2021年07月

2021年07月11日17:00

シェラトン・ワイキキ50年

カテゴリ: ワイキキ

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は114人、オアフ島で71人、マウイ島7人、ハワイ島で20人、カウアイ島2人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は38,379人となった。新たな死亡者は2人、死亡者合計は521人。
オアフ島：28,253、マウイ島：4,736、ハワイ島：3,341、カウアイ島：409、ラナイ島：115、モロカイ島：80

ロサンゼルス・エンゼルス（MLBアメリカプロ野球）は今年、球団創立60年の記念すべき年で、大谷翔平がチームの人気に大きく貢献している。ケガで戦列を離れているマイク・トラウト、ジャスティン・アプトン、アンソニー・レンドンの主力が戻れば、これからが楽しみなチームだ。明日が前半の最後の試合で、月曜日は大谷翔平が日本人で初めて、ホームラン・ダービーに参加する。捕手は通訳のイッペー君で大谷翔平をサポートする。

エンゼルスの球団創立に10年遅れること、1971年にワイキキで強大なホテルが建設され営業を始め話題になった。40階のビルが珍しくない今でも、海岸線に建つ31階建てのシェラトン・ワイキキは際立っている。1900室、ホテル内の廊下の距離はのべ5マイル（8km）は、当時世界一の大きさのリゾートホテルと言われていた。

建設当時の写真を見ると、この50年ワイキキが大きく変化している。ビル群が高くなっているのは当然だか、心配なのがビーチが後退していることだ。世界の気象変化に伴い、海岸線がビーチ沿いに建つホテルに迫っている。ワイキキ沖の海上からワイキキホテル群を見ると、ホテルが海面に接している。

フロリダ州の海岸線に建つ集合住宅の崩落には誰もが驚いた。見かけはリノベーションで新しくなったワイキキのホテルも、塩害による鉄筋の劣化などは大丈夫だろうか。ハワイはフロリダとは違う地盤だから大丈夫と言われるが、ワイキキは60、70年代の古い建物が多い。50年を無事迎えたシェラトン・ワイキキだが、50年後のワイキキは想像もできない。

＊レインボーカウント：　今日は午後5時過ぎに出現　2021年　62日

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キャッチャー「イッペイ・水原」

2021年07月10日17:00

オリンピックUSAチームが続々ハワイ入り

カテゴリ: スポーツ・野球・アメフトなど

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は69人、オアフ島で37人、マウイ島4人、ハワイ島で9人、カウアイ島7人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は38,265人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は519人。
オアフ島：28,182、マウイ島：4,729、ハワイ島：3,321、カウアイ島：407、ラナイ島：115、モロカイ島：80

つい最近まで東京オリンピックは観客を入れて会場では酒まで提供しようという方針だった日本政府が、首都圏4都県の競技で無観客とすることを決めた。政府のワクチン接種を始めとしたコロナ対策の甘さが指摘されている。

ワクチン接種が進み、今やコロナからほぼ完全に解放されたアメリカでは野球などスポーツの大規模イベントには5万人もの人が集まり、そこにはマスクも社会的距離もない。そんなアメリカから見ると、日本では無観客でオリンピックを開催しなければならない状態が不思議に思えてくる。

ワクチン接種者だけに限る観客を入れようにも、ワクチン接種者の割合が遅れている日本の現状では厳しい状況だろう。相場より高い値段で取引したイスラエルのように、日本もどこよりも早くワクチンを得ていたら状況は変わっていただろう。欧米のようにワクチン接種者だけの観客も可能になっていたはずだ。

オリンピックが始まれば、選手や関係者の間である程度のクラスターが発生することは予測できる。ワクチン接種が済んだ人たちであれば、クラスターも昨年ほど恐れることはない。無観客にしなければならなかった日本の対応の遅さが悔やまれる。

ハワイでは東京オリンピック開催前に、途中のハワイで最終調整する選手たちの姿が紹介されている。夏休みのハワイ大学、プナホウ高校、イオラニ高校などのプールで調整しているUSA水泳チームは、12日（月）日本に向け出発する。今アラワイ運河に行けば、USAボートチームの練習風景が見られるかもしれない。オリンピックまであと13日。

＊大谷翔平、ライト4階席まで届く特大33号ホームラン！

2021年07月09日17:00

破壊行為で歴史が消滅

カテゴリ: ハワイの歴史

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は75人、オアフ島で42人、マウイ島7人、ハワイ島で8人、カウアイ島6人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は38,196人となった。新たな死亡者は1人、死亡者合計は519人。
オアフ島：28,145、マウイ島：4,725、ハワイ島：3,312、カウアイ島：400、ラナイ島：115、モロカイ島：80

今日からハワイ入りする人が増えることが予想されていた。結果は予想通り1日3.9万人を超える人たちがハワイにやって来た。ワクチン接種を終えた人は、7月8日からコロナ陰性証明が不要になったのだ。お金をかけて検査しなければならなかった面倒な事前検査が解除された。アメリカは夏休みでこれからも観光客数は増え続けるだろう。

ハワイに西洋人がやって来る前、ハワイでは文字の代わりに、音楽や踊り（フラ）で神話や伝説などなどを伝えていた。独自の文字を持たない民族のハワイに、文字を伝えたのは19世紀にハワイにやって来た伝道師たちだ。300年以上前の歴史的なペトログリフ（象形文字）に悪戯されているのが、先月29日にマウイ島で発見された。

マウイ島カウフイ空港からラハイナに行く途中にオロワルの崖に描かれたペトログリフがある。無残にもペイント銃で撃たれたと思われる無数の白と黄色のペイントが染みついている。人物や動物、カヌーや帆船のペトログラフが自然の岩肌に100近く描かれていたが、ペイントで台無しになった。遠くから見ると無数の鳥のフンが染みついているように見える。

歴史的、文化的な価値のわからない者が悪ふざけでやったことだろうが、決して許されることではない。ハワイには各地にこのようなペトログリフがいつくも残されいる。残念なことに、こういった場所にはアルファベットの落書きや偽ペトログリフが残されているのがある。

カメハメハ3世の夏の離宮と言われるヌアヌの森にある廃墟にも落書きはあった。誰でも簡単に近づけるハワイの貴重な遺跡には、何らかの保存対策が必要だ。かつてないほどの数の観光客がハワイを訪れる今、その対策を真剣に考えないと歴史は消えていくだろう。

2021年07月08日17:00

上がり続けるハワイの物価

カテゴリ: 住

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は39人、オアフ島で24人、マウイ島1人、ハワイ島で9人、カウアイ島1人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は38,121人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は518人。
オアフ島：28,103、マウイ島：4,718、ハワイ島：3,304、カウアイ島：394、ラナイ島：115、モロカイ島：80

この7月1日からハナウマ湾自然保護区の入場料が大幅に値上げされたことを紹介した。同じ7月1日に値上げされたものがある。ハワイで生活する人はもちろん観光客にも影響する値上げだ。

太平洋の孤島であるハワイはほとんどものが本土から運ばれてくる。航空貨物もあるが、運賃の安い船便が利用されることが多い。幾つものコンテナを積んだ強大コンテナ船が、忙しなくホノルル港を出入りしている。食料品を始め生活必需品のほとんどがコンテナでハワイにやって来る。

今月1日からハワイ州の港の使用料が3％値上げされた。ホノルル港に入港したり、ホノルル港で停留するのには港使用料が必要になる。わずか3％でも私たちの生活用品に影響することは確かだろう。

ガソリンの価格がこの数年で高値になっている。7年前の高値を抜きそうだ。ホノルルに入港する巨大コンテナ船の燃料も上がっている。今の状況では物価が下がる要因が見つからない。アメリカで一番高いと言われるハワイの物価は、高止まりするどころかこれからも上がり続けるだろう。

＊大谷翔平、投手として勝った翌日はいつも通り元気にホームラン（32号）

2021年07月07日17:00

混雑するダイヤモンドヘッド

カテゴリ: 住

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は39人、オアフ島で28人、マウイ島3人、ハワイ島で2人、カウアイ島1人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は38,082人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は518人。
オアフ島：28,079、マウイ島：4,717、ハワイ島：3,295、カウアイ島：394、ラナイ島：115、モロカイ島：80

アメリカ人の大移動のあったこの独立記念日の連休は4日間で138,717人がハワイにやって来た。1日当たり3.5万人にもなる。本土からの観光客は事前にコロナ検査で陰性証明をしなければならない面倒にもかかわらずこの数である。ワクチン接種者は、7月8日からこの陰性証明が不要になる。3.5万人の数が4万人を超える日が近い。

ハワイはかつてないほどの数の観光客に、その対応限度を超えようとしている。長い列を作って待たなければならないのはレストランだけではない。ディズニーランドのアトラクションに長い列ができるように、風光明媚な州立公園に人が押しかけている。

オアフ島の人気観光スポットの一つ、ダイヤモンドヘッド州立公園の入園者が急増している。コロナ禍前の2018年、2019年の5月の来園者数はそれぞれ5万人台だったのが、今年5月の来園者数は70,029人と急増している。終日アリの行列のように山頂まで人が続いている。来園者の急増に対して、12月より入園には予約が必要となり、昨年＄1から＄5に値上げされたばかりなのに、現在$5の入園料を2倍にすることが検討されている。

この7月1日からハナウマ湾自然保護区のハワイ州外からの入場料が大幅に値上げされた。こちらも昨年ひとり＄7.5から＄12に値上げさればかりなのに、1年もしないうちに$12から2倍以上の$25となった。世界が大きく変わっているように、ハワイも今までのハワイではなくなっている。ダイヤモンドヘッドに登るのに予約が必要で、入園料がひとり＄20になるのはそんなに遠い将来ではないだろう。

＊大谷翔平、今朝髪を切って新たな気持ちで4勝目

2021年07月06日17:00

チィクフィレイ（Chick-fil-A）がハワイでオープン

カテゴリ: 食

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は48人、オアフ島で34人、マウイ島1人、ハワイ島で6人、カウアイ島1人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は38,043人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は518人。
オアフ島：28,051、マウイ島：4,714、ハワイ島：3,293、カウアイ島：393、ラナイ島：115、モロカイ島：80

１点差の9回裏２アウト、ランナー１塁２塁、打順が大谷翔平に回って来た。ホームランを打てばもちろん逆転サヨナラで５連勝。スタジアムに集まった38,201人の誰もが大谷の一発を期待したが、今日の大谷翔平は自らの27回の誕生を祝うことができなかった。そんな日もあるさ、明日は先発投手だ。エンジェルス・スタジアムの三塁側フェンスの大きな看板広告（Chick-fil-A）を見て思い出した。

ふた昔には、チキン専門のファーストフードチェーンと言えば、ケンタッキーフライドチキンしか思い浮かばなかったが、今はハワイには「ポパイ」を始めとしていくつものチキン専門店がある。アメリカ全土には2,000店舗以上あるのに、ハワイにないチキン専門のファーストフード店「チィクフィレイ（Chick-fil-A）」がやっとハワイにやって来ることになった。

揚げたチキンの胸肉をハンバーガーのように挟んだものは、今ではマクドナルドでもバーガーキングでも販売されている。しかし、ファーストフードチェーの顧客の満足度で何年も１位と獲得している「チィクフィレイ（Chick-fil-A）」の胸肉サンドを楽しみにしている人は少なくない。ハワイ店のオープンを期待している人は多い。

ファーストフードチェーンながら、食事の安全と質にこだわりサラダやフルーツカップなどの健康志向のメニューが特徴だ。また、顧客満足度を高めるため従業員を、さまざまなな支援で手厚く保護している。給料は他店と変わらないにもかかわらず、髙いプロ意識を持つ従業員が育ち、顧客満足に反映される。

ファーストフード店には珍しく、すべての店舗は日曜は休業だ。日曜日の休養の重要性は、創業者自らの経験に基ずく従業員目線から学んだことだ。年中無休で営業する既成のファーストフードチェーンと違う。

また、新規オープンの特別なイベントで人々の注目を集める。First 100 Campout と呼ばれるイベントは、新規開店前に並んで待った100人は、１年間チィクフィレイの商品が無料で食べられる権利が得られるのだ。多くの人が数日前からテントを張りキャンプをして開店を待つ。

ベレタニア通りのバーガーキングがすでに閉店しいて、間もなく工事が始まる。向かいにマクドナルドがあるあのバーガーキング跡に、チックフィレイ（Chick-fil-A）1号店がオープンする。早ければ年末、遅くても来年早々にはチィクフィレイ１号店がオープンする。その後は、カポレイやカネオヘ、マウイ島カフルイにもオープンの予定だ。

＊レインボーカウント：　今日は午後5時過ぎに出現　2021年　61日

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2021年07月05日17:00

独立記念日に野球観戦（大谷翔平）

カテゴリ: スポーツ・野球・アメフトなど

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は62人、オアフ島で35人、マウイ島5人、ハワイ島で8人、カウアイ島4人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は37,995人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は518人。
オアフ島：28,017、マウイ島：4,713、ハワイ島：3,287、カウアイ島：392、ラナイ島：115、モロカイ島：80

百貨店メイシーズ主催のニューヨーク・イーストリバーの花火は30分間に７万発もの花火が上がり、毎年NBCで全国にライブ放送される。中止になった去年の花火大会のうっ憤を晴らすような鳥肌の立つ見事な花火だった。

ハワイで一番大きなイベントで毎年何万人もの人が集まるアラモアナ・ビーチの花火は、昨年に続き今年も中止で寂しいハワイの独立記念日になった。ダウンタウンの西カリヒ地区では、日が暮れると違法の打ち上げ花火が単発的に上がっている。

今日の独立記念日はますます面白くなってきたMLB（アメリカプロ野球）を十分楽しませてもらった。カリフォルニア・エンジェルスの今日のゲームは、ハワイでは午前10時から始まった。もちろん最近よく紹介している大谷翔平の活躍を期待してのテレビ感染、ウップス、観戦だ。

対戦相手は30試合負け越しのアメリカンリーグ最下位のボルティモア・オリオールズだから、勝って当然で一試合も負けられない。今日も9回裏逆転でサヨナラゲームで4連勝。チームはニューヨークヤンキース戦で大谷翔平の負け数を消した7点差をひっくり返した奇跡的な逆転勝ちをしてから生まれかわったようだ。

翌日の一試合2ホームランと見事な盗塁と走塁でチームを勝ちに導いた大谷翔平。「チームメイトに先日の貸しを返したかった」とヒーローインタビューで応えていた大谷翔平に魅せられた。

今日のゲーム1回裏、第一打席フルカウントから落ちるボールを空振りして三振。3回裏、第二打席カウント2：2から先の打席で空振りしたのと同じボールが落ちてくるのを待ち受けたように確信をもってフルスイング。打った瞬間にホームランだとわかるセンターオーバーの31号ホームラン。

第一打席と二打席の録画場面を何度も繰り返して見ると、明らかに大谷翔平はあの落ちるボールを待っていた。そのスイングには何の迷いもなく振りぬけていた。狙った獲物を仕留める勝負師の目をしていた。今シーズは最低でも50本以上のホームランを確証する今日の大谷翔平のホームランだった。

大谷翔平がバッターや投手として登場する際には、ほとんどの場合バックネット下の広告欄が日本の企業名になる。西川ふとん、ヤクルト、トヨタ、ニコン、NEC、ヤマダ電機、フナイ電機、ヤマダイ食品などが大谷翔平の登場と共に入れ替わる。今シーズからは100円均一のダイソーもピンク色の広告を出している。

面白いことに、ホームランを打った今日の第二打席目の広告はアメリカの広告だった。何度も繰り返しホームラン場面が再生されるのに今日の大谷翔平の背後には日本の広告がなかった。とても珍しい事だ。日本の広告企業は悔しい思いをしているだろう。明日からは、ボストン・レッドソックスとの3連戦だ。火曜日は大谷翔平が投手として登場する。今週も大谷翔平を追って野球観の忙しい週になりそうだ。

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2021年07月04日17:00

コロナから解放されたハワイ（全米）の週末

カテゴリ: 住

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は47人、オアフ島で21人、マウイ島7人、ハワイ島で5人、カウアイ島11人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は37,933人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は518人。
オアフ島：27,982、マウイ島：4,708、ハワイ島：3,279、カウアイ島：388、ラナイ島：115、モロカイ島：80

明日7月4日は、アメリカ独立記念日でこの週末はアメリカ人の大移動が始まっている。4700万ものアメリカ人が国内を移動する。空港も高速道路も大混雑でコロナが存在しない世界のようだ。ホノルル空港にも連日3万人を超す旅行者が訪れている。

今年はニューヨークなどの大都市では、コロナからの解放を祝うように独立記念の花火大会が復活して、明日の夜は大勢の人たちが花火大会に参加するだろう。アメリカ国内の50州で一番感染防止規制の厳しいハワイでは、恒例のアラモアナの独立記念花火が打ち上げれない。残念だが、去年に続き花火大会が中止になっている。

連日3万人もの観光客が訪れるハワイ、マウイ島では対応しきれない数の人が訪れさまざまな問題が発生している。観光地化されていない限られた地域に大勢の人が訪れたら問題が発生するのも当然だ。マウイ島ハナに至る道は片道一車線の細い曲がりくねった道が続く。観光客は路線にある滝を見るために、気軽に路肩に車を止める。そんな車が長い渋滞を招く。

全米のワクチン接種率が高止まりしている。少なくとも1回のワクチン接種率は、66.8％と目標の70％にわずかに届かなかった。去年のように独立記念日の週末が明けて、感染が拡がり逆戻りになることはもうないだろう。

＊レインボーカウント：　今日は午後3時半に出現　2021年　60日

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2021年07月03日17:00

オアフ島沖にボーイング737墜落

カテゴリ: アロハタワー・ホノルル港

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は79人、オアフ島で52人、ハワイ島で7人、マウイ島5人、カウアイ島9人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は37,886人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は518人。
オアフ島：27,961、ハワイ島：3,274、マウイ島：4,701、カウアイ島：377、ラナイ島：115、モロカイ島：80

今朝2時前、ホノルル空港を離陸したばかりのボーイング737貨物機トランスエア810便がすぐに緊急着陸要請の無線を空港管制塔に送った。両翼にそれぞれ１機のエンジンをもつ双発機ボーイング737の片方のエンジンが停止してしまったのだ。飛行機は１機のエンジンが止まっても飛べるようになっている。

トランスエア810便はオアフ島からマウイ島に物資を運ぶはずだった。トランスエアは貨物専用機5機を所有するハワイ州内の航空会社だ。乗員はパイロットの2名である。トランスエアがＵターンしてホノルル空港に引き返していると、残ったもう一機のエンジンにも不具合が発生した。管制官が高度を上げるように要請しても、残されたエンジンにはもう推力がない。パイロットと管制官との生々しい交信が公開されている。

パイロットはオアフ島2マイル（3.2ｋｍ）沖に着水着陸を試みたが、失敗して機体はバラバラになりすぐに海水に沈んだ。しばらく機体の一部が浮かんでいて、その間に2人はコックピットから脱出して救助を待った。すぐに沿岸警備隊のヘリコプターが1人を、救助船が1人を救助した。パイロットの1人が頭部外傷の重態、もう1人も重傷を負っている。

太平洋や大西洋を横断飛行する双発旅客機は、飛行中のエンジン停止率が10万時間で3回以下を満たす必要がある。ほとんどのパイロットが、エンジンが停止する経験をしないまま定年退職をするのが普通だ。東京/ホノルル便では、飛行中のエンジン停止の確率は0.024％となる。

陸地を走る車のエンジンが止まるのとはわけが違う。1975年製のボーイング737は頑丈で故障が少ないのが特徴だが、２機のエンジンが停止するのはめったにない事だそうだ。事故原因が究明がされ、事故の再発がないことを願う。

2021年07月02日17:00

アロハシャツ「イオラニ」が消える

カテゴリ: 衣

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は49人、オアフ島で35人、ハワイ島で2人、マウイ島0人、カウアイ島7人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は37,702人となった。新たな死亡者は1人、死亡者合計は518人。
オアフ島：27,909、ハワイ島：3,267、マウイ島：4,696、カウアイ島：368、ラナイ島：115、モロカイ島：80

創業1953年、ハワイがアメリカ50番目の州になる前からアロハシャツを製造続けてきた老舗「イオラニ」がアロハシャツの製造を中止する。また一つ、メイドイン・ハワイのアロハシャツが消えていく。

ダウンタウンのベレタニア通りのイオラニ宮殿近くで日系人のカワカミ夫妻が始めた洋装店「イオラニ」は、家族経営の地元の服地を使って自分たちで縫製し仕立てたハワイで作られたアロハシャツだった。

ほとんどのアロハシャツが安い工賃の中国や東南アジアで作られている時代に、「イオラニ」はハワイ製にこだわり自社工場でハワイのアロハシャツを造り続けてきた。近年はユニクロとコラボレーションをするなどして、生き残りを模索してきた。

コロナがアパレル事業からの撤退を決定づけた。経営転換で、「イオラニ」の名前は残るものの、メイドイン・ハワイのアロハシャツが消えていくのは寂しいことだ。2代目社長とその息子たちは、ハワイアン・ミュージックグループ「マノアDNA」の活動で元気な姿を見せてくれることだろう。

プロフィール

tigger

２００２年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。