津波警報が昨晩ハワイに発令されました。一部で潮位が少し上がった以外は何もなくて皆胸を撫で下ろしました。津波警報がなければこの事故は起こらなかったかも知れません。
海岸から近いワイアルアから何台かの車が、津波を避けるためカウコナフア・ロードの高台の路肩に車を停めていました。このカウコナフア・ロードは、ワヒアワからワイアルアに通じるオアフ島でも一番の曲がりくねる道路で死亡交通事故が多発する場所としても有名になっています。
昨夜スピードの出たピックアップトラックが、津波警報で避難していた路肩のジープに衝突すると、ジープは炎上してその搭乗者が亡くなりました。この事故では何台もの車が巻き添えになり、20代から60代までの6人が怪我をしています。
この事故のニュースは今日のテレビニュースで紹介されています。10日前の18日にも、ここでビックアップトラックの正面衝突事故があって、ワイアルアの52歳の男性が亡くなっています。
3日前の交通事故はひどいものでした。パイナップルのドールプランテーションから遠くないノースへ向かうカメハメハ・ハイウェイで3台の車が関係する交通事故がありました。ワイキキからノースショアに向かうカメハメハ・ハイウェイのあのノースの海が見えてくる、道路脇にコーヒー畑の広がる見通しのよい1本道で事故が発生しました。日本からの観光客が事故に巻き込まれています。
25日(木曜)午後3時半 ワイアルアの自宅に向かう61歳の男性が運転する2004年フォルクスワーゲンがセンターラインを超えてワイキキに帰るスイス観光客の乗るレンタカーに正面衝突しました。ワーゲンは見るも無残な鉄の塊になり、前後2つに分解します。ドライバーはシートベルトを着用していなく路上に放り出されて即死でした。スイス観光客の21歳と22歳の男性は重症です。スイス観光客のレンタカーの後にいた東京からのカップルの男性32歳と女性27歳の乗るレンタカーも事故に巻き込まれ重症を負いました。
死亡事故車の破損は尋常でありません。相当なスピードを出していたことが想像できます。普段からお酒を飲むのが大好きな61歳のドライバーは飲酒運転の前歴がありますが、この事故前に飲酒していたかは明らかになっていません。
昨日土曜に事故現場を通りました。一直線の下り坂で嫌でもスピードが出やすくなる現場です。事故跡もまだ生々しく、思わずハンドルを握る手に力が入りました。スイスと日本からの観光客の4人は、ノースショアで楽しい時間を過ごした後ワイキキのホテルに向かう途中だったに違いありません。この事故で7時間以上にわたり交通止めが発生し、車の中で長い間身動きできなかった人たちもたくさんいたでしょう。
今年になって50人の交通事故の犠牲者、去年の同時期46人と比べて増えています。ハワイで車を運転する場合は、スピードを出しすぎず車間距離を十分とってくれぐれも事故にあわないように気をつけてドライブしたいものです。
トップ画像は、昨日の事故現場付近(被害者目線のワイキキ方面)
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