楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2023年03月

ショータイムの始まり(大谷翔平)

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野球ファンには待ちきれなかったシーズンがやって来た。今日から全米で公式戦が始まった。MLB全30球団の開幕投手の中で、過去に最優秀投手賞であるサイ・ヤング賞を受賞している投手が8人いた。大谷翔平は賞を受賞していないものの、名誉ある開幕投手の大役を無事務めた。

大谷翔平は2年連続2度目の開幕投手だ。開幕戦の相手アスレチックスの投手は、昨年3試合の先発で1勝1敗、通算12試合で3勝5敗の25歳の若い投手だ。格下のアスレチックスとの開幕試合は対戦前から勝負はついていたようなものだ。大谷翔平は、6回2被安打無失点、10奪三振で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

普通に行けば、大谷翔平が勝ち投手になれるところだが、エンゼルスの無策で例年のパターンで逆転負け。いくら大谷翔平がゼロで押さえても、後続投手が打たれては勝てるはずもない。またエンゼルス打線の何と気迫のない事。大谷投手に休む時間を与えず、早いカウントで打ってわずか3分で3アウトチェンジ。6回3被安打無失点でヤンキースは勝ち投手となったのとは大違い。

今シーズンから新たなルールであるピッチロック(投手は15秒以内に投げる)で、投げ急ぐ影響があるのだろう。大谷翔平は先頭打者をストレートの四球で塁に出したが、3回以降はしっかり修正していたので大丈夫のようだ。

エンゼルスの監督は、昨年首になった監督の後で急遽決まったコーチが昇格した監督だ。今シーズンもあまり期待できそうもない。ワールドシリーズまで勝ち上がると言う気迫が全く感じられない。大谷翔平一人だけではワールドシリーズで優勝のトロフィを獲得することはできない。

大谷翔平は投手としてマウンドに立った翌日は、ホームランを打つことが過去多かった。明後日のゲームが楽しみだ。明後日のアスレチックス戦は、今シーズからメジャーに加わった藤浪晋太郎が先発投手として登場する。二人は同級生で、高校時代に春の甲子園で対戦している。甲子園では藤浪が投げ勝っているが、明後日は大谷翔平が藤波からホームランを打てるか楽しみだ。

ドラマの様なWBCを見た後で、昨年のエンゼルスの再生ビデオを見たような今日だった。今年もエンジェルスのプレーオフ進出は難しいだろう。今シーズンもエンゼルスのストレスある試合展開になりそうだが、大谷翔平の162試合のショータイムを観戦して、大谷翔平の活躍を時々ブログで紹介していこうと思う。

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ホノルル鉄道工事の現状

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東カポレイからアロハ・スタジアムまでのホノルル高架鉄道の部分開通が、7月に予定されている。ハワイでは予定は当てにできないのが常識なので、部分開通はさらに遅れることだろう。

中途半端な部分開通になりそうだが、解決しなければならない問題が多いようだ。鉄道駅を建設しても、多くの人は駅までどうやって行くのだろう?駅周辺には車を止める駐車場も、人を下ろす停車する場所もなさそうだ。駅を作って終わりではない。運行最終時間が午後7時なのも問題だ。利用者の利便を考えなければ、誰も利用しないだろう。

アロハ・スタジアムはこれから解体されて、大がかりなスタジアムの建設と周辺開発工事が始まる。アロハ・スタジアムまで鉄道を開通させても、利用者はいるのだろうか?誰が考えても、まずはあと2駅先のホノルル空港まで完成させてから、部分開通させるべきだろう。ホノルル空港を利用する旅行者や労働者が、鉄道を利用するだろう。

ホノルル空港の2駅先には、市バスのカリヒ・トランジット・センターにつながる駅がある。大きな市バスターミナルで、ここからダウンタウンやワイキキなど多くの方面にバスを乗り継いで行くことができる。今日の新聞のトップ記事によると、アロハ・スタジアムからカリヒ・トランジットセンターまでの工事は97%完成していると言う。請負建設会社によると、年末までには完成予定だ。

これまで12年かかった鉄道工事、利便性の高い空港やバスターミナルのある駅までの完成を待って部分開通するのに何の不都合があるのだろう。7月開通も12月開通も変わらない。急ぐ理由がない。

トップ画像は97%完成したホノルル国際空港駅だ。駅と空港ビルの間はエスカレー移動ができるようになっているらしい。これからも鉄道建設工事の現状を紹介していくつもりだ。

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ウォルマートの閉店セール

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2014年7月にオープンしたダウンタウンのウォルマートが来月閉店することになった。ダウンタウンの活性化に役立ってきただけに、その閉店は多くの人たちがダウンタウンの治安の悪化を心配している。ダウンタウン周辺に住む人たちには生活の一部になっていたウォルマートの閉店は、多くの人にショックを与えている。

ウォルマートは、生鮮食品から日常品や薬品、衣料品、電化製品、家具、ガーデニング、オモチャ、スポーツ用品、DIY用品、カー用品や自転車、文房具、キッチン用品、アクセサリーなどほとんど何でも揃う便利な大型スーパーマーケットチェーンだ。お得なプライベートブランドもあって、アメリカの中低層所得階級の人々から支持されている。

我が家の壁に傷がついて修復用のペイントやブラシが必要だったので、ダウンタウンのウォルマートに出かけてみた。閉店を来月に控えて閉店セールが今日から始まっていた。通常でも割安で販売されているウォルマート店内は、ほぼすべての商品が25%引きとあって、レジには長い列ができ商品を買い求める人たちでにぎわっていた。

我が家からも歩いて行ける距離なので、思い立ったその時に必要な一品の商品だけを求めて簡単に歩いて行けた便利なウォルマートだ。いちいち買い物のために車を出す必要もない。散歩にも程よい距離で、とても重宝したダウンタウンのウォルマートだった。

閉店は1か月後の4月21日となっている。閉店セールが始まった今日、すでに商品がなくなっている棚もある。消耗品など必ず使うものなどを求めて、明日もウォルマートに行ってみよう。


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チャイナタウンの工事中ホテル

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ホノルルのチャイナタウンと言えば、ガイドブックなどには必ずこの建物の写真が出てくる。チャイナタウンの代表的な建物のウォー・ファット(Wo Fat)が$10ミリオン(13.5億円)をかけて改装され、ブティック・ホテルになることが5年前に発表された。

ウォー・ファットのレストランの起源は1882年にさかのぼる。1886年と1900年の火事で全焼したものの、場所を移動して1938年にアジア的なアールデコの今の特徴ある建物に生まれ変わった。2階のウォー・ファット・レストランは300人以上が広東料理を楽しめ、3階はプライベートパーティやダンスができる空間だった。

1994年にレストランが閉店してからは、違う経営者が立代りレストランをオープンさせせたがどれも長く続かなかった。その後、1階は中華系スーパーマーケットになり、2階以上はしばらくイベント等で使用されていた。長く使用されていなく窓ガラスは割れ、雨ざらしになり朽ち始めていた。

建物の外に足場が設けられて行われていた外装工事がやっと終わったようだ。窓枠が新しくなって新品のガラスが入っている。外壁の朽ちた部分も修復され、新しいペンキが塗られて見違えるようになった。これから内装工事が始まるようだ。

1階にはレストラン、バー、カフェが入り、2階以上には20室ほどのホテルになる予定だ。5年前の改装発表では、2020年に完成しているはずだった。工事の遅れはコロナも関係しているのだろうが、仕事が遅いのはハワイらしい。ハワイでは予定通りに物事が進まないのが普通だ。この建物の工事の進展はこれからも注目していこう。


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オアフ島外出禁止令から3年

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ちょうど3年前の今日、オアフ島では外出禁止令が発令された。アラモアナセンター、パールリッジセンターなどのショッピングモールが営業時間の短縮から一時休業になった。ワイキキにもあるホテルなども一時休業となった。

この3年で、世界が大きく変わった。見かけは変わっていないように見えるハワイも、例外なく大きくかわった。今日の新聞の見出しは、ハワイの観光業は最善されて3年前近くまで戻ったと伝えている。

データによると、オアフ島への訪問者数は、2022 年には486万人に戻り、パンデミック前の2019年の合計の約 79% に達している。 今年1月のオアフ島への訪問者数は435,833人で、2019年1月のパンデミック前のレベルの約 89% だった。

私たちの興味ある日本からのオアフ島への訪問者数は、依然として低調のままだ。春休みとあって、今月中旬からやっと1日の訪問者数がせいぜい2,000人を超えただけだ。休みが終わる来月になれば、また1,000人台に戻るのだろうか。HISでアラモアナホテル4泊6日が18.5万円、回復するにはまだまだ時間がかかりそうだ。

*3年前の2020年3月26日に撮ったワイキキの動画と今を比べてみた。下のYouTube を参考。




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ハワイ州外の車ナンバー(ニューヨーク州)

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コロナウイルスが出現する前からハワイを去る人がいたが、コロナ禍でハワイを出ていく人の数が増えている。ハワイのアメリカ一の異常な物価高と雇用機会の少なさが、ハワイで生活することを困難にしている。

ハワイでのギリギリの生活から、経済的に精神的に余裕のある人間らしい生活を送るため、ハワイから本土の移住を決断する人が少なくない。ハワイを出ていく人たちはこれからも増えていくだろう。

キングストリートでニューヨーク州のライセンスプレートを付けた車を見つけた。出ていく人もいれば、ハワイにやって来る人もいる。リモートで仕事ができるようになった今の時代、経済的な余裕があれば、世界のどこででも仕事はできる。

ニューヨーク州は、ハワイからは遠いアメリカ合衆国の東海岸に面する州だ。人口はカリフォルニア、テキサス、フロリダ州に次ぐ人口の多い州で、ハワイでも簡単にニューヨークのライセンスプレートを見つけられると思っていたが少し時間がかかった。

このニューヨーク州のライセンスプレートの絵柄は、2010年より2020年まで使用されたものだ。ゴールデンイエロー(オレンジかかった色)と紺色の2色で、中央にはニューヨーク州の土地の形が表されている。1986年から2000年は中央に自由の女神が描かれていた。外枠で隠れて見えないが、下部には州の愛称、Empire State が表記されている。

アメリカでは、州によってデザインが異なり、それぞれの州の特産品や有名なモノが図柄になることが多い。ハワイ州は、レインボーが背景になっている。これまで22州のライセンスプレートを紹介してきた。ハワイですべての州が見つかるのか?50州すべて見つかるまで、これからも紹介していこう。

*レインボーカウント: 午後5時に出現 2023年 15日


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ハワイにも春がやって来た

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公式には月曜日の20日が春の始まりとされるアメリカでは、各地で異常気象現象が起こっている。ロサンゼルスの中心地ではトルネードが発生し、ハワイでもビー玉大の氷の塊である雹(ひょう)が降っている。

ついちょっと前まで寒いと言っていたのに、ハワイにも春がやって来た。肌寒さから今は蒸し暑さに変わっている。東京は春を通り越して夏が訪れているみたいだ。都心で25℃ならば、ハワイと変わらない気温だ。

東京では今が桜の満開で、今年は各地で花見を楽しむ人がくりだしていそうだ。そんなニュースを聞いた後、車を運転していると土手に引きつけられるように目が行った。日本のソメイヨシノの桜を連想させるような花が目を引いた。

信号待ちで撮った写真からは、はっきり花の種類がわかりかねるが、きっとノウゼンカズラ科のピンク・タコマだろう。熱帯地方では街路樹としてよく使われている落葉樹だ。ハワイではこの時期によく見かける木の花だ。

雨の多かった年は、艶やかにたくさんの花が咲くと言われている。今まで雨が多かっただけに、これからの花の季節が楽しみだ。これから夏にかけてシャワー・ツリーやプルメリアが枝いっぱいに花をつけるだろう。


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ウォルマートが閉店

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2014年7月にオープンしたダウンタウンのウォルマートが来月閉店することになった。ダウンタウンに住む者には生活の一部になっていた存在のスーパーマーケットの閉店は、多くの人にショックを与えている。

電球が切れた、ミルクが切れたなど毎週のように利用していたウォルマートが閉店するとは考えてもいなかった。自宅から歩いて行ける距離で、生鮮食品から日常品、電化製品まで我が家がこのウォルマートで購入した商品は数知れない。散歩がてら店舗に足を向けることもあった。

ハワイ州内10店舗目となる米大手スーパーマーケットチェーンのウォルマートのダウンタウン店は、ビジネス街という特殊事情での営業だった。大きな無料駐車場をもつ郊外の通常の大型店舗のウォルマートと違って、ダウンタウンの店舗は狭いうえ買い物をしなければ駐車料金が発生する。

営業利益が出せなくなって閉店するそうだが、この数年は万引きの被害が酷くてとても営業を続けらる状況ではなくなったようだ。また2階のトイレはホームレスらに荒らされ、万引きも簡単には訴追できないそうだ。訴えても時間の無駄で、警察も扱わない無法地帯となる。

先にダウンタウンのロングスが閉店したのも著しい万引きが原因だと言われている。ウォルマートの閉店でダウンタウンはますます寂れていくだろう。治安の悪化も心配だ。この周辺は1960年代まではホノルル一の商店街で、ウォルマートがある場所は昔からデパートなどの大型店舗が営業を続けてきた活気ある所だった。

多くの物の価格が上がって行く中で、ウォルマートのプライベートブランド商品などの価格は庶民の味方であった。これからダウンタウンのウォルマートで買い物ができなると不便になりそうだ。閉店は1か月後の4月21日となっている。もうしばらく買い物はできそうだ。


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大谷翔平のショータイムは続く

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街頭では新聞の号外に数百人が殺到している光景は、アメリカでは絶対にあり得ない。日本のWBC熱は、一般アメリカ人には信じられないことだ。ハワイの新聞のスポーツ欄は連日ハワイ大学のスポーツ結果を報道していたが、WBCがやっと今日のトップニュースになった。

全国のテレビニュースでも、今日になってやっとWBC優勝戦の結果を数秒間ながした。アメリカチームの準決勝も昨日の日本との決勝戦も、一般地上波のテレビ中継はなく、視聴率が40%を超える日本では考えられないことだ。ケーブルテレビでスポーツ専門チャンネルのフォックス・スポーツ1(有料)が実況放送しただけだ。アメリカの視聴率はきっと2%もないだろう。

アメリカでは本当に野球の好きな人しかWBCの存在を知らないだろう。日本のように子供からお年寄りまでWBC観戦するのとは大違いだ。WBCの歴史もまだまだ20年程度で、野球自体の人気の陰りが影響しているのかもしれない。日本の盛り上がりを理解するアメリカ人は多くはないだろう。

やっとスポーツ欄で取り上げてくれたWBCの決勝戦の記事だが、そのいい加減さが随所に見られる。さすがに結果は正しく3:2で日本の優勝となっているが、日本とアメリカチームのメンバー名を見るとびっくり。日本チームには、大会で5本のホームランを打ったターナーがいる。アメリカチームには、村上に岡本がいる。

アメリカでは、やはりフットボールが一番でバスケットボールなどがそれに続く。野球もそれなりに人気があるが、観客動員数が低迷している。お祭りイベント的な感じから始まったWBCも、だんだんと盛り上がってきた。3年後の2026年は、民放で決勝戦を実況放送するほど人気が出るWBCになるだろうか?次回も大谷翔平のショータイムは観られるのだろうか?

今朝のニュースから、大谷翔平が昨年100本のホームランを打った時に着ていたユニフォームが10万ドル(1,300万円)の値がついたそうだ。

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夢の対決、大谷翔平とマイク・トラウト

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マイク・トラウトと大谷翔平はロサンゼルス・エンゼルスの打線の要である2番、3番バッターだ。どちらもMVP受賞者でアメリカ球界を代表する打者だ。その二人が打者と投手でワールド・ベースボール・クラシックの大会最後で決戦するとは誰が予測できただろう?

ハリウッド映画のシナリオ以外では考えられない大谷翔平とマイク・トラウトの対決が、今大会の決勝戦の最後に実現した。マイクの前にランナーが残っていたら、一発逆転の夢物語も可能だった。残念ながら、直前に1塁ランナーが併殺になってしまった。しかし、ここでマイクがホームランを打てば、同点になり勢いを増して逆転も可能だった。

確かに過去3度のMVPに選ばれ昨年も40本のホームランを打っているマイク・トラウトだが、この数年は故障がちで峠を越えた感がぬぐえない。ローボールヒッターの型にはまれば、ゴルフボールのように軽くスタンド超えする打球が飛ぶが最盛期の姿は今のマイクにない。

9回2アウト、マイクと翔平の二人の対決は勢いのあった翔平に分があった。今がピークの翔平とピークを越えたマイクのわずかな勢いの差がすべてだった。大谷翔平が投げた100マイルの直球をマイク・トラウトは2度も空振りした。真剣勝負のど真ん中の100マイル直球をフルスイング。

フルカウントからの最後のボールは、翔平の決め球であるストライクゾーンから外に逃げるスライダー。マイクは直球を予測したのか、力ないスイングで逃げていくボールを追って空振り三振、ゲームセット。大谷翔平の勝ちだ、日本チームの優勝だ。肩を落としてベンチに引き揚げていくマイクの淋しい姿が印象的だった。MLBの看板選手がマイクから翔平に変わっていく象徴的なシーンだ。

大谷翔平の存在は偉大で、本場アメリカのメジャーリーグを揺るがしている。MLBは、翔平の出現が大きなビジネスチャンスと捉えて今までのシステムを変えている。間もなく始まる今シーズンは、大谷翔平を見世物パンダとして全国に巡業する予定が組まれている。

年間162試合制は変わらないが、各球団が全球団(30)と対戦するスケジュールに変更されたことだ。今までになかったことだ。移動が楽な同じ地区内のディビジョン対戦が76試合から52試合に減っている。一方では、移動が大変な交流戦のインターリーグ戦が20試合から46試合に増えた。数字の取れる対戦を増やすことで観客数を増やすことだ。

ホームチームでなくても、エンゼルスの大谷翔平が投げて打つ姿を見たい人はたくさんいる。普段はガラガラのスタンドも、大谷翔平のエンゼルス戦には翔平見たさに球場を訪れる人もいる。今シーズンは全米の球場に、大谷翔平が披露されることになるのだ。

若いとは言え大谷翔平も来年はもう30歳、今がピークの頂点だろう。翔平にとって移動負担の少ない同地区での対戦が減ることは、今までとは違った体への負担になるはずだ。翔平のことだから、その対策は万全だろう。30日はアスレチック戦に先発予定だ。今の勢いで初戦を勝ってホームランを見せてほしい。今シーズンも大谷翔平を追っていこう。

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2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。
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