地元ハワイのビジネス新聞に、パシッフィク・ビジネス・ニュースがあります。そこが毎年ハワイの色々なランキングを紹介した雑誌を出しています。「Book of Lists '09」$24.95からおもしろいランキングを紹介したいと思います。
まず、誰もが一番興味あるハワイの観光スポットベスト10(観光客数による)
1. USS Arizona Monument
2. Hawaii Volcanoes National Park
3. Dole Plantation
4. Haleakala National Park
5. Hanauma Bay Nature Preserve
1位は真珠湾のアリゾナ記念館。ランキングとしては妥当なところですね。毎年1、2位にランクされこれからも変わらないでしょう。私は、ハワイに遊びに来る人に付き合い、10回以上訪れています。1941年12月7日の真珠湾攻撃は、私たちは絶対忘れてはいけません。今も海底に横たわる戦艦アリゾナから流れてくる虹色のガソリンに、戦争の悲惨さを実感します。いつも思うことは、ワイキキの日本人の数は多いのに、ここを訪れる日本の観光客は少ないように思えます。
2位については言うまでもないでしょう。ハワイ唯一の世界遺産、キラウエア火山の今も活動を続ける溶岩を、自分の目で見たいと誰もが思うところです。
3位はドール・パイナップル・プランテーション。いつもの混雑ぶりからすれば納得できます。初めて来た頃は、パイナップルジュースが無料で飲めたんですが、飲めなくなってもうずい分になります。隣接するパイナップル畑では、世界各地の様々な種類のパイナップルが実をつけている様子を観察できます。日本の小学生は、パイナップルはリンゴやみかんのように、木になっていると思っているそうです。小学校で先生をしている妹が教えてくれました。98年に登場した「ガーデン迷路」は、長さが2736m、面積が9307平方mで、世界最大のガーデン迷路としてギネスブックに紹介されています。
ダウンタウンの西方に位置する、パイナップル工場跡にオープンした商業施設も以前は観光スポットの一つだったのに、今は当時の面影は全くありません。ほぼ全店閉店で目も当てられません。ここでも、無料のパイナップルジュースが飲めました。今では、向かいの映画館とコスコを結ぶ通路になっています。以前、ここには大きなパイナップルの水タンクがありました。H1からも見えて、これを見るとハワイに来たと実感したものです。このパイナップルを見ている人は、今では少ないでしょう。
4位のハレアカラ国立公園は、マウイ島にあります。ハレアカラという名はハワイ語で「太陽の家」を意味して、ハレアカラ火山は標高3,000メートルを越えます。そして巨大な11Kmを越えるクレーターが有名です。
5位はハナウマ湾。ハナウマのハナはハワイ語で湾を、ウマはコップなどを握るときの手の形を意味します。上から見るとまさにこの形をしています。1961年公開のエルビス・プレスリー主演の映画「ブルーハワイ」の舞台にもなりました。2004年には、全米No.1のビーチにランキングされています。
以前は、もちろん無料で自由に行けたのですが、入口で入場料5ドルを支払い、環境保護のためのフィルムが上映され、それを見てからビーチに降りるようになってから、私は行っていません。今日の画像は、2002年、現在のシステムに移行する時のオープニングセレモニーの時のものです。当時、友人がホノルル市秘書課に勤めていたので、招待してもらいました。ハワイアンソングとフラの後、ハリス市長のスピーチがありました。軽い食べ物とドリンクの後、日が暮れた真っ暗なハナウマ湾を体験できました。夜のハナウマ湾は、とても幻想的でした。夜のハナウマ湾は、もう2度と体験できないでしょう。
6位以降は、次につづく
アメリカの旅行業界紙「トラベル・ウィークリー」によるリーダーズ・チョイス・アワード(読者が選ぶ賞)で、ハワイが訪問するに最適な州に選ばれています。
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