日本でテレビ放映された後、お店の人によるとこのお店に日本人観光客がワイキキからタクシーでやってくると云います。


「貴店は汚い店構えにもかかわらず、素晴らしい料理を提供してくれる店として認定します。2010年11月14日」 壁には、きたな美味しい店としての認定証が額縁に入って飾られています。今年1月20日に放送された「とんねるず」のハワイ特番でこのお店が紹介されました。


お店のお母さんレラニさんによると、遠くワイキキからわざわざタクシーで乗り付ける人もいるそうです。またツアーバス(ミニバン)で、やって来る人もいるそうです。番組のおかげで、キッチンの息子さんから連日応援のヘルプ要請で、お母さんも大変だそうです。


アロハ・スタジアムの少し先、パールリッジSCの入り口アイエアにあります。調べてみると、第2次大戦終了直後から日系人の方が60年以上営業していたローカル・ダイナーでした。オリジナルのオーナが数年前にお店を売却して、今は経営者が変わっています。


交通量の多いカメハメハ・ハイウェイの角にあり、駐車場も狭く、なかなか入りづらい場所にあります。でも、ローカルに人気のお店のようで、私が訪れた土曜午前8時には絶えず人が出入りしていました。テレビ番組のせいでしょう、日本語が併記されたメニューがあります。よく日本人客も訪れるのでしょう。汚い店構えは少し言いすぎです。どちらかと言えば、ハワイのローカルダイナーにしては、小奇麗な感じのお店です。


評判の49er・パンキーキ(6ドル95セント)は、評判どおり美味しいものでした。一見するとカイルアのブーツ&キモのパンケーキのようです。確かにこの白いココナッツミルク・ソースはお店オリジナルの味がします。ヨーグルトが入っているのでしょうか、少しすっぱい味がします。レラニお母さんが気を利かせて、最後の1滴まで無駄なく食べられるようにスプーンを持ってきてくれました。もちろん、皿を舐めたようにキレイに完食です。


もう一つの49erブレックファースト(5ドル95セント)のフライド・ライスの美味しさは格別でした。また食べてみたいと思います。このフライドライスはお勧めです。


私のいた間には、日本観光客の姿は見えなく100%ローカルでした。アメリカではごく普通の店構えですが、ワイキキにはないお店なので、しばらくは、日本人がこのキレイ美味しいお店の売り上げに大きく貢献するでしょう。


写真を撮っていいかと、レラニお母さんに声を掛けると、忙しいにもかかわらず、饒舌に話をしてくれました。冷蔵庫の上にある番組の認定人形をテーブルまで持ってきてくれました。お母さんはよく知っています、私のブログを読んだ人がまたお店を訪れるようになるかもしれないことを。


お店の名前は、1849年に一攫千金を夢見てカリフォルニアに殺到した人になっています。「とんねるず」は「汚な美味しい店」と認定しましたが、私はファミリービジネスの「気持のいい、小奇麗な美味しいお店」として認定します。

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いいたします。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ 













line-52