今月に飛びぬけてアクセスの多かったのが6月4日に紹介した「カカアコ日本人暴行事件のその後」でした。事件を知って検索から私の記事にたどり着いた人が多いようです。人々の関心の高さが知れます。
5月28日(月)に4人の親子がカカアコにやって来ました。子供2人がカカアコの壁画の写真を撮っている間に、父親(44歳)が公園にある公衆トイレを利用しました。この公園のトイレは6月よりメインテナンス閉鎖が決まっていたものです。
父親はトイレに入ると4人組の男がたむろしているのに気づきました。ナイフで左目の上を切られ、歯も根元から折れるほど強打されています。人相が変るほど酷い暴行です。母親はトイレからなかなか出てこない父親を心配して男性トイレに近づき声をかけると、後ろから羽交い絞めにされ暴行され気を失いました。
男たちは違法薬物注射を施用中であったと思われると日本国総領事館は発表していますが、ホノルル警察は日本国総領事館の発表は正しくないと述べています。警察は、カネオヘの20歳の容疑者の身柄を拘束しています。暴行事件は20歳の男の単独犯で、薬物の使用には何の証拠もないと述べています。
ホノルル警察と日本領事館の事件の見解がかなり違います。何かすっきりしない事実が隠されているような気がしてなりません。ホノルル日本国総領事館は被害者本人から日本語で事情を聞いているはずですから、それが間違っていると言うホノルル警察に対して疑問を抱きます。
被害者が動揺していてはっきり状況を認識ていなかった?動揺していたにしても、単独犯か複数人による犯行かはわかるでしょう。被害者は1人ではありません。2人の被害者です。容疑者が1人捕まったら、芋づる式に共犯者がすぐに見つりそうなものです。
ここで事件のあった5月28日の背景を考えてみましょう。翌週に日本から秋篠宮ご夫妻がハワイを公式訪問されています。訪問先の一つにカカアコにある「えひめ丸」の慰霊碑への献花がありました。それに先立ち慰霊碑周辺のホームレスの立ち退きが実施されています。事件のあったトイレは6月1日から閉鎖が決まっていました。
秋篠宮ご夫妻がハワイを訪問される直前の日本人観光客が巻き込まれた凶悪暴行事件でした。事件の6日後の6月3日(金)に容疑者が公表されました。6月4日(日)に秋篠宮ご夫妻がハワイ入りされる直前です。建前では事件解決で、ホノルル市の面目が立ちます。
長期間にわたる民主党独裁のハワイと警察の腐敗は今に始まっていません。容疑者の身柄拘束は建前でスケープゴートのように感じてしまい、本当に犯人なのかと思うのは私だけでしょうか。政治的な大人の事情が背景にあるように思えてしまいます。
そんな気にさせる謎の一つに、ローカルテレビニュースでは一番人気のKGMBがこの事件に一切触れていないことです。不思議です。ローカルテレビニュースを製作している他のテレビ局のKHONとKITVは事件を報道しています。(事件後のニュースはすべて録画チェック済)
自由な発言が許されるアメリカですが、自分の身の安全のためにはこれ以上追求しない方がよさそうです。(この記事が訂正されたり消えたりする可能性もあることを述べておきます)
*トップ画像はカカアコの壁画画家がワイキキに描いたもの
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