ホノルルのチャイナタウンの雑貨屋の店頭に乱雑にドル紙幣の札束が段ボールに置かれていた。$100紙幣の札束の厚さは100枚はありそうだ。1万ドルの札束が$5.99で売られている。
なんちゃって$100紙幣やこども銀行の紙幣と違って、現在使用されている紙幣にそっくり裏表がコピーされた紙幣だ。少し色が違うものの、よく出来た中國製の偽札である。
なぜ偽札がチャイナタウンで販売されているのか? チャイナタウンの北、ククイ通りには何軒もの葬儀屋がある。そして、近くには葬儀に必要な物を販売する葬儀専門店もある。チャイナタウンでも葬儀用品が販売されているのだ。
中國式に人をあの世に送る時、あの世で困らないようにと遺族が棺桶に1万ドルの偽札束を忍ばせるのだ。「地獄の沙汰も金次第」は日本の格言だが、中國では冥途の閻魔さまは本物と偽物の区別が付かないのかもしれない。あの世へ行ってまでも、お金の心配なんかしたくないなぁ。
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