ハワイの将来のアキレス腱になる鉄道建設費がまだ明確になっていません。財源不足は明らかで、ダウンタウンまで鉄道がやってくるのかまだ決定されていません(4月30日までに最終決定?)。はっきり言えることは、わずか90万人のホノルルの住民にはとても高価な投資になり、そのツケは税金として私たちの生活に影響を与えそうです。
この月曜日、ハワイ州のイゲ知事が提唱してきた車両重量税、車両登録料、ガソリン税の値上げが州議会で暫定的に決定しました。ガソリン税は62%もの値上げです。1ガロン16セントの税金が22セントに上げられます。アメリカ一高いガソリンです。
ワイキキとダウンタウンのホノルルにある路上駐車メーターの使用料金を、現在の1時間$1.5から2倍の$3に値上げします。さらに現在1ポンドあたり5セントの車両重量税を2018年度と2019年度にそれぞれ1セントずつ段階的に値上げします。
現在の私の車(Volvo)の重量税$370が来年は$413、そして再来年には$456になります。1セントと言えど、ハワイ州にあるすべての車両から徴収するガソリン税や重量税はバカになりません。ガソリン税の値上げだけでも、税収が年間に1100万ドル(13億円)増になると試算されています。
値上げの名目は道路の建設と維持などが値上げの目的になっていますが、鉄道建設に莫大な税金が流れていくことは明らかです。しばらく値上げされていない庶民の足、バス運賃($2.5)も数年には$3、$3.5と段階的に値上げられることも容易に予測できます。
ハワイでは、自動車の走行距離によって課税する新たなマイレージ税も検討されています。新たな財源を確保するため、ガソリン税や車両重量税だけでなく、数年後には消費税(4.712%)などの値上げも検討されるでしょう。将来は観光客にワイキキビーチ使用税などが課せられてもおかしくありません。(実際、ワイキキに不動産を所有する者はワイキキビーチ環境税を払っています)
ハワイはますます住み辛い楽園になろうとしています。これから値上げラッシュがやって来るハワイ、ハワイに住む人もやって来る人も覚悟が必要です。
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