先週の初めてのセイルに続き、今日もワイキキ沖までヨットを出してもらって、ワイキキ沖でのピクニックランチを楽しみました。
今日は私だけなく妻と二人が、世界旅行中の ヨットマンの Die さん に招かれました。彼女はカリフォルニアでヨットの経験はありますが、ハワイでは始めてです。朝5時過ぎからランチのサンドイッチを作って、まるで我家は小学生の遠足前のようです。幾つになっても、このワクワク感はいいものです。
9時前にマリーナを出るとすぐに、カヤックの競争らしき集団に出くわしました。その集団を避け外洋に出て、ダイヤモンドヘッドを目指します。今日は先週のセイルに比べて波のうねりが大きく、サーファーにはうれしい日です。キャプテンが風を読み帆を張ります。風をはらんで張り出した帆が大きな力を産み、ヨットは帆走を始めます。
ヨットの側面が海面すれすれに滑走すると、ヨットの傾きは体感的には45度近くになります。生来ジェットコースター類に弱い妻が悲鳴を上げます。そんな頃ヨットはワイキキ沖のダイヤモンドヘッド近くまでやってきました。水深をチェックしながら、アンカーリング(錨下ろし)をします。海の色がダークブルーからターコイズブルーに変わった、水深およそ20フィート(6m)でヨットを休ませます。ヨットだけでなく、私たちもランチです。
タープ(日差しよけ)を張って、妻が作ってくれたサンドイッチを波と風の音というBGMを聞きながらいただきました。この上ない美味しいハムレタス・サンドです。彼女はランチを済ますと、体を長らえ昼寝を楽しんでいます。ワイキキの沖の波をゆりかごに、しばらく我を忘れて眠りに入ったようです。早朝のランチの準備の疲れがあったのでしょう。それにしても、ワイキキ沖で昼寝できるとは何と云う贅沢でしょう。海上を渡ってくるそよ風が爽快です。
彼女が目を覚ますと、海上に帽子らしきものが漂っていると言います。ヨットから身を出して目を凝らして見ると、なんとホヌ(海がめ)が気持ちよさそうに泳いでいます。一匹ではありません。並行するようにもう一匹が少し遅れて泳いでいます。すぐに海中に消えてしまいましたが、先週のイルカの訪問と同じように、ハワイの海の自然を楽しませてもらいました。
もちろん船酔いに弱い私は、今回も先日紹介した酔い止め薬「ゼントリップ(佐藤製薬)」を乗船1時間前に2服飲んで備えました。今日は先日以上に揺れたにもかかわらず、全く船酔いを感じることなく無地帰ってきました。自分は、船酔いに強いのではないかと思うほど、全く揺れを感じませんでした。でも、船を下りた今でも体が揺れている気がします。
一晩眠れば船の揺れは忘れるでしょうが、今日のヨット上で過ごした至極の一時は一生忘れないでしょう。Dai さん、ありがとうございました。
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