年末から新年にかけ、オバマ大統領がハワイに里帰りしていたこともあり、地元のマスコミは大統領を追いかけていました。昨年から、オバマ大統領のTシャツもよく見かけます。クレイジィー・シャツの斬新なデザインのTシャツを先日見ました。今では、大統領ゆかりの地を訪ねるツアーもあるとか・・・
1月20日の大統領就任式には、全米から200万人の人が集まりました。会場の温度は、摂氏−7度。凍えるような風の吹くなか、よくもそんな数の人が集まったものです。ワシントンDCの寒さは、私も経験しているだけにあの観衆の熱い気持ちには、感動を覚えました。
オバマ大統領が、ちょうど2歳になった夏、同じこのワシントンDCの地で、25万人を熱くした人物がいます。マーチン・ルーサー・キング牧師です。この時の有名な演説「I Have A Dream・・・」は誰もが感動する後世に残る演説となっています。
オバマ大統領は、議事堂のあるキャピタルに立って演説しました。その目線の先、リンカーン・メモリアルの前で演説したのがキング牧師。45年の時空を越えた感動するシーンです。奇しくも、大統領就任式前日の1月19日は、キング牧師の生誕を祝う祝日。偶然とはいえ、なにか運命を感じるのは私一人だけでしょうか。同じ黒人のキング牧師は、きっとこの日が来ることを信じていたでしょう。
オバマ大統領が、ホノルルのマキキで生まれ育ち、まだ30年前、地元プナホウ・スクールの高校生だったと思うと、すごく身近な存在に感じます。
年末のオアフ島の大停電の時も、側近が勧める自家発電を断って、キャンドルで一晩を過ごしたのも、彼の人柄が伝わってきます。
年男のオバマ大統領、闘牛のように景気を突き上げてほしい。
まだ始まったばかりのオバマ政権、静かに見守りたいと思います。
「オバマ大統領は、なぜあんなに演歌が上手なん?」
「それ、ジェロと勘違いしている・・・!」
日本のお年寄りの、ほんわかな会話
麻生首相は、英語で発音されるとヤバイ、アソーが「Ass Hole」に聞こえるのは私だけ?