2022年06月

2022年06月30日17:00

猛暑の日本からハワイへ避暑に

カテゴリ: 住

まだ夏本番になる6月なのに、日本から連日の35℃を超える真夏日の猛暑ニュースが入っている。私の出身の名古屋の今の温度は40℃、華氏では104度とハワイでは考えられない暑さだ。

日本ではクーラーなしで過ごせないだろう。日本と比べると10℃以上も低いハワイは貿易風が心地よく過ごしやすい。夜はクーラーなしで窓を閉めて寝ても肌寒いくらいだ。ハワイの最高温度は29℃で最低でも24℃で快適な環境だ。

日本の寒い冬からハワイの暖かさを求めてくる人は少なくないけれど、ハワイの良い所は夏の避暑に快適な場所だ。ハワイはまとまった雨も少なく、安定した天気で夏に訪れるのもいいものだ。

ハワイは冬の寒さを避けてやって来ることも、暑さを避けてやって来ることもできる楽園だ。世界各地で発生する異常気象だが、幸いにハワイは日本のように異常気象を示す暑さもない。日本の暑さを逃れてハワイで過ごすのもいいでしょう。

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2022年06月29日17:00

ますます高くなる航空運賃

カテゴリ: 空港

日本航空（JAL）と全日空（ANA）が8月1日～9月30日までの発券分について燃油サーチャージを値上げすることを発表した。日本航空のハワイ路線の燃油サーチャージは現行の片道23,600円から30,500円へ引き上げられる。前回は12,700円から23,600円への2倍近い値上げからさらに高くなる。

2週間ハワイに滞在することを仮定して8月の日本航空の運賃を調べてみた。一番安い航空運賃の組み合わせは8月4日東京発の運賃は46,000円、18日ハワイ発の運賃は37,500円で往復で83,500円なり。8月前の発券では税金と燃料サーチャージが加算されて合計が144,480円となる。

これが今回発表された8月以降の発券になるとハワイ往復運賃合計が158,280円になる。支払う航空運賃の半分近くが税金と燃料サーチャージを占めることとなる。日本では2005年から採用された燃料サーチャージだが、2016年には原油価格の下落によって短い間だが加算されない時期もあった。

史上最速ペースで原油価格が上がっている。ガソリン価格も値上がりが止まらない。航空燃料も同じことだろう。不安定な世界情勢が収まれば、物価も収まっていくだろう。航空運賃はこの夏がピークで、それ以降は下がってくれるのを願って止まない。来年にまた日本を訪れたいと思っている。その頃までには世界も落ち着いているだろうか？

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2022年06月28日17:00

ホノルル空港近くで人を待つ場所

カテゴリ: 空港

ホノルル空港近くに長く親しまれてきたローカルB級レストランがあった。1965年より47年間にわたって空港近くで営業を続けてきた24時間レストラン「バイロンズ・ドライブ・イン」が閉店してもう10年になろうとしている。

バイロンズは、ロコモコやサイミンなどのローカルフードを提供する店舗として、長年にわたって多くのローカルに親しまれてきた。カパフルにある1961年創業の「レインボー・ドライブイン」や1966年創業の「ジッピーズ」と同様ローカル色のとても強いB級レストランだった。

土地の有効活用を目的に「バイロンズ」のレストランを取り壊し更地にしてビルを建てようとする土地所有者との賃貸契約が上手くいかなかったための閉店だった。バイロンズは移転して新たに営業する気持ちはなく、ハワイから老舗の灯が消えた。

バイロンズの跡はその後どうなったか？。土地所有者が再開発で新たに商業ビルを建てたのだろうか。老舗のバイロンズを潰して再開発で建てられたのが、フランチャイズのマクドナルドだ。世界のどこにでもあるマクドナルドだ。ハワイ食などあるはずもない。残念なことだ。

前書きが長くなったが、空港に人を迎えに行き少し時間があったのでバイロンズ跡にできたマクドナルドで時間を潰した。冷房の効いたマクドナルドでコーヒーを飲みながらスマホで到着時間がチェックできる。ここからなら、到着した人を5分以内でピックアップできる。到着時間を待っていると、無性にバイロンズのシュリンプバーガーが食べたくなった。

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2022年06月27日17:00

日本からやって来た本物のミニ

カテゴリ: 住

最近路上を走っているミニと呼ばれる車は、大きくなってミニの名前にふさわしくない車になっている。1959年から英国のブリティッシュ・モーター・コーポレーションで製造されてきたミニにも歴史があり、2001年からドイツのBMWに経営権が変わってミニが大きく変わった。

ミニと言えば、英国のローバーミニでありBMWミニはミニではないと言う人もいる。ハワイでBMWミニではなく、ローバーミニを見つけた。アメリカ車のように左ハンドルではなく、右ハンドルだ。嬉しいことにこのローバーミニは英国から日本に渡り、そしてハワイにやって来たものだ。

これは80年代のローバーミニだ。80年代の日本でのミニの人気は高く、当時は本国イギリスよりも日本での登録台数が多いほど人気があった。90年代に世界で限定1000台生産された1300㏄のミニクーパーは、600台が海を渡って日本にやって来たほどだ。日本では今でもミニクーパーの人気は高い。

オリーブ色の車体にクリーム色のトップのミニは、ライセンスプレートからするとつい最近ハワイにやって来たようだ。また、車体のフェンダーミラーの位置からかなり古いミニのようだ。近年になって製造から25年経過した車種はアメリカでも緩い基準で輸入できるようになった。日本の1990年代の軽トラックが25年の基準をクリアして、ハワイで走っているのを見かけるようになった。

ハワイのミニは千葉県から太平洋を渡ってやって来たようで、「ちばみに」房総のステッカーが貼られている。ミニクーパーは日本のマンガ「ルパン三世」にも登場する日本人に人気の車だ。ハワイでは左ハンドルのBMWミニをよく見かけるが、日本からやって来た右ハンドルのミニクーパーは珍しい。

2022年06月26日17:00

テレビドラマ「イエローストーン」

カテゴリ: 映画・演劇

東京都心の最高気温が連日35℃に到達し、6月としては観測史上初めてだそうだ。世界で異常気象が続いている。アメリカでは2週間ほど前にモンタナ州にあるイエローストーン国立公園で洪水が起こり、1万人以上の観光客に退避指示が出された。この洪水は千年に一度の出来事だと言われている。

イエローストーン国立公園があるモンタナ州を舞台にしたテレビドラマをこのブログでも2018年6月に紹介した。テレビドラマ「イエローストーン」はケビン・コスナーが主演を努め、自らプロデューサーした番組で、放映前からさまざまなメディアで紹介された話題の大作だった。パラマウント映画会社のケーブルテレビ放送（ハワイテレコムでは141チャンネル）としては、異例の視聴率を獲得した。年明け1月2日のシーズン4の最終話は1千万人の視聴者数を獲得した。

広大な青空で知られた「ビックスカイ・カントリー」と呼ばれる雄大な自然のモンタナ州を舞台にしたドラマは、大きな牧場を経営するジョン・ダットン（ケビン・コスナー）が、イエローストーン国立公園に隣接する牧場周辺の開発業者、インディアン居留地などとの土地を巡る争いに直面する。想像もできない展開の現代版の西部劇、カウボーイの人間ドラマにはまって観続けている。

秋からのシーズン5はすでに先月からモンタナで撮影が始まっている。ジョン・ダットンがモンタナ州知事になることを表明して終わったシーズン４だったが、秋からの放映が待ち遠しい。ヒット作品になって今は過去のシーズンのDVDが販売されている。ウォルマートではイエローストーンのキャップも販売されていた。日本ではWOWOWがオンデマンド配信をしているようだ。

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2022年06月25日17:00

ネコの好物「ちゅーる」の値段は4倍

カテゴリ: 食

昨日は私が愛飲する日本のペットボトル入りのアイスコーヒーが日本の3倍だったブログを紹介した。日本の猫のおやつはどうだろう？我が家の愛猫も大好きな「ちゅーる」はハワイでも購入が可能だ。日本のスーパー「ドンキホーテ」には英語表記の「ちゅーる」が販売されている。

ペットコーナーに置いてあるビデオ動画の何匹もの猫たちが嬉しそうにペロペロする姿を見ると、愛猫家は商品を買わずに店を出ることはできない。時々のご褒美のおやつとして我が家のキング・ティギも目を細めてペロペロしている。

「ちゅーる」は静岡県のいなば食品が、今までなかった液状のおやつとして発売しヒットした商品だ。鮮度管理された原料を使い、まぐろ、かつお、とりささみといった、猫たちが好きな原料をペースト状にしたものだ。日本国内だけでなく、今ではアメリカ、アジアの世界中の猫たちにペロペロされている。

先月の帰国の際に何パックもの「ちゅーる」を日本のドンキーホーテで仕入れてきた。さて、気になる値段はハワイのドンキでは1パック4.49ドル（約606円）に対して、日本では1パック148円で販売されている。ハワイでは何と4倍にもなっている。

愛猫の嬉しそうな表情を見ると、どうしても買わずいられない「ちゅーる」。今週のハワイのドンキは特売で1パック2.89ドルとなっている。インフレの影響を受けているのは、我々人間だけでなさそうだ。インフレで猫たちも頻繁にペロペロできなくなってきている。

＊レインボーカウント：　午前7時過ぎに出現　2022年　36日

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2022年06月24日17:00

3倍以上の日本のドリンク

カテゴリ: 食

モーニングの煎れたての熱いコーヒーもいいが、暑い日には冷えたコーヒーにミルクをたっぷり加えたドリンクを私は愛飲している。アメリカで販売されている冷たいコーヒーはどれも甘すぎて私の口に合わない。しかも、ただの甘いコーヒー牛乳なのに決して安くない。

冷えたコーヒーは日本が世界に先駆けて始めたビジネスで、今では世界でアイスコーヒーが多くの人に愛飲されている。日本のアイスコーヒーは繊細で顧客が何を欲しているのかをよく知っている。無糖、微糖、低糖、加糖と様々なニーズに合わせてくれる。痒いところに手が届く心遣いは日本の文化だ。

ハワイでも日系のスーパーに行けば、ペットボトルに入ったアイスコーヒーが手に入る。ハワイでは特売で1本1.99ドル（268円）の価格で販売されている。この価格はハワイでは魅力的な安さで、思わず手が伸びてしまう。

先月日本のあるスーパーを訪れたら、ペットボトルのアイスコーヒーが特売で79円で販売されいて驚いた。ちゃんとしたメーカーのコーヒーだ。ハワイで安いと思っていた価格の何と1/3以下の価格だ。ハワイでは日本の製品は輸入品なので割高であるが、円安で日本の製品が安くなってくれないかと願うのは私だけでないだろう。

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2022年06月23日17:00

ハワイの丸亀うどんも大幅に値上げ

カテゴリ: ダウンタウン

ダウンタウンに2013年11月、丸亀製麺のうどん屋が開店した。来年には10周年を迎えるまでダウンタウンのビジネス街で働く人々に支持されてきた。ウィークエンドのランチタイムには長い行列ができていた。

丸亀のオープン後は、モールに点在するハワイパシフィック大学のキャンパスの学生たちがよく利用していた。大学がアロハタワーに移転し、今度はコロナでダウンタウンがゴーストタウン化し丸亀製麺の営業はますます厳しくなった。

久しぶりに丸亀うどんに行ってみた。コロナ前は、手ごろな値段が魅力だった丸亀うどんも社会環境が変わり値段の見直しがあったようだ。コロナ後の昨年に長く3.6ドルだった「かけうどん」が3.95ドルに値上げされて、今は4.95ドルと大幅な値上げだ。

数年前に食べたものと同じものを食べて価格を比較すると、かけうどん、竹輪天、いなり寿司3点で6.91ドルだったものが今は9.33ドルとなる。35％の値上げになる。開店した頃と今の為替比較の日本円では、525円だったものが1,267円となって2.4倍以上になる。円安の今、丸亀うどんで控えめに食べてもこんな価格になる。

ダウンタウンはコロナで働く人の人口が減っている。リモートで働く人がまだたくさんいる。ダウンタウンに人が戻っていない。ランチ時の昼の賑わいはコロナ前のものとは大きく違う。ダウンタウンに定着しかけたタイミングでの丸亀うどんが受けたコロナの影響は計り知れない。ダウンタウンに丸亀うどんは生き残れるのだろうか。

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2022年06月22日17:00

ハワイで安楽死

カテゴリ: 住

ラモナ・チヤ（78歳）は息子や娘、姉たちと最後の別れの言葉を交わし、お気に入りのパイナップルミントのシャカティーを混ぜた特殊ドリンクを一気に飲み干した。数分すると眠気が訪れ意識が朦朧として呼吸が遅くなっていく。ベッドサイドの子供たちは母親が静かに天国に旅立つのを見守っている。15分後、立ち会うホスピスの看護士たちが最後の確認をした。母親に苦しみはなく、その顔は穏やだった。

ステージ4の肺ガンに苦しむラモナ・チヤは、住み慣れたワイキキの自宅で自分で最期の日を迎えることを決めた。ハワイでは回復の見込みのない患者の「死ぬ権利」が認められ、2019年から条件付きで安楽死が認められている。しかし、安楽死にはさまざまな制限があり、ガンなどで余命6ヶ月と診断された末期の患者にしか安楽死は認められない。

ハワイ州保健省によると、2021年推定70人の患者が安楽死の幇助要請プロセスを完了し、 37人の患者が適格となった。37人の患者のうち32人が終末期の薬を自ら摂取し、死亡している。患者のほとんどはガン患者だ。その数は年々増えている。

報告書によると、最初の口頭での要請から処方日まで、患者が適格性プロセスを完了するのに平均して45日かかり、完了するのに5か月以上かかった患者もいる。規則があまりにも面倒であり、多くの患者がプロセスを完了する前に苦しんで死ぬと安楽死の支持者たちは問題を提起している。簡単には死なせてもらえないようだ。

ハワイではラモナ・チヤのように、数は少ないが自らの意思で最期を迎える人が増えている。余命がなく毎日の生活の質（Quality of Life＝自分で食事＆排泄ができる）が改善されなければ、愛する家族や友人に見守られながら旅立つ日を決める安楽死も選択の一つにあってもいい気がする。生きる権利とおなじで死ぬ権利があってもいい。

＊レインボーカウント：　午後5時半過ぎに出現　2022年　35日

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2022年06月21日17:00

チャイナタウンのホームレスは減ったのか？

カテゴリ: チャイナタウン

チャイナタウン周辺でホームレスをしていれば、積極的に食べ物を求めて彷徨うこともなかった。パウアヒ通りの斜め向かいにはシャワーを浴びさせてくれるホームレス用の社会福祉施設もある。昼間は公園で過ごし、チャイナタウン周辺をネグラにしていれば飢え死にする心配はなかった。

35年間、チャイナタウンの宗教的非営利団体（River Of Life Mission）が、ホームレスに無料で食事を提供してきたサービスを4月に中止してから2カ月が経とうとしている。朝昼夕の食事時にはおよそ800人が連日マウナキアとパウアヒ通りの建物に集まってきた。建物の中に入るのに長い列が連日で来ていた。

この施設こそチャイナタウンにホームレスが集まる大きな原因だと、長い間、チャイナタウンの大きな問題となってきた。食事のサービスが終わって、チャイナタウンからホームレスは消えたのか？昨日の新聞によるとワイキキにホームレスが増加しているそうだ。チャイナタウンの一部のホームレスがワイキキに移動したようだ。

ワイキキの朝は悲惨で優雅に散歩どころではないようだ。ワイキキの歩道は糞尿の垂れ流しで、毎朝市職員が水洗浄しなければならないほどになっていると言う。ホームレスが関係する暴行事件なども増えている。

ホームレスを救済する抜本的な対策がなければ、ホームレスを一時的に分散させるだけで、基本的な問題解決にならない。新たな地域にホームレスが移動するだけだ。この異常な物価高でさらにホームレスが増えていくのだろうか。

チャイナタウンから一時的にホームレスの数が減ったかもしれないが、チャイナタウンを歩いてい見ると現状はあまり変わっていないように見える。相変わらずホームレスはチャイナタウンの歩道や公園に糞尿を垂れ流し奇声を発している。

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プロフィール

tigger

２００２年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。