楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2020年10月

電気自動車への乗り換え

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今日のハワイの新たな感染者は39人、オアフ島で31人、ハワイ島で7人の感染が確認されている。週末に検査数が半分に減ったために感染者数も減った。これまでの感染者数の合計は14,068人となった。新たな死亡者はなく、死亡者合計は187人のまま。今日の新規感染者は1,985件の検査によるもので、陽性率は2%。
オアフ島:12,494、ハワイ島:1,059、マウイ島:401、カウアイ島:60、モロカイ島:10

カリフォルニア州知事が先月、2035年州内で販売されるすべての乗用車と小型トラックについて、排気ガスを出さない「ゼロエミッション車」とすると発表した。現在のガソリン車を所有したり、中古車としてガソリン車を購入することはできるが、2035年以降新車のガソリン車を購入できなくなる。

カリフォルニア州はアメリカ国内でも長いこと排ガス規制に厳しい州として知られてきたが、ヨーロッパの英国も2035年までに、フランスは2040年までにガソリン車の販売を禁止することを表明している。地球の温暖化など環境問題から、世界は脱石油を目指す未来を迎えそうだ。

最近ハワイでもテスラ(電気自動車会社)の車をよく街で見かけるようになった。この数年の販売数がめざましい。高価だった一台の車体価格も、生産数が増えてだんだんと手ごろになっている。10年前に$17だったテスラの株価はこの夏$2,317までになり、時価総額がトヨタ自動車を抜き自動車業界のトップとなった。

ハワイでも路上に電気自動車を増やそうと充電設備の奨励(インセンティブ)をしている。来年2021年6月30日までに家庭を始め、職場やホテルなどで充電設備が設置されると奨励補助金が州から得られる。

電気自動車の売り上げは毎年25%上昇を示している。環境問題の規制が厳しくなれば、メインテナンスがガソリン車よりも簡単で安い電気自動車はますます増えていくことだろう。

10分以内の生活圏にいくつもあるガソリンスタンド、瞬時にタンクを満タンにするガソリン、今はそれに慣れ切ってしまった。急速充電器でも15分以上かかる充電時間が短縮され充電設備がもっと増えなければ、私はまだ電気自動車に乗り換える気になれない。

*レインボーカウント: 午後4時半に目撃 2020年 60日

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ホノルル鉄道建設費が上昇

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今日のハワイの新たな感染者は96人、オアフ島で81人、ハワイ島で12人、カウアイ島で1人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,949人となった。新たな死亡者はオアフ島の1人。死亡者合計は186人。今日の新規感染者は3,897件の検査によるもので、陽性率は2.5%。
オアフ島:12,398、ハワイ島:1,038、マウイ島:401、カウアイ島:60、モロカイ島:10

2日前に観光が再開され初日は30便が本土から8,300人の来訪者を運んだが、観光目的の人数はおよそ3,000人であるという。ハワイ住民とその家族の移動やフライト乗務員、軍人とその家族を除く3,000人×3日間でおよそ9,000人の観光目的の人たちがハワイを楽しんでいる。ワイキキのホテルの開業率はおよそ25%で、年末には45%ほどまでになるという。まだまだだ。

連日ニュースで報道されるホノルル鉄道。市長が鉄道建設の後半部分(空港先からアラモアナ間)を担う第三セクターとの契約を白紙に戻すと発表してしばらく経つ。その後、その経緯が明らかになりつつある。鉄道建設(HART)トップと市長との軋轢はすでに修復不可能な状態だという。問題はすべて建設費が問題だ。これ以上鉄道建設にお金をかけられない市と、更にお金を要求する建設トップとの溝は大きく、問題解決は新市長が誕生する来年まで持ち越されそうだ。

市長が問題にするのが鉄道建設(HART)トップの不透明さだ。7月に1年遅れで決まった第三セクターだが、その会社名や請負費用などが未だに公表されていない。延びに延びた連邦政府に伝える鉄道建設プランの期限は12月31日だ。その期限を守れないと、連邦政府からすでに支払われた建設補助金$806ミリオン(約850億円)を返却しなければならない。これから支払われるはずの$744ミリオンも支払われなくなる可能性がある。

ホノルル鉄道建設(HART)トップのアンドリュ・ロビンCEOは11月のサンクスギビングまでには、建設と完成後のメインテナンスを担当する第三セクターの仔細を明らかにすると発言している。また第三セクターの見直しはしないとも発言している。

見切り発車で始まったホノルル鉄道建設。空港先のバスターミナルまでの建設は完成しそうだが、その先が問題だ。高架建設の道路にはハワイカイまで続く大きな水道管が埋まり、そのうえ道路脇の電線を撤去しなければならない。鉄道建設が始まってわかった事実だ。まだ領地買収も済んでいない鉄道路線もあるのには驚く。

鉄道建設(HART)トップのアンドリュ・ロビンCEOは2月、10月にアロハスタジアムまで一部開通させると意気込んだ。市長と同じで彼の任期も今年いっぱい。任期が更新されるかはまだ決まっていないが、どちらも無責任に現場を去ることができる立場だ。そして先日発表されたHARTの見直しでは、鉄道建設費がついに$10ビリオン(1.1兆円)を超える金額になった。

時はコロナ禍真っ盛り。長期にわたり観光客がゼロに等しいハワイは、大幅な税収の減収は免れない。世界が変わった今、ハワイも変ることが必要とされる。何が何でも鉄道建設を完成させると主張する、企業がバックの新市長候補が市長に選ばれるのだろうか?ハワイは変わらないと、未来は険しい道が待っている。


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レストラン$500カード

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今日のハワイの新たな感染者は89人、オアフ島で68人、ハワイ島で21人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,853人となった。新たな死亡者はオアフ島の80代の女性1人。死亡者合計は185人。今日の新規感染者は3,654件の検査によるもので、陽性率は2.4%。
オアフ島:12,317、ハワイ島:1,026、マウイ島:401、カウアイ島:59、モロカイ島:10

ハワイ・レストランカードが昨日届いた。さっそく今日から使わせてもらった。コロナ禍の失業者とレストラン業界を救済する目的で、今日から2カ月有効の$500(約5万4千円)のプリベイド・カードがハワイの15万人に配布されている。

アメリカ連邦政府から州に支払われたコロナ経済救済金の$75ミリオン(約800億円)がハワイレストランカードにあてられ、ハワイ州内のレストラン(パン屋)で飲食代として(アルコール類除く)使用できる。ハワイのレストランの売り上げが増えれば、食材を供給する業者も救済金の恩恵が得られるだろう。

12月15日までの60日間有効なレストランカードはマスターカードが利用できるレストランならば、どこででも利用できる。1日およそ$1.25ミリオン(1.35億円)のお金がレストラン業界を活気づけ、職を失った人たちの助けとなる。個人には1日あたり$8.3(900円)とランチプレートも買えない金額だが、もらえるだけでもありがたいと思わなければならない。


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今日から観光再開

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今日のハワイの新たな感染者は91人、オアフ島で74人、ハワイ島で13人、マウイ島で2人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,764人となった。新たな死亡者はオアフ島の1人。死亡者合計は184人。今日の新規感染者は3,489件の検査によるもので、陽性率は2.6%。
オアフ島:12,249、ハワイ島:1,005、マウイ島:400、カウアイ島:59、モロカイ島:10

ハワイにやって来る72時間以内のコロナ陰性検査結果があれば、今日から14日間の自己隔離が免除される。7カ月ぶりの観光再開だ。昨日までの1日の訪問者数2,000人が今日から観光客が加わり、観光再開の初日は8,300人がハワイにやって来た。コロナ前の1日3万人の観光客数には、はるかに及ばないものの再開の大きな一歩だ。

ハワイにやって来る人はすべて72時間以内の陰性結果をもってやって来るわけではない。事前検査が間に合わない人、14日間の隔離を覚悟でやって来る人などが800人今日ハワイにやって来ている。今までと違って、数が多くなると800人もの隔離する人たちを管理するハワイの体制は大丈夫だろうか。明日にはまた新たな800人が加わる。

中には14日間の隔離を無視してハワイ滞在を楽しもうとやって来た人がいる。今までも何人もの旅行者が隔離を無視してハワイを去っている。もちろん見つかったら、逮捕され高額の保釈金を払わなければならない。これから、さまざまな問題に直面するだろう。ハワイの経済をこれ以上悪化させるわけにはいかない。1日の感染者が300人になろうと、コロナと一緒に共存するしかない。

ずっと蒸し暑かったハワイにも秋が訪れている。チャイナタウンで、ちぃちゃな秋を見つけた。カリフォルニア産の柿が日本の秋を思い出させる。この週末はこの秋初めての寒冷前線がハワイを通過する。乾ききったハワイには恵みの雨になるだろう。


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明日から観光再開

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今日のハワイの新たな感染者は101人、オアフ島で81人、ハワイ島で18人、マウイ島で1人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,674人となった。新たな死亡者は10人だが、8月と9月に集計されなかった死者7人が含まれている。マウイ島で5人、ハワイ島で3人、オアフ島で2人、ハワイ島の1人は40代の女性。死亡者合計は183人。ハワイ島の22人の死亡者はまだ加算されていない。今日の新規感染者は4,069件の検査によるもので、陽性率は2.5%。
オアフ島:12,176、ハワイ島:992、マウイ島:399、カウアイ島:59、モロカイ島:10

72時間以内のコロナ陰性検査結果があれば、明日から14日間の自己隔離が免除される。条件付きながら、いよいよ観光客を本格的に迎えることになる。今日のワイキキは、今まで通り静かだった。観光客を受け入れるのは一部のホテルで、すべてのホテルに観光客がやってくるわけではない。

明日一日で7,000人の移動者がハワイにやって来るという。ハワイに明日戻って来る住民によると、検査を受けるため20か所の検査機関に連絡したそうだ。受付をしてくれない所、あまりに時間がかかって出発に間に合わない所など、検査体制がまだまだ整っていないようだ。簡単にはハワイにやって来れない。

結局最後までハワイ諸島の受け入れ態勢がまとまらなかった。島によって受け入れシステムが違うのは、観光客だけでなく私たちも理解できないところがある。きっとしばらくは、空港でさまざまな問題が起こって来るのだろう。いいニュースが一つ。ハワイ州と日本政府との交渉が最終段階に来ているという。日本の医療機関の陰性証明があれば、自己隔離が免除されそうだ。あとは、日本の隔離期間が免除されれば、日本からの観光が再開される。

ずっと蒸し暑かったハワイにも秋が訪れている。散歩道でちいちゃな秋を見つけた。枯れススキに似た雑草が日本の秋を連想させる。この週末はこの秋初めての寒冷前線がハワイを通過する。乾ききったハワイには恵みの雨になるだろう。


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カハラモール50周年

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今日のハワイの新たな感染者は62人、オアフ島で30人、ハワイ島で21人、マウイ島で11人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,576人となった。新たな死亡者はオアフ島で3人、マウイ島で1人。死亡者合計は173人。ハワイ島の22人の死亡者はまだ加算されていない。マウイ島の今日の死亡者は8月に亡くなった50代の女性、また8月の未確認感染者が加算されて増加した。
オアフ島:12,098、ハワイ島:974、マウイ島:398、カウアイ島:59、モロカイ島:10

1954年にカハラモールの前身のワイアラエ・ショッピングセンターがオープンした。それ以前はこの地には養豚場があったそうだ。あのカハラで豚がブィ、ブィ鳴いていたとは微笑ましい。

ショッピングセンターは1969年に拡大されて、名前をカハラモールとしてハワイで初めての冷房が効いた室内のモールに生まれ変わった。今カハラモールの噴水センターには50周年記念のバーナーが垂れ下がっている。

コロナ禍がなければ、週末にはさまざまなイベントが開催されてモールは賑わっただろうに。モールにやって来るわずかな人は50周年記念のバーナーに気づくことなく、頭を垂れて過ぎ去っていく。切ないことだ。



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後戻りできないハワイ

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今日のハワイの新たな感染者は42人、オアフ島で37人、ハワイ島で5人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,514人となった。新たな死亡者はなく、死亡者合計は169人のまま。ハワイ島の22人の死亡者はまだ加算されていない。今日は週明けなので、感染者数が少ないのだろう。
オアフ島:12,068、ハワイ島:953、マウイ島:387、カウアイ島:59、モロカイ島:10

街を歩いていると、この1か月で閉店した店が目立つようになった。2回目のロックダウンが致命的なボディブロウのように効いて、経営の続行が困難になったビジネスが少なくない。今日も会員制ジム「ホノルルクラブ」が40年の営業を閉じることを発表している。

チャイナタウンの飲茶の恒心点心(Happy Garden)も何の前触れもなく閉店された。家族経営でギリギリの経営を続けながら、2度目のロックダウンで潰されてしまった。狭い店内でソーシャルディスタンシングを取りながらレストラン経営できるはずもない。あの愛想の悪い英語が話せない給仕たちはどうしているのだろう?

3日後の木曜日に迫った観光の再開。州の準備不足は明らかだ。多くの観光客が訪れるオアフ島は2度の検査体制が間に合わず、14日間の隔離なく72時間前の陰性証明だけで観光客を迎えることになる。ハワイ島の到着後の2度目の検査許可も正式なものではない。ハワイらしく見切り発車の観光再開になりそうだ。

15日になれば、さまざまな問題が発生することが予測されている。穴だらけのプランにコロナウイルスは容赦なくその感染力を発揮することだろう。ハワイはその場その場で、感染防止策を取ることになるだろう。感染者が200人、300人に増えても三度もロックダウンはできない。コロナと共存するしかない。


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ハワイ島の集団感染、ある夫婦の死

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今日のハワイの新たな感染者は103人、オアフ島で79人、ハワイ島で24人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,472人となった。新たな死亡者はオアフ島で1人、死亡者合計は169人。ハワイ島の22人の死亡者はまだ加算されていない。
オアフ島:12,031、ハワイ島:948、マウイ島:387、カウアイ島:59、モロカイ島:10

人口わずか4万人ちょっとのヒロは、ハワイ州ではホノルルに次ぐ大きさのハワイ島にある街だ。そのヒロで3つの集団感染が発生して、すでに37人が亡くなっている。亡くなった内の30人が、2つの老人ホームで発生した集団感染が原因だ。

介護施設のずさんな、ないに等しい感染防止対策の犠牲になったと言ってもいい。しっかりした感染防止対策が取られていたら、感染することなく命まで奪われることもなかった人がいただろう。27人が亡くなっているユキオ・オクツ州立退役軍人ホームでは、亡くなった人の家族がすでに訴訟を起こしている。

日曜日の新聞には訃報欄が拡大されて4面に渡って紹介されている。日本と違って、アメリカの訃報欄の中にはその人の生き様が短編小説を読むようなものがある。今日の新聞にハワイ島ヒロの夫婦の訃報欄を見つけた。夫婦の訃報欄が紹介されるのは珍しい。

ヒライさん夫妻はともに91歳で、アズサさんが9月12日、ミチヨさんは9月18日に亡くなった。夫婦はわずか6日違いで天国に召された。死因については何も触れていないが、集団感染の酷いヒロのオクツ州立退役軍人ホームで亡くなっている。

訃報欄からは得られる情報はわずかだが、そこには二人の生きた世界が想像できる。マウイ島生まれのアズサさんはマウイ高校を卒業して、アイオワ州立大学に進んだ。ミチヨさんはヒロ高校卒業後、アイオワ大学に進学している。ハワイ出身の二人は本土のアイオワ大学で運命の出会いをした。

大学卒業の年に二人は結婚して69年間連れ添った。夫婦には息子が二人いて、三人の孫がいる。アズサさんは朝鮮戦争で軍役に服した後、エンジニアの会社を興した。ミチヨさんは州立小学校で先生として長年勤め、ヒロのケアウカハ小学校を最後に退職をした。二人はパンチボールの国立太平洋記念墓地に埋葬される。

写真の笑顔からは、二人の穏やかな人柄が偲ばれる。ご冥福をお祈りします。

*レインボーカウント: 午後5時半に目撃 2020年 59日

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ハワイ州の観光再開に2度の検査

20111124 810

今日のハワイの新たな感染者は73人、オアフ島で59人、ハワイ島で14人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,371人となった。新たな死亡者はオアフ島の50代の2人で、死亡者合計は168人。
オアフ島:11,954、ハワイ島:924、マウイ島:387、カウアイ島:59、モロカイ島:10

15日(木)のハワイ州の観光再開に向けて行政のトップの足並みがそろわない。州知事のリーダーシップ性がまた問われている。オアフ島以外のトップである郡長たちが、州の観光再開に参加できないと不満を示している。

カウアイ島の郡長がカウアイ島にやってくる旅行者に、72時間前の陰性結果だけでなく到着空港での2度目のテストをハワイ知事に要請した。カウアイ島の島民を感染から守るためである。

カウアイ島の郡長が要請しているのは、すでにカウアイ島が持つ1万5千の検査キットを利用して州には負担がかかるわけではない。州知事は検査数が増えて、必要な時に検査できない危機を理由に郡長の要請を却下した。

この5日間で105人の新規感染者を出しているハワイ島やマウイ島もオアフ島も、カウアイ島の到着直後の感染テストを支持して州知事に要請している。医療事情がオアフ島ほど充実していない島々では、コロナウイルスを簡単に島に入れるわけにはいかない事情がある。

オアフ島からカウアイ島やマウイ島に行く場合、14日間の自己隔離が無条件で必要になる。カリフォルニアからの旅行者は72時以内の陰性証明があれば、自己隔離もなく隣島のハワイ島、マウイ島、カウアイ島などに行ける。オアフ島からカリフォルニア経由でカウアイ島に行けば、自己隔離しなくてもすむ。おかしなことだ。

空港に到着した旅行者に実施する97%の正確性を持つウイルス抗原検査ならば、簡単に安価で短時間で結果がわかる。日本が今入国者に実施しているのも抗原検査だ。連邦政府からのコロナ対策費の$3.5ミリオンは、こんな時に使わないでいつ使うのか。

72時間以内に感染した旅行者がハワイ入りすることがじゅうぶん考えられる。到着時の2度目の検査で、観光を再開させるのはとても賢明だと思うのだが。きっと週明けには、ハワイ知事は各島の郡長の要請を認めることになるだろう。15日の観光再開には2度の感染検査が必要になりそうだ。(昨夜知事はハワイ島郡長に口約束で承諾)


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ハナウマ湾入場料値上げ

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今日のハワイの新たな感染者は155人、オアフ島で109人、ハワイ島で45人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は13,300人となった。新たな死亡者はオアフ島の50代の男性と80代の女性2人で、死亡者合計は166人。
オアフ島:11,896、ハワイ島:911、マウイ島:387、カウアイ島:59、モロカイ島:10

オアフ島の人気観光スポットベスト10にも入っているハナウマ湾。ハナはハワイ語で湾を、ウマはコップなどを握るときの手の形を意味します。上から見るとまさにこの形をしています。1961年公開のエルビス・プレスリー主演の映画「ブルーハワイ」の舞台にもなりました。2004年と2016年には、全米No.1のベストビーチにランキングされています。そのハナウマ湾もコロナ禍で3月から閉鎖されています。

以前は、無料で自由に行けたビーチでしたが2002年から入場料を払わないとビーチに行けなくなりました。きれいなビーチに観光客が押し寄せて、湾にいる色とりどりの魚に餌を与えるツアーなどが現れるようになると自然保護が必要になりました。ハナウマ湾自然保護区として、厳しい規則が設けられました。

ハナウマ湾ではビーチに降りる前に9分間の環境保護のためのビデオを見ることが義務付けられています。2002年に$5だった入場料も現在は$7.5になり、そして今、その入場料が大幅に値上げされ$12となる法案がホノルル議会を通りました。駐車料金も$1から$3への値上げです。(ハワイ住民は入場無料、駐車料$1)

財政不足になるハワイはこれからあらゆる所で値上げが検討されていくのでょうか?ダイヤモンドヘッドも以前は無料で登れたものですが、今は入場料が必要になりました。ダイヤモンドヘッドの入場料値上げ($1より$5)は、今日から始まっています。近い将来、ハワイにやって来る観光客には楽園入島税1人$10なんていう日がやって来るのかもしれません。


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