楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2017年12月

ハワイでも年の瀬を


今年は例年より早いクリスマス前から違法の打ち上げ花火が轟いています。クリスマスの翌日には新年を祝う合法花火を求めて、早朝からスーパーに並ぶ人たちの長い列ができていました。昨年よりも売り上げが伸びているようです。

花火と言えば昨夜8時半にアラモアナビーチで突然打ち上げれた大掛かりな花火に驚いた人もいるでしょう。どうもある億万長者の個人的なパーティの余興で打ち上げらたもののようでした。

昨夜の花火は毎週金曜日のヒルトンの花火の2倍ほどの規模でしたので、打ち上げにおよそ2万ドル(約220万円)の費用がかかったはずです。アラモアナビーチを見下ろす$20~30ミリオン(22億円~33億円)の高級コンドを所有する人たちには何とも痛くない費用です。今年のアメリカの市況の好況を象徴するような個人の打ち上げ花火でした。

ハワイは今日から年末年始休暇に入り一日遅れて明日に大晦日を迎えますが、ハワイでも日本の年の瀬を感じることができます。スーパーや花屋の店頭では、お正月を迎える門松が販売されています。明日の夜は合法花火に違法花火が炸裂するでしょう。ハワイは日本より一日遅れで新年を迎えます。

日本の皆さま、よいお年をお迎えください!


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寒いアメリカ


私のスマートフォンに登録されているのが、この数年に訪れた地域の天気予報です。その世界各地の気温を一瞬で知ることができます。便利な時代になったものです。

ハワイ時間午後9時現在のわが故郷名古屋市の気温が9℃、パリ12℃、ロンドン氷点下8℃、ロサンゼルス13℃、ニューヨーク氷点下8℃、シアトル8℃、モンタナ州グラスゴーが氷点下26℃となっています。ホノルルの気温は22℃です。

日本各地の年末は相当寒いようですが、アメリカでも記録的な寒波が中西部を襲っています。カナダとの国境に近いモンタナ州グラスゴーの氷点下26℃にも驚きますが、ミネソタ州のカナダ国境の町で氷点下38℃が記録されています。93年ぶりの最低気温の記録更新です。

今日の全国ニュースはアメリカ各地の寒い街の風景を伝えています。ペンシルベニア州の5大湖湖畔の町では2日間で149cmの積雪を記録しています。国立気象台は、外気に触れるだけで凍傷になる恐れがあると凍傷と低温症への注意を呼びかけています。

ニューヨーク・タイムスクウェアの大晦日の新年を迎えるカウントダウンは、氷点下13℃にもなる予測で注意が必要のようです。中西部各地では、新年を迎える花火などの屋外のイベントを控える地域もあります。20℃を切ると寒いと言っているホノルルはやはり楽園です。

ホノルルの年の瀬はすでに違法打ち上げ花火が上がり始め、今晩は8時半にアラモアナ・ビーチパークで大掛かりな花火が打ち上げられました。今晩の花火は我が家のラナイからもよく見えました。例年になく寒いハワイですが、Tシャツ一枚でこの時間過ごせるのは楽園ハワイだからでしょう。


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あり得ない事が起こる

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先月、ハワイから偽造の身分証明書でカリフォルニアまで逃亡した殺人犯がいました。セキュリティの厳重なこの時代に偽造の身分証明書で飛行機に搭乗することができるとは、まだまだセキュリティに穴があることを考えさせられました。

アメリカ国内の一部の飛行場のデルタ航空では、顔認証と指紋認証でチェックインができる時代になりました。ハワイにもこのシステムがあれば、殺人犯がカリフォルニアまで逃亡することはできなかったでしょう。

絶対的なコンピューターのセキュリティシステムには問題がなくても、人間が犯す間違い(ヒューマンエラー)が時に考えられな事件を引き起こすことになります。

カリフォルニアア州ロサンゼルスから成田空港に向かっていた全日空機が、ロサンゼルスに引き返すトラブルが昨日ありました。アメリカでは全国ニュースでもこの事件が取り上げられています。

ボーイング777-300ER型機(250席)の全日空175便が、午前11時36分にロサンゼルスを出発しました。空席の多い208人の乗客を乗せた175便には、ユナイテッド航空の別の便に乗るはずの客が搭乗していたために規定に従ってロサンゼルスに引き返しました。空港に到着した時間は午後7時33分、およそ8時間の無駄なフライトをしたのです。

客室乗務員が空席にいる乗客に気付いたのが離陸から3時間以上も経ってのこと。全日空とユナイテッド航空はコードシェア便を何便も飛ばしているので、同じ時刻に東京に向かう便を間違えた可能性もありますが、パスポートのチェック等の厳しい国際線でこんなことが起こるとは考えられません。

乗客は兄弟で別々の便で東京に向かう20代のアメリカ男性でした。全日空便が満席でないのを知って兄弟で一緒の便で行こうとした確信犯かもしれません。それにしても、厳しいはずのチェック機能が働かなかったのが不思議です。明らかにいくつもの確認作業が見過ごされたヒューマンエラー(人間のミス)の結果でしょう。

はっきりした原因は発表されていませんが、1人の間違って搭乗した乗客のために無駄な時間を過ごさなければならなかった208人の乗客には同情を禁じません。急いでいた人もいたでしょう。全日空はセキュリティがANAだらけだったようです。お後がよろしいようで・・・



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「楽園ハワイ」でなくなる時


この10年以上人口が増えていたハワイ州ですが、この2年は人口が減っています。発表されたアメリカの国勢調査によると、ハワイ州から転出する人の人数がこの数年驚くほど増えているのです。

ハワイでは今年一日平均34人が亡くなり、49人が産まれているのにもかかわらず、1145人の人口減少になっています。国勢調査では、今年のハワイ州の人口は1427538人になっています。

アメリカ本土からやって来る人よりも、ハワイ州から転出する人が一日平均37人も多いのです。一年で13357人の転出が記録されています。2年前の2倍以上もの数の人たちがハワイを離れています。私の周りでもこの数年でハワイを出た人がたくさんいます。7年前はわずかに941人です。

原因は私のこれまでのブログでも紹介しているように、この数年の驚異的なハワイの物価高です。数年前のハワイの物価を知っている人は、ハワイの気の狂ったような価格上昇に誰もが驚きます、

ボロでも一軒家ならば1ミリオンドル(一億ドル以上)もするのはアメリカ国内でもハワイだけです。その広さも本土の基準からは考えられない狭さです。アメリカ本土の田舎に行けば20万ドル(2200万円)以下で庭付きの大きな家が買えます。

ハワイでは来週の1月1日から、またさまざまな物の値上げが始まります。医療保険は6.4%~24.1%もの値上げです。庶民の足、ザ・バスも2.75ドルに値上げされます。毎年値上げされている我が屋のコンドの管理費も間もなく1000ドル(11万円)を越えます。

ハワイを楽園と考えられない人たちが、物価の安い暮らしの楽な新天地を求めてハワイを離れているのです。ハワイの高い楽園税を払えなければ、ハワイを出るかホームレスになるしかないようです。お金に余裕のある人には魅力的なハワイですが、ハワイを離れる人とホームレスの数はこれからも減らないでしょう。



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クリスマスの翌日は大雨

 

昨日のクリスマスの穏やかな一日が嘘のように一変して、今日はグレーの大きな雲がオアフ島を覆う雨の一日でした。日中の温度も上がらない冷たい雨の一日でした。

2月から雨らしい雨が降っていないカリフォルニアは12月4日から山火事が続いています。ハワイのこの雨雲がカリフォルニアの火事現場まで吹き飛んでくれたらと思いますが、現実はそんなにも上手くいきません。

北からの寒冷前線が赤道付近からの湿った空気とぶつかって、ハワイ付近で小型の低気圧性を発生させています。それがちょっとした雨嵐になって、ハワイに雷を伴う雨を降らせています。午後からはホノルルに洪水注意報が出ました。携帯電話にも警報が届いて驚いた人もいるでしょう。空港付近では92年以来の記録的な降水量を記録しました。

傘をさしていても濡れるほどの今日の大雨では、濡れないで外出するのが簡単ではありません。雨で濡れて冷房の効いた部屋に入ると、体が冷えて風邪をひきそうになります。アメリカではこの1週間でインフルエンザにかかる人が増えているそうです。まだしばらく不安定な天気が続きそうですが、年末年始は大丈夫のようです。


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サンタが街にやって来た


アメリカ本土は中西部から東海岸は寒波で雪景色です。暖かいはずの西海岸のオレゴン州にも雪が積もり、ワシントン州シアトルは10年ぶりのホワイトクリスマスだったそうです。寒波のため空の便は8060便に遅れが発生して、260便がキャンセルになっています。

ハワイはそんなアメリカ本土とは別世界でクリスマスの今日は穏やかな天気のいい日でした。この数日にない水平線に沈むきれいなサンセットも望めました。今年のクリスマスの売り上げは、景気の好調から記録的な売り上げを上げているようです。

ハワイの穏やかな天気のように、私自身のクリスマスも平穏に過ぎようとしています。例年通り、静かなクリスマスを過ごすことができました。時間を気にしないで自宅でゆっくり過ごせることは贅沢なことです。ビジネス街のダウンタウンはゴーストタウンのように静かな一日でした。(ただ今年はクリスマス前から違法打ち上げ花火がたくさん上がっています)


ワイキキはダウンタウンの静けさが嘘のように人が出ていることでしょう。これからは年末年始をハワイで過ごそうとする人がやって来ます。私のハワイのクリスマスは、家族とペットの愛犬と愛猫と静かに過ごすクリスマスでした。


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サンタが街にやって来る

 
「サンタクロースはいるの?(Is there a Santa Claus?)」 ニューヨーク・サン新聞社宛にバージニアという少女からこのような手紙が送られてきました。少女の問いかけに、この新聞社は社説で返事を出しました。


記者の方へ
私は8才です。私の友だちには「サンタクロースなんていない」と言っている子もいます。パパに聞いてみたら、「サン新聞に聞いてみなさい。新聞社がいると言ったら、いるんだろう」といいました。お願いですから、本当のことを教えててください。サンタクロースって本当にいるんでしょうか。
(バージニア・オハンロン)


バージニア、あなたのお友だちはまちがっています。何でも疑ってかかる疑りやさんになってしまっているのです。そういう人たちは、自分の目に見えるものしか信じません。お友だちは、その小さな頭で理解できないことなどありえないと思ってしまっているのです。大人であれ、子どもであれ、人間が考えたりできることは限られているのです。あらゆる真実と知識を内包する広い宇宙に比べれば、人間は小さなアリのようなものなのです。


そうです、バージニア、サンタクロースはいるのです。サンタクロースは、愛や人への思いやりや、献身が存在するのと同じくらい確実に存在します。それらがちゃんとあって、あなたの人生をすばらしいものにしてくれているのは知っているでしょう。


ああ、もしサンタクロースがいなかったら、どんなにこの世はわびしく退屈なものでしょう! バージニアのようなかわいらしい子どものいない世界が考えられないのと同じくらい、サンタクロースのいない世界はさびしいことでしょう。純真な信じる気持ちもなく、詩も、ロマンスもなくなってしまうでしょう。私達は、自分が感じられるものや目に見れるものの中にしか楽しみを見つけることができなくなってしまうでしょう。子どものころに世界に満ちあふれている光も消えてしまうでしょう。


サンタクロースを信じないのなら、あなたは妖精も信じないのでしょうか。クリスマスイブにパパにたのんで、何人もの人に煙突という煙突を全部見張らせて、サンタクロースを捕まてもらったらどうですか。でもその時サンタクロースが煙突からおりてくるのを見なかったとして、いったいそれが何の証拠になるのでしょうか。サンタクロースを見た人はいません。しかし、それはサンタクロースがいないという証明にはならないのです。


この世でもっとも確かな存在は、子どもや大人の目に見えるものではないのです。芝生の上で舞う妖精の姿を見たことがありますか?もちろんないでしょう。でもそれは妖精がいないことの証明になってはいないのです。目に見えないもの、見ることができないものがこの世に存在するという不思議を想像することができないだけなのです。


赤ちゃんが持つガラガラを分解すれば、どうして音が鳴るのかわかるでしょう。でも、目に見えない世界を覆うベールは、どんなに力の強い人でも、それどころか、世界中の力持ちをみんな集めてきたとしても、引き裂くことはできません。信じる気持ちと想像力、それに詩と愛とロマンスだけが、そのカーテンを引き分けて、その向こうにある、この上なく美しく、輝かしいものを見せてくれるのです。そのようなものが人間のつくった、でたらめといえるでしょうか。ねぇ、バージニア、それほど確かな、それほど変わらないものはこの世にはほかにないのですよ。


サンタクロースがいないですって!とんでもない!うれしいことにサンタクロースはいますよ。それどころかいつまでも死なないでしょう。1000年後までも、いえ、バージニア、100万年後までも、サンタクロースは子どもたちの心を喜ばせてくれるでしょう。(ニューヨーク・サン紙、1897年の社説)


目に見えるものしか信じない悲しさと、目に見えないものの確かさ、不変さ、そしてそれを信じることの素晴らしさを説いたこの社説は、大きな反響を呼びました。語りかける味わい深い文章は、のちにアメリカ中、世界中に知られることになり、100年以上を経た今でも多くの人々に読みつがれています。


見えるものすべてが真実とは限りません。見えない真実がたくさんあります。私たちが目にするものは世界のごく一部分に過ぎません。サン・テグジュペリの小説「星の王子さま 」の一説にある「大切なものは、目に見えない」を思い出します。今晩は、世界中でたくさんのサンタが活躍していることでしょう。


日本でも大きな本屋さんに行けば翻訳絵本を見つけることができます。


サンタクロースっているんでしょうか?(児童向け)
発行 偕成社 (ニューヨーク・サン新聞「社説」 中村妙子=訳)

May You Have a Merry Christmas !


* ノースショアのグラススカート・グリルのジョニー犬がサンタに変身しています。下YouTube
   
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きよしこの夜(Silent Night)ギター

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今年のクリスマスは月曜日ですので、ハワイではすでに金曜日の昨日からクリスマス休暇を取る人がいます。今日はスーパーサタデーでクリスマスの最後のショッピングでどのお店にも人が出ているのでしょう。

クリスマスキャロル(賛美歌)の中でも日本で一番知られている「きよしこの夜」ですが、私の記憶を辿ってみてもやはりこの「きよしこの夜」がクリスマスを象徴する代表的なものです。

小学生の頃、近所の集会所で子供会のクリスマス会が設けられていました。部屋の明かりを消すと部屋の中央に置かれた小ちゃなクリスマスツリーの色とりどりの豆電球が世界を一変させました。まだ一般家庭にクリスマスツリーがなかった時代でした。

明かりが消された部屋の暗さに目が慣れてくると、クリスマスツリーの豆電球に照らし出された子供たちの顔を見えてきます。そして、歌詞の意味も知らず皆で神妙な気持ちで「きよしこの夜」を歌いました。

昨年から始めたギターでのYouTube「きよしこの夜」、今年もほとんど練習できなくぶっつけ本番です。記憶力と集中力が年々衰えていく中で、昨年よりは少しはましになっているでしょうか。日本ではこれからクリスマスを迎えます。みなさま、素敵なクリスマスをお迎えください。

You may have a Merry Christmas !

   
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侵食が激しいハワイ


6mもある高い波に乗って競われる世界のサーフィン大会が開催されるオア島のノースショア。冬のシーズンには15m以上もある高波が訪れることが珍しくありません。

その世界のサーフィンのメッカであるノースショアのビーチが大変なことになっています。サンセットビーチの海岸侵食が深刻化しています。サンセットビーチが消滅しようとしているのです。侵食はこの5年ほどの間にますます大きくなっています。

つい最近まで崖から2mほど陸地にあったライフガードの物置小屋が大波の浸食によって土台が削られようとしています。小屋が波に飲まれていくのは時間の問題です。大事に至らないように、今週その小屋が撤去されました。

サンセットビーチからロッキーポイントにいたる海岸線に建つ家のいくつかは、冬になると高波が寄せてくるのを恐れています。ノースショアのサンセットビーチ小学校近くのビーチでは、海岸に建つ家の裏庭にあったプールが大波の浸食でされわれ、家の土台がむき出しになっています。広い裏庭があった家には、海岸線が家のすぐ近くまで迫っています。

この海岸侵食問題には地球の温暖化が大きな原因だと言われています。このところの満潮が、3インチから6インチも(7.5cm~15cm)異常に高いのが記録されています。ワイキキでも今年は高潮に大きなうなりが加わるキングタイドが訪れています。ワイキキのビーチの侵食も深刻化しています。

ワイキキのビーチは、5年前に250万ドル(2億5千万円)の経費をかけてビーチの砂を補充する大規模工事が実施されたばかりです。この5年の侵食は激しく、ビーチの砂に隠れていた70年前のコンクリートの基礎部分がむき出しになっています。コンクリートの壁や鉄筋がむき出しになっています。

付近の立ち入り禁止になっている安全性に問題のあるビーチには先日、緊急処置として砂が詰められたマットレスが埋設されました。マットレスを埋設してもビーチの砂浜が戻るわけではありません。

ハワイでは、これからますます海岸浸食が深刻化してことは確かです。ワイキキビーチはビーチに砂を補充すればいいのですが、サンセットビーチの個人の所有地はそんなわけにいきません。これからハワイの海岸線が大きく変わっていくことでしょう。海岸に住もうと思う人は少し考えた方がいいのかもしれません。



      
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電話詐欺に注意

 

この数日、全く心当たりのない番号の電話が何度もかかっています。電話に出ると返事もなく、しばらくすると録音された乾いた女性の声が一方的に情報を伝えています。

コンピューターが無秩序に選んだ番号に手当たりしだい電話をかけるロボ・コールが今、アメリカ中の電話に繋がっています。スキャム(Scam)と呼ばれる人を騙す電話詐欺です。テレビニュースでは注意を呼びかけています。

ニュースによると、ロボ・コールによるさまざまな詐欺の電話は昨年よりも76%も増加しているそうです。下手な鉄砲も数撃てば当たる方式で、想像もできない数の180億件もの電話通話が詐欺目的でアメリカ中の電話を呼び出しています。

知らない番号からの電話には出ないとニュースキャスターは呼びかけていますが、商売をしている人はそんなわけにはいかないでしょう。出られなかった電話にこちらから掛け直すことをすると、法外な電話料を請求されることもあるそうです。年末の忙しいこの時期に電話詐欺とは困ったものです。


   
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