ホノルル市は、歩行者が携帯電話などの電子機器を使用しながら横断歩道を横断することを禁止する歩きスマホを10月に禁止しました。
アメリカの主要都市では初めての条例で、全国ニュースにもなり話題になった禁止条例です。半年以上たって周りを見回すと、 携帯電話だけでなく電子機器を使用しながら横断歩道を堂々と横断する歩行者の姿が減っていません。また取り締まる現場も見たことがありません。
条例でも、あまり意味のなさそうな条例がハワイで決まりました。日焼け止めに含まれるある成分(オキシベンゾンとオクティノセクト)が珊瑚に悪影響
世界中の珊瑚が日焼け止めの使用制限で救えるとは誰もが思っていないでしょう。研究所の小さな水槽規模の実験結果から、ハワイの珊瑚が救えるとは思えません。すでに明らかなように、珊瑚の生存に大きな影響を与えているのは地球の温暖化です。
珊瑚の生存を脅かすものは、海水の高水温の他に紫外線の強さ、海水の塩分濃度などがあげられます。大気中の二酸化炭素量が増加することによって世界規模で温度が上がっているのは今更言うまでもありません。わずかな海水温度の上昇が珊瑚礁に大きな影響を与えています。
日焼け止めに含まれるある成分(オキシベンゾンとオクティノセクト)を使用しない珊瑚にやさしい日焼け止めは、価格が今の2倍から8倍になると言われています。また、皮膚ガンの可能性も高くなるだろうと言われます。
日焼け止めを使用する人がすべて海水に浸かるわけでもなく、ハワイ周辺の珊瑚に悪影響を与えているとは思えません。抜本的な問題解決にはなりません。2021年に法案が施行されても、ABCストアなどの店頭から従来の日焼け止めがなくなる程度でしょう。本当に珊瑚を守る気があるのなら、知事や市長、議員たちが率先してガソリン車に乗らないことです。
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