2020年10月

2020年10月31日17:00

本土からの観光再開から2週間

カテゴリ: 住

今日のハワイの新たな感染者は94人、オアフ島で74人、ハワイ島で14人、マウイ島で3人、ラナイ島2人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は15,003人となった。新たな死亡者は、ハワイ島の1人。死亡者合計は216人。
オアフ島：13,087、ハワイ島：1,259、マウイ島：407、ラナイ島：99、カウアイ島：64、モロカイ島：17

ハワイ州が本土からの移動者が陰性結果を証明できれば、14日間の自己隔離を免除して2週間が経つ。2週間で85,910人がハワイにやって来ている。9月単月の18,868人と比べると4.5倍もの人がハワイにやって来た。

この2週間の旅行者は47,679人だった。2週目は20,188人で最初の1週間27,028人と比べて25％の旅行者の減少となった。本土からとハワイ諸島間の移動者数は111,20４人のうち、陰性を証明できなく14日間の自己隔離が必要な人の数は10,
552人である。

毎日3万人近い人が訪れていた昨年と比べたら、まだまだだ。検査に時間がかかることと廉価でないことが大きなハードルになっている。空港で搭乗前と後に検査を受けてすぐに検査結果がわかるシステムが、そろそろできてもよさそうなものだが。もちろん＄20ほどの料金はサーチャージのように航空運賃に加算されていい。

ヨーロッパのように再度ロックダウンになったら、ハワイは生き残れない。インフルエンザの何倍もある致死率と言われるコロナだが、予防を徹底してコロナと共存していくしかない。

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2020年10月30日17:00

フォーシーズンズ・コオリナ売却

カテゴリ: 住

今日のハワイの新たな感染者は77人、オアフ島で60人、ハワイ島で8人、ラナイ島2人、カウアイ島1人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,911人となった。新たな死亡者は、オアフ島の50代と80代の男性2人。死亡者合計は215人。
オアフ島：13,013、ハワイ島：1,246、マウイ島：404、ラナイ島：97、カウアイ島：64、モロカイ島：17

ハワイではホテル名がよく変わる。ホテル自体が売却されてオーナーが変わり、ホテル名が変わる。慣れ親しんだ名前が知らないうちに一度聞いただけでは覚えられない名前になっていることは珍しくない。

ワイキキのニューオータニが所有するニューオータニ・カイマナビーチホテルは2年前売却されたが、2年の営業リース期限が切れるこの11月30日で営業からも手を引くことを決めた。12月からは新しい経営者のもと、ニューオータニの名前を外して「カイマナビーチホテル」として再開する。2016年に土地の所有権を獲得した投資会社がリース権利も買い取ったことになる。

２階の日本レストラン「都」は8月にすでに閉店しているものの、日本人観光客に人気のビーチサイドのハウツリー・ラナイ・レストランは営業を継続するようだ。日本企業の経営からローカルのビジネスに移行するだけだが、ホテル経営はしばらくは大変だろう。

日本企業がバブル時に開発したコロリナ地区、ワイキキにはない離島のリゾート感が味わえることでイヒラニ・リゾートは日本航空が1993年に建てた話題のホテルだった。当時、こんな何もない不便な所に誰がくるのかと皆が思っていた。1998年にホテル・ニッコーに名前を変えたが、2年しかもたなくホテルは売却された。2000年にマリオット・ホテルが15年間のホテル運営権を得て、その後ホテルはフォーシーズンズに売却された。

フォーシーズンズは＄500ミリオン（約550億円）の改装をして2016年5月に豪華なホテルをオープンさせた。何も存在しなかったコオリナにはディズニーホテルが建設され、また隣接するカポレイには強大な住宅地と商業施設が建設された、日本航空がイヒラニをオープンさせた頃とは別世界のようだ。離島に行かなくてもホテル滞在をゆっくり楽しむホテルとして人気があったものも、コロナには勝てなかったようだ。

今週フォーシーズンズ・コオリナが中国（香港）のヘンダーソン・ランド・グループに売却されたニュースが発表された。コオリナとカポレイの間の土地はすでに中国の開発会社が購入して、東京ドーム2つ分の空間にホテルとコンドを建設することになっている。日本人が開発したコオリナにチャイナマネーが入り、コオリナをどう変えていくのだろう？第3のコロナだけはごめんだ。

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2020年10月29日17:00

日刊サンが紙面発行を停止

カテゴリ: 住

今日のハワイの新たな感染者は62人、オアフ島で41人、ハワイ島で5人、マウイ島2人、ラナイ島7人、カウアイ島1人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,834人となった。新たな死亡者はないが見直しがあり、死亡者合計は2人減って213人。
オアフ島：12,953、ハワイ島：1,238、マウイ島：405、ラナイ島：94、カウアイ島：63、モロカイ島：17

コロナのせいで、いままで考えたこともないことが起こっている。異常な日常が繰り返され、異常な日常が新たな日常に変わっていく。人は新たな日常を受け入れ、それに慣れていく。

ハワイのローカル新聞「スター・アドバタイザー」が１週間に一度、土曜日版の印刷を止めてインターネット上のデジタル版のみになって半年になろうとしている。刷りたての新聞のインクの匂いとコーヒーの香りを楽しむ私の土曜の朝が変わった。慣れてしまえば、1週間に一度くらいならそれも悪くないが、やはり紙面の方が読みやすい。

日本からの観光客にも親しまれてきたフリーペーパー「日刊サン」は、ワイキキ周辺に住む日系人の生活に密着した役割を担ってきた。広告の多い無料新聞だが、毎日ハワイで日本語の情報を得られる貴重な新聞だ。若い人からお年寄りまで幅広い愛読者をもつ。

コロナ禍で日本からの観光客がいなくなり、「日刊サン」は4月から火、金曜日の週2日の発行になった。観光客がゼロになり、おそらく広告収入も大幅に減少したことは想像に及ばない。そして来月11月からついに紙面の発行が停止される。

ダウンタウンの新聞スタンドやドンキーで「日刊サン」を手に取るお年寄りを見かける。中にはオンラインを利用しないお年寄りもいるだろう。アメリカの感染者数が累計で900万人を超えた（日本10万人）。そんな人たちの楽しみまで奪うコロナを気にしなくてもいい日はいつ来るのだろう。

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2020年10月28日17:00

日本からの観光再開、ドジャース優勝

カテゴリ: 住

今日のハワイの新たな感染者は66人、オアフ島で50人、ハワイ島で3人、マウイ島2人、ラナイ島9人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,773人となった。新たな死亡者はハワイ島で2人、オアフ島で1人の3人、死亡者合計は215人。
オアフ島：12,913、ハワイ島：1,233、マウイ島：403、ラナイ島：87、カウアイ島：62、モロカイ島：17

今日は2つの嬉しいニュースがある。1つはハワイが日本からの観光客を迎え入れる用意ができたことだ。11月6日より、72時間前のコロナウイルス陰性結果があれば、今まで課せられていた14日間の自己隔離が日本からの観光客に免除される。

感染が少ない日本の他に、カナダ、韓国、台湾、ニュージーランドからの観光客も同じ条件でハワイにやって来ることになる。アメリカ本土に加えて、5か国の隔離免除によって観光客が増えることだろう。ハワイの観光再開の大きな一歩だ。後は、日本に帰国した後の2週間の隔離が免除されることを期待したい。

私が応援するカリフォルニア・ロサンゼルスのドジャースがついにワールドシリーズで世界一の頂点に達した。32年ぶりの3度目の優勝というから、チームの選手がほとんど生まれていない前のことだ。今年のドジャースは強かった。今日もいい試合だった。

この数年ドジャースは地区優勝、リーグ優勝の常勝チームで、あと少しのところで苦汁を飲ませれてきた。常勝チームを率いてきたのが、母親が日本人の沖縄県那覇市生まれのロバーツ監督だ。MLB史上初の日本出身監督で、初のワールドシリーズ優勝監督となった。チームに前田健太がいないのが残念だが、ドジャースおめでとう。

2020年10月26日17:00

クアロア牧場（ランチ）

カテゴリ: カイルア・ラニカイ

今日のハワイの新たな感染者は121人、オアフ島で49人、ハワイ島で51人、ラナイ島で16人、マウイ島で2人、カウアイ島1人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,672人となった。新たな死亡者はなく、死亡者合計は212人のまま。
オアフ島：12,839、ハワイ島：1,221、マウイ島：409、ラナイ島：81、カウアイ島：61、モロカイ島：10

アメリカ本土の現象がハワイでも起こっている。コロナウイルスが地方で猛威をふるって、感染を拡大させている。ハワイもオアフ島の感染から、ハワイ島、マウイ島、ラナイ島の感染が酷い。ハワイ島は1日の感染者数の記録更新で、オアフ島の数を上回っている。

ハワイ島とラナイ島のクラスターは若い人たちが感染を拡大させているそうだ。40代以下の若い人たちは、マスクの着用も2ｍのソーシャルディスタンシングもない交流で感染が拡がっている。7カ月以上も感染者がいなかったラナイ島では、1週間で100人もの人に感染が拡がっている。

好天に恵まれた日曜、久しぶりに兼ねクアロア・ランチ（牧場）までドライブを楽しんだ。ダウンタウンからは30分ちょっと（32ｋｍ）のドライブだ。映画「ジュラシックパーク」や「ゴジラ」など多くのハリウッド映画のロケ地になっていて、アメリカ本土からの観光客に人気がある。東京ドームのおよそ350倍の広さは想像もできない。

クアロア・ランチに行くのは15年ぶりだ。観光が再開されて10日、少しずつ人が戻っているが、使用されていない何台ものツアーバスが駐車されているのを見るのはつらい。ゆっくりランチ（昼食）を食べて、木陰で何頭もの馬を見て帰って来た。コロナと共存しながら、やっていくしかない。

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2020年10月25日17:00

感染者が増えて死者は？

カテゴリ: 住

今日のハワイの新たな感染者は90人、オアフ島で58人、ハワイ島で16人、ラナイ島で14人、マウイ島で2人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,553人となった。新たな死亡者はオアフ島の3人で、死亡者合計は212人。
オアフ島：12,791、ハワイ島：1,170、マウイ島：408、カウアイ島：60、ラナイ島：64、モロカイ島：10

7カ月も感染者ゼロの人口わずか3,000人のラナイ島に、今週になって感染者が4人見つかった。感染が広まったラナイ島ではあっという間にゼロから64人を超える感染者が出ている。感染者数はまだ増えて100人を超えると考えられている。ラナイ島は27日（火）より外出禁令が発令される。

アメリカは7月24日に記録した79,016人の1日の最多感染者数記録を破って昨日81,414人となった。全米の22州で過去２週間で感染者が増えているが、春から夏にかけて異常な死者数を出した感染とは同じものと思えない。4月21日に全米で1日2,742人が亡くなっているが、昨日は903人とピークの1/3以下になっている。感染死者は確実に少なくなっている。連日1,000人もの人が死んでいたニューヨーク州の今日の死者はケタ違いの7人。

春から夏にかけて感染が拡大した地域から地方に感染が拡がっているのがわかる。ハワイ州よりも人口の少ないモンタナ州は一時はハワイよりも感染者が少なかったが、今はハワイの2倍の感染者数になろうとしている。7カ月感染者を出していなかったハワイのラナイ島のように、感染者がいなかった地域にまで感染が拡がっている。

コロナウイルスの対処法と治療方が進んでいるのが、感染者数が増えても以前ほど死者が増えない原因なんだろう。検査数を増やして感染者を早期に発見して治療をしているのも春先と違う環境だ。試行錯誤をしながらも、私たちは確実に前に進んでいる。

2020年10月24日17:00

私立探偵マグナム撮影中

カテゴリ: Hawaii Five-0/ マグナムP.I./NCIS:Hawaii

今日のハワイの新たな感染者は131人、オアフ島で67人、ハワイ島で34人、ラナイ島で28人、マウイ島で1人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,464人となった。新たな死亡者はオアフ島の3人で、死亡者合計は209人。今日の新規感染者は4,843件の検査によるもので、陽性率は2.7％。
オアフ島：12,734、ハワイ島：1,154、マウイ島：406、カウアイ島：60、ラナイ島：48、モロカイ島：10

コロナのせいで、さまざまな世界が変わった。エンターテイメント界もその例外ではない。撮影現場の感染を避けるため、撮影にもさまざまな影響が出ている。私が楽しみにしていたＮＨＫ大河ドラマ「麒麟がくる」は、コロナで撮影できなくなり3カ月近くも放映が休止された。ハワイでは今週になってやっと放映再開となる第22話が放映された。

ドラマ制作には、出演者同志の距離を2メートル取るなどのマニュアルがあるようだ。迫力ある武士の合戦シーンなどは省かれ、ナレーションであっさり伝えられるだけとなっている。ストーリ展開もコロナで多少の変更があるのだろうが、今週ＮＨＫが44話すべてを来年2月まで放映すると発表したのは嬉しいニュースだ。

ハワイを舞台にしたＣＢＳテレビドラマ「私立探偵マグナム」も、コロナ禍で例年より2カ月遅れで先月から撮影が始まっている。撮影に際してエキストラの募集があった。撮影日より72時間以内に感染検査が陰性であることが条件になっている。撮影現場で主役が感染でもしたら大変だから、撮影の感染予防対策は慎重だろう。

先週のこと、ダウンタウンのキングストリートで交通規制をかけながら、早朝から日が暮れるまで「私立探偵マグナム」の大がかりな撮影が行われた。何台もの偽パトカーに特別狙撃隊のＳＷＡＴ車両まで駆り出されている。さまざまな制限のある撮影は順調には進まないようだ。もうそろそろ始まってもよさそうなものだが、シーズン３の第１話の放映予定はまだ発表されていない。

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2020年10月23日17:00

ホノルルマラソン中止

カテゴリ: 住

今日のハワイの新たな感染者は102人、オアフ島で52人、ハワイ島で29人、ラナイ島で16人、マウイ島で2人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,335人となった。新たな死亡者はオアフ島の70代の基礎疾患のある男性3人で、死亡者合計は206人。今日の新規感染者は4,139件の検査によるもので、陽性率は2.5％。
オアフ島：12,669、ハワイ島：1,120、マウイ島：405、カウアイ島：60、モロカイ島：10、ラナイ島：20

人口がわずか3,000人のラナイ島で集団感染が発生している。先日の4人の感染者から、300人の感染検査を実施して40人以上が陽性の結果が出ている。陽性率がなんと10％を超える。一人はオアフ島から帰って来た人が陽性になっている。

週明けにラナイ島をシャットダウンして島の出入りを禁止する措置が取られそうだ。観光が再開されたばかりのラナイ島の集団感染で、ラナイ島だけでない他島の住民も不安を感じているようだ。感染が収まるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

12月13日に開催される予定の「48回JALホノルルマラソン2020」が、ついに中止された。延ばし続けていた第1期エントリーを8月11日に開始してもコロナは収まらず、関係者は苦渋の決断を下したようだ。

コロナ禍の影響で、定員の上限を2万人とし、今までとは異なる時間差でのスタート形式などを計画した開催予定だった。毎年日本から16,000人が参加するマラソンが、10月下旬で日本からの参加者が400人あまりと、日本からの渡航制限の現状を考えたら中止はやむを得ないことだろう。

今回はオンラインのバーチャルレースで世界各地から参加できる形式のマラソンが計画されている。参加者には昨年同様にメダルとＴシャツが与えられる。ホノルルマラソンはハワイ一番のイベントで、経済効果が＄100ミリオン（106億円）と言われるだけにショックなニュースだ。

今日の96分の大統領選テレビ討論会は面白かった。トランプの発言は的を得ていた。民主党オバマ前大統領とバイデン副大統領の口先だけの8年にうんざりしたアメリカ国民が、現大統領を選んだ事実だ。アメリカ国民は政治屋を選ぶか、商売人を選ぶか12日後にわかる。いつもマスクをしない大統領を批判しているＣＮＮのクリス・クオモがマスク不着用で＄500の罰金を食らった。

2020年10月22日17:00

オアフは明日から規制緩和

カテゴリ: 住

今日のハワイの新たな感染者は78人、オアフ島で65人、ハワイ島で9人、ラナイ島で4人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,233人となった。新たな死亡者は14人で、ハワイ島で過去に集計されなかった介護施設の10人とオアフ島の新たな4人。死亡者合計は203人。今日の新規感染者は4,329件の検査によるもので、陽性率は1.8％。
オアフ島：12,617、ハワイ島：1,091、マウイ島：403、カウアイ島：60、モロカイ島：10、ラナイ島：4

オアフ島は7日間の平均感染者数100人未満の68人、7日間の平均陽性率が5％未満の2.7％。100人未満、5％未満を2週間持続したので、明日から第2段階の規制緩和に移行する。

異なる世帯の5人のグループがレストランで一緒に食事ができ、バケーションレンタルは再開、ジム施設は25％の容量で運営できるようになる。アルコール飲料を提供するバーやナイトクラブは、依然として営業できない。

次の第3段階の基準はかなり厳しい。4週間第2段階に留まり、49人以下の感染者数と2.49％の陽性率を2週間の間続けることが必要になる。ハワイが日常生活に戻るまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。

観光が再開され感染者が本土からやって来るチャンスが増えた。規制基準が緩和されるどころか、2週間で1日の平均感染者数が100人を超えると、オアフ島はまた逆戻りで第1段階どころか、ロックダウンの可能性もある。規制が緩和されても、ガードは今まで通り気を緩めて油断してはいけない。3度目のロックダウンはごめんだ。

2020年10月21日17:00

ハワイ観光再開からわかること

カテゴリ: 住

今日のハワイの新たな感染者は91人、オアフ島で61人、ハワイ島で24人、マウイ島で2人の感染が確認されている。これまでの感染者数の合計は14,156人となった。今日の数に含まれないが、ラナイ島で初めての感染者が4人見つかった。新たな死亡者はオアフ島で2人、死亡者合計は189人。今日の新規感染者は3,681件の検査によるもので、陽性率は2.5％。
オアフ島：12,552、ハワイ島：1,083、マウイ島：403、カウアイ島：60、モロカイ島：10

ハワイが木曜日に観光再開をして間もなく1週間が経つ。今日までで4万5千人が本土からハワイにやって来たそうだ。およそ3万人が観光客で、1.5万人がハワイへ戻ってきたハワイ住民だ。

ハワイ入りの72時間前のコロナ検査陰性の証明書があれば、2週間の自己隔離が免除される。ほとんどの人が検査を受けて陰性なはずだが、検査を受けないでハワイにやって来ている人もいる。14％が自己隔離が必要だという。

およそ6,300人が2週間の自己隔離を覚悟でハワイにやって来ている。中には狡い者もいて、2週間の自己隔離を守らない人もいるだろう。罰則規則があるものの、6,300人もの人を監視するのは簡単でない。

日曜までの4日間で警官が観光客などにマスクの着用やソーシャルディスタンシングを守らない人に警告した数が4,500件、罰金に科せられたのが470件と発表されている。州外からやって来る人たちはハワイの公共の場でのマスク着用の義務を知らない人が多いそうだ。

楽しむためにハワイにやって来て罰金や逮捕を食らったら、ハワイを楽しむところではない。コロナ禍でハワイを楽しむためには、最低守らなければならないルールがある。ハワイにやって来る人たちには、楽しい思い出をたくさん作って帰ってほしいものだ。

プロフィール

tigger

２００２年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。