9月の北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射実験後、2カ月以上ミサイルが発射されることはありませんでした。28日に久しぶりに発射された今年20発目の弾道ミサイルには、国連では軍事力行使も含めた強硬論も出ています。
28日の弾道ミサイルは、アメリカ本土をじゅうぶんに射程に入れる可能性があると言われています。専門家に寄れば、8100マイル(13000キロ)も飛ぶミサイルで、アメリカ東海岸の首都があるワシントンDCまで届く可能性があります。グァムやハワイどころではありません。
北朝鮮の核ミサイル攻撃があった場合,ハワイ州民と観光客へ「攻撃警報サイレン」を鳴らし避難を呼びかけるサイレンのテスト警報が明後日の12月1日(金曜日)からハワイで始まります。アメリカではハワイが最初のテストサイレンを実施します。
毎月1日の11時45分の従来から行われている緊急事態(津波、洪水、地震等)の注意警報サイレンテストの後、11時46分から従来のサイレンとは少し違うサイレンが鳴らされます。(サイレン音は下のYouTubeで聞けます)
今回のテストサイレンはすでに決まっていたことですが、タイミングよく直前に北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射実験がありました。ハワイの住民は危機感をより強く感じて、テストサイレンを聞くことになるでしょう。
万が一、北朝鮮からハワイへ向けて核ミサイルが発射された場合,警報サイレンが発せらます。ハワイへのミサイル到達時間は、わずか約20分(警報サイレンからは約15分)であると言われています。直ちに近くの屋内(できれば地下部分)に避難することが必要です。
しばらくは、ハワイで不気味なテストサイレンを聞くことになるでしょう。緊急避難する必要がないような世界になることを祈っています。
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