今日は興味深い話を聞いてきた。講演名は「詐欺師の考えていること(Inside of the Mind of a Con Artist)」。アメリカは面白い国だ。講師のブレット・ジョンソン(Brett Johnson)は、2006年にネット犯罪で全米で重要指名手配された犯罪者だ。現在は国家秘密情報機関に属してネット犯罪の防止活動をしている人物である。
今日の講演は、50歳以上の人なら誰でも会員になれるアメリカ退職者協会(AARP*American Association of Retired Persons)が主催したもので、午前にアラモアナホテルの大会場で開催された。AARPは全米に3,600万人の会員を有する世界最大規模のNPO(非営利団体)である
今日の講演前には朝食が無料で提供され、300人がネット詐欺師の講演に耳を傾けネット社会で自分を守ることの大切さを教わった。講演の後には、質疑応答の時間も設けられ会場はおおいに盛り上がった。今晩のローカルテレビニュースでは一部が紹介されていた。
AARPはこのような興味深い講演会を開催してくれる。レオナルド・ディカプリオが演じて映画にもなった「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」( Catch Me If You Can)のモデルになった、天才詐欺師フランク・アバグネイルの講演も開催された。また、映画「幸せのちから(The Pursuit of Happyness)」でウィル・スミスが演じた、ホームレスから億万長者になるまで上りつめたクリス・ガードナーの講演会もあった。次は誰の講演が聴けるのだろう。
*The Pursuit of Happyness 「幸せ」のスペルはクリスの息子の落書きからのスペルミスをそのまま使用。本来はHappiness
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