驚きです。ダウンタウン&チャイナタウンにも、この数年タトゥーパラー(刺青店)の出店が目立ちます。


ダウンタウンで信号待ちしていると、1年半前に出会った「ハロー・キティ」の刺青にまた出会いました。女性の容姿などは全く覚えていませんが、左の背中に彫られた「ハロー・キティ」はしっかり記憶に残っています。


少し前に「刺青」が話題になった事件がありました。パールシティで窃盗が頻繁に起きました。容疑者は顔をタオルで隠しながらも、裸の体には特徴ある刺青が防犯カメラにしっかり写っていました。その家は何度も盗難にあうので、防犯カメラを仕掛けたのでした。懲りない窃盗犯は新たに別の家に忍び込み、証拠隠滅のため放火をして全焼させます。97歳の老女が犠牲になりました。


刺青が決定的な証拠になり、35歳の男性が逮捕されました。間抜けな容疑者は、フェイスブックでも刺青を公開していました。窃盗、放火、殺人罪などを問われている容疑者はこれから生きてきた以上の年月を壁の向こうで過ごすことになるのでしょう。刺青が、しっかり身体的特徴の一つとして機能することを教えてくれた事件でした。


「ハロー・キティ」のお姉さんは壁の向こうに行くことはないでしょうが、彼女の刺青が私の記憶と彼女の体に一生残ることは確かです。


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