ちょうど3週間前、カナダ国境から10マイルほどにあるモンタナ州の人口が100人にも満たない小さな村まで足を伸ばしてみた。のどの渇きを満たすために、小さな郵便局前にあるバーに入った。
バーの前には1979年製のフォードのピックアップトラックが止めてあった。79年製といえばもう40年近い古い車なのに古さを感じさせないのは、時間が止まってしまったような村に似合っているからだ。
また古さを感じさせないのは、ヘッドランプが従来の丸型から角型になっているからだろう。ちょど79年から、フォードのピックアップトラックはヘッドランプを角型に変えたのだ。
アメリカの田舎に行くと、古いピックアップトラックが珍しくないのに驚く。もちろん古いものだけでなく新しいピックアップトラックも、毎日の生活に密着した生きていくのに必要な足として利用されている。
ベストセラーが映画化された「マジソン郡の橋」のラストシーンが印象的だった。クリント・イーストウッドのモスグリーンの1959年製のGMCのピックアップトラックが雨の降る交差点で信号待ちをする。メリル・ストリープの夫が運転するのは赤いシボレーのピックアップトラック。
今月15日にアメリカで発行された切手にアメリカのピックアップトラックシリーズがある。郵便局に行くたびに発行が待ち遠しかった。1938~1965のピックアップトラックが4台、ただの古いピックアップトラックの切手だけれど、それぞれの車に「マジソン郡の橋」のような物語があるのだろうと想う。
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