楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2016年04月

ウォーレン・バフェット株主総会前日

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ネブラスカ州オマハ、人口がわずかに44万人の小さな田舎都市に世界から4万人もの株主が集まることで市内のホテルはどこも満室です。価格もシーズン中のワイキキ並みの高さです。

土曜日の株主総会を控え、前日はウォーレン・バフェットの会社「バークシャ・ハサウェイ」が所有する会社、株を大量に所有する会社の紹介をします。

緑色のゲッコーがマスコットでアメリカでは知らない人いないほどのコマーシャルがあります。アメリカでは1日に何度も見るコマーシャルの一つに大手保険会社「ガイコ」があります。「ガイコ」やクレジット会社の「アメリカン・エキスプレス」はウォーレン・バフェットが所有する代表的な会社です。チョコレートの「See's Candy」もそうです。

会社の商品&製品紹介と商品の特別即売会が開催されました。もちろん株主総会の記念の各社のTシャツなどの販売もあります。ニューヨークからはいつもCNBCの全国株式ニュースキャスターをしているベッキー・クイック(有名人)も現地入りして株主総会を紹介します。

日本の株主総会と違うのは、会社が無料で株主に商品を提供することはありません。ユダヤ商人らしく、持ち株会社に儲けが出るように株主がお金を払います。試供品やお土産などはありません。日本の株主総会と大きく違うことです。

午後12時のオープンですが早い人たちは2時間も前から開門を待っていたそうです。まるでロックスターのコンサートを待つような人出です。違いは待つ人たちの年齢層が高いことでしょう。明日は経済界のロックスター、ウォーレン・バッフェトの登場です。


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大富豪のウクレレ愛好者(ウォーレン・バフェット)

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世界で一番高額なランチが毎年アメリカで話題になります。世界で一番高価なランチの権利は毎年、オークションによって決められています。昨年は230万ドル(約2億530万円)で落札されました。

この権利は今世紀の投資の神様と言われる「ウォーレン・バッフェット」と一緒にランチを摂るもので、彼から投資でけでなく人生について教えてもらえる非常に貴重な機会となり世界各国から注目されるオークションになっています。このオークションによる利益は、すべて慈善団体に寄付されています。

彼の投資戦略はいたってシンプルです。シンプルの中にこそ真理があるものです。

ルール1 「損をする投資はするな」
ルール2 「絶対に、ルール1を忘れるな」  

ビジネススタイル同様、個人の生活スタイルもいたってシンプルなのに多くの人が魅かれるのでしょう。 今日は、週末の株主総会を控えウォーレン・パフェットに近づいてみました。

ウォーレン・バッフェットは派手な生活を好まず、58年前に31500ドル(約350万円)で購入した自宅に現在も住み続けています。自宅はオマハの中心から50ブロック離れた住宅街にあり、車で10分ほどの自分の会社(バークシャ・ハサウェイ)に40年以上通っています。愛用車は高級車ではなく、実用的な日本のスバルです。

マクドナルドのソース抜きのパンと牛肉パテだけのハンバーガーとチェリーコークのジャンクフードを食べるのを日常としています。とても600億ドル以上(7兆円)もの資産を持つ大富豪とは思えません。年棒は過去25年間以上一律の10万ドル(1100万円)。月に100万円にもならない月給になります。彼の資産のほとんどは慈善団体に寄付されます

今日は、そんなウォーレン・パフェットの会社、自宅、所有する宝石店に行きつけのステーキハウスを訪れました。ステーキハウスでは、バッフェとの自宅前で写真を撮っていた2人組の男性に出くわし、お互い思わず笑ってしまいました。

そうそう、ウォーレン・パフェットはウクレレの愛好者でもあります。


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ウォーレン・バフェットに会う(オマハ)

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ワイキキ・カラカウア通りのジミー・バフェットのお店「マルガリータ・ヴィル」が潰れました。つい先日、壁の装飾品を含めお店の中のすべての物が公開売却されました。ジミー・バフェットは元々はミュージシャンですが、今ではレストラン経営やビール会社を所有する実業家になっています。

バエッットと言えば、コカコーラを始めさまざまな大企業に投資している著名な投資家ウォーレン・バフェットがいます。ウォーレン・バフェットはネブラスカ州オマハに住み、彼の会社「バークシャ・ハサウェイ」がオマハにあります。アップル、グーグル、マイクロソフトなどに次いで企業価値が高い上場企業で、世界最大の投資持ち株会社です。

彼の投資傾向で世界の経済がわかるといわれるほどで、世界に影響を持つ1人として経済界では知らない人がいません。フォーブス誌による世界長者番付では毎年ベスト10に名前を載せ、過去に何度か1位になっている大富豪です。

オマハは人口がわずかに44万人の小さな都市ですが、毎年オマハで開催される「バークシャ・ハサウェイ」の株主総会には、バフェットの話を聞くために世界中から4万人にものぼる株主が参加します。社外取締役のマイクロソフトのビル・ゲイツも参加が予定されている株主総会が週末に開催されるため、今私はオマハに来ています。



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ウクレレの楽しみを伝える(Pua Lililehua)

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ハワイの調べ物をしていると必ずヒットするハワイブログがあります。少し変わった名前のブログです「健太のワイキキだよ、おっかさん!」。膨大な情報のブログで、とても参考になります。


ハワイ在住45年の先輩、ブログの師匠、ウクレレの師匠、人生の師匠・・・である健太さん。私がウクレレを始めるきっかけになったのが健太さんが YouTube にアップされている50回以上の「なんちゃってウクレレ・レッスン」です。健太さんは日本でミリオンセラーのレコードを出されている元プロ・ミュージシャンです。

ハワイにいる以上ウクレレくらいは弾けなきゃと思っていたところ、簡単に弾けるよとそっと私の肩を押してくださったのが健太さんでした。そんなきっかけでウクレレを始めた私ですが、縁あって何人かの人にウクレレの楽しさを伝える機会がありました。

誰でも弾けるようになると楽しくなり、ハワイをいっそう楽しむ機会が増えるものです。「簡単に弾く」を目標に左手の指の押さえを少なく、できるだけ簡単に弾く。歌の伴奏でコードをかき鳴らすだのではなく、ソロ演奏するウクレレです。そんな風にして、私の弾けるレパートリーも20曲以上になりました。

まずは今初心者のみなさんに紹介しているハワイアン・ソング「Pua Lililehua」を紹介します。健太さんが言う上達のコツは「テレビを見ながらでもいい、毎日ちょっとした時間でもウクレレを持って弾き鳴らす。」 これを実践すれば、私レベルくらいだったら本当に誰でもウクレレが弾けるようになります。私が保証します。



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エリザベス90才の誕生日

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ダウンタウンで早朝7時にビジネスビルのエレベーターでよく顔を合わせる品のある白髪の女性がいる。いつしか挨拶を交わすようになり、少しずつ短い間だけれどエレベーターで会話するようになった。

その女性が誰かに似ているとずっと考えていた。そして先日21日にテレビでイギリス女王が90歳の誕生日を迎えた映像を見てはっとした。エレベーターの女性だったのだ。

私はずいぶん前、学生時代にイギリス女王エリザベス2世を見たことがある。49歳になったばかりのエリザベス女王を見たことがある。場所はロンドンのバッキンガム宮殿ではない。

女王が1975年5月に伊勢志摩を見学される際、名古屋駅で東海道新幹線から近鉄に乗り換えの時、駅の階段を上がって行かれる姿を見た。偶然その場を通りかかったのだ。ちょうど今頃の季節だった。41年前のことだ。

女王は鳥羽の御木本真珠島を訪問して、鳥羽国際ホテルに宿泊された。1ヵ月後に三重県伊勢で開催される伊勢志摩サミットでも、伊勢志摩の迎賓館的高級ホテルにきっとオバマ大統領らの国賓が宿泊されるだろう。

90歳になった女王を見て41年前を思い出した。これからダウタウンで白髪の女性を見るたびに、きっとイギリス女王エリザベス2世を想うことだろう。


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チャイナタウンの小さなガーデンが大きな問題に

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2週間ちょっと前、チャイナタウンで6年ほど衣料品のお店をひらくロベルタ・オークスさんは自分のお店前にある一本の木の周りに花を植え白い柵を設けました。お店の前を通る人やお店を訪れる人からの評判もよくて気をよくしていた。

それまでは木の根元には煙草の吸殻や違法ゴミが放置され、中には堂々と小便をする輩もいた。ロベルタさんは、毎日お店の前をきれいにすることに疲れていました。いい考えを思いついて、その考えを実行に移しました。

1週間前に市から1本の電話がかかってきました。そしてメールが届きました。「歩道に個人が許可なく手を加えることは違法行為です。すぐに柵を撤去して元に戻してください。」

殺風景なゴミで汚れた街に、自らの時間とお金をかけて景観を良くしようとするロベルタさんは間違っているのでしょうか?市はロベルタさんの善意を無にする前に解決すべき問題を山ほど抱えています。お店の前の公園には、ホームレスが違法に住み着いています。どの国も役所と言うところは融通が利かないものです。



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カフェ・ラニCafe Lani(アラモアナ)

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アラモアナに年に3回の歯のクリーニングに行ったついでに、アラモアナセンターに新しく出来たレストランに行ってみました。昨日「健太のワイキキだよ、おっかさん!」のハワイブログで紹介されていたレストランです。健太さんのブログを見てい行きたくなったのです。

1年半ほど前にハワイカイでオープンした日本食レストラン「五穀」、アラモアナセンター3階で今年新たにオープンした天ぷら専門店「天ぶら一代」と同じ岡山県の「ピアー・サーティー」が経営する日本風洋食とパンの食べ放題の話題のレストランです。「ピアー・サーティー」はハワイで20店舗のレストランをオープンさせる計画を持っています。

歯科医院に行く8時前に場所とメニューを確認して、ランチ時間の10分前の10時50分に行くとすでにお店の入り口付近には大勢の人がいます。イヤな予感がしました。すでに20組近くの人がリストに乗っています。でも、店内を見渡すと朝食時間のお客様が少し残っているだけで空席が多いのですぐにテーブルに着けるもの安心しました。

オープンの11時になってテーブルに誘導するのにもたもたしています。店内のホールには10人近い従業員がいるのにもかかわらず、レジの女性が1人で誘導してドタバタしています。もちろんその女性にお客様を迎える笑顔などあるわけありません。途中からヘルプが入ってスムーズになってきましたが、私たちがテーブルに着けたのは30分以上待ってからのことでした。

入り口で待っている間に、キッチンからは用意が出来ていないので11時半まで料理が出せないと業務連絡が耳に入ってきました。外には聞こえてはいけない言葉です。私たちのテーブルに料理が運ばれてきたのは、テーブルに着いて30分以上待って12時を過ぎてからでした。

学生時代カリフォルニアの行列のできる有名ステーキレストランで働いた経験のある妻によると、従業員の多さが目立つ割に空の水コップが満たされることがないなど、やはりマネージメントに問題がありそうです。レストランはいかにテーブルの回転を良くして多くの顧客をさばかないと利益が出ません。

出来立てのパンが好きなだけ食べられるのもサービスの1つですが、まだまだ改善の余地のあるレストランです。お店全体の流れを監視する立場の人の姿が見えません。店長の栗田さんが自らフォーク&ナイフの水切りをされています。この5年ほどレストランの覆面調査員をしてきた経験から、改善点ばかりが気になったレストランでした。

店内のお客様は日系人がほとんど、ハワイで生き残っていくのにはいかに日系人以外の顧客を満足させるかにあるでしょう。レストランの真価を問われるのは料理以上にサービスの質です。そのためには、定着率の悪い飲食業の従業員の教育も忘れてはいけません。

トマトソース(Tomato Mozzarella)とキノコ&ベーコンのパスタ(Porcinic Pasta )をシェアして食べましたが、日本人の口に合う日本風の洋食になっています。オープン当時はパスタにスープが付いたはずですが、すでにスープが外されています。私は画像のキノコパスタ($16.50)をお勧めします。もちろん30分以上料理が出来るのを待っている間、10種類くらいあるパンをたらふくいただきました。

*現場はまだ混乱している風景がありますので、混雑する時間帯は避けたほうがよさそうです。


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ハワイが大好きだったプリンス

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It's just another manic Monday
I wish it was Sunday
'Cause that's my funday
My I don't have to runday
It's just another manic Monday

一度聞くとなかなか忘れられないフレーズで86年に大ヒットした女性グループの曲があります。当時アメリカでカーラジオを付けて10分もすると必ず耳にしたヒット曲でした。アメリカでは今でもラジオで流される80年代の代表的なヒット曲になっています。この曲の作者はこの曲だけで、何ミリオンドル(何億円)もの印税が入ったはずです。

この「マニック・マンデー」は全米ヒットチャートの2位まで行きます。その時の1位にランキングされたのが昨日亡くなったプリンスの曲「KISS」でした。当時話題になったのが、実はこの「マニック・マンデー」はプリンスが女性グループのために書いた曲だったのです。プリンスの有能さを物語るヒット曲でした。プリンスはさまざまなジャンルのシンガーにヒット曲を提供しています。

謙虚さがあり決して派手ではない性格、地味な生まれ故郷ミネソタ州ミネアポリスを愛し、そこに住んでいたプリンスにはとても好感が持てました。ジャズピアニストの父とジャズシンガーの母を持ち、すべての歌の作詞、作曲、歌唱、演奏をこなす有能なミュージシャンの早すぎる死でした。ビートルズのポールが有能なタレントを世界が失くしたと表明しています。

故郷ミネソタ・ツインズ(プロ野球)のホーム球場がパープルでライトアップして夕べの試合が行われました。ニューヨークのエンパイヤステートビルなど世界はパープルでライトアップしてプリンスの死を悼んでいました。

プリンスはハワイが大好きでした。マウイ島に別荘を持ち、マウイで寛ぐプリンスの写真が公開されています。派手な舞台衣装ではなく普段着のプリンスの自然な笑顔があります。ハワイではオアフ島、マウイ島で6回のコンサートをしています。マウイ島ではコンサート後も地元のライブハウスに現れ、ハウスバンドと熱い競演をしています。リラックスできる環境のハワイが大好きだったようです。

今日プリンスの検視が終わりましたが、直接の死因は公開されていません。激しいダンスによる股関節痛に長年悩まされていたと言われます。死因はドラッグによる事故だと言うのが大方の意見です。ドラッグさえなければ、寿命を全うできた有能なミュージシャンがアメリカでは少なくありません。

Prince,  R.I.P.

   

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アメリカの20ドル紙幣が変わる

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日本は高額の紙幣を持ち歩いても比較的安全な治安の良さから、1万円札や5千円札がよく利用されます。日本には2千円札があるのですがなぜか普及していません。

文化と社会構造の違いから、アメリカでは現金はあまり持ち歩かなく1ドルと20ドル紙幣がよく利用され流通しています。ハワイでは銀行の現金支払機(ATM)で2千ドルの現金を下ろすと、20ドル紙幣が100枚出てきます。

昨年、アメリカ財務省が2020年に発行する新しい10ドル紙幣に女性の肖像画を採用すると発表しました。女性の参政権を認めた憲法の改正から100年を記念して、女性の肖像画の紙幣の発行が予定されているのです。新10ドル紙幣に採用される女性が誰になるのかが、発表から話題になっていました。

昨年の10ドル紙幣の肖像画の変更が発表された後、10ドル紙幣の初代財務長官アレクサンダー・ハミルトン擁護運動が起こりました。また、奴隷制度を支持した20ドル紙幣のアンドリュー・ジャクソン元大統領に非難が集まっていました。それに拍車をかけるように、10ドル紙幣の初代財務長官ハミルトンの生涯を紹介するミュージカルがニューヨークのブロードウェイで現在大ヒットしたのが原因で、肖像画の変更は10ドルから20ドル紙幣になりました。

新20ドル紙幣の肖像は、故人でアメリカの民主主義を象徴する女性が何人か候補に挙がっていましたが、奴隷解放運動に献身した黒人女性ハリエット・タブマンが採用されることに決定しました。新紙幣の最終デザインは2020年に発表され印刷されるようです。

アメリカの紙幣に黒人女性が登場するのは史上初で、現在の20ドル紙幣の表に描かれているアンドリュー・ジャクソン元大統領は裏側に移ることになりました。

10ドル紙幣の裏にはスーザン・B・アンソニー(女性参政権に係った公民権指導者)など5人の女性、5ドル紙幣の裏にはリンカーン記念堂とマーチン・ルーサー・キングキング牧師やエレノア・ルーズベルト大統領夫人ら3人が採用されます。最終的には2030年頃までに、新紙幣が印刷され流通することになりそうです。



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ハワイで納豆

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ワイキキからの帰り、久しぶりに日系スーパー「ドン・キホーテ」に寄ってみました。ダウンタウンから距離があるので、このスーパーで買い物をすることはめったにありません。

ハワイに輸入される日本製の食品は、日本の店頭価格と比べると2倍にも3倍にもなっているものがあります。それでもハワイで売れるのは、ハワイに住む人たちにとって日本の食が魅力的だからでしょう。私たち移住者は、食べ慣れたものを食べたくなるものです。

私は日本ではあまり納豆は食べません。納豆が健康増進のためにも食べられているのは誰もが知るところです。医師からコレステロール値が高いので、食生活の改善をするように指導されています。スーパーの3パック$1.87の納豆に目が行きました。

愛知県にはトヨタを始め、世界に名の知られた企業が少なくありません。中部国際空港から遠くない知多半島の半田市にあるのが200年余りの歴史のある江戸時代から続くミツカンです。もともとは造り酒屋でしたが、酢も始めて江戸時代の握りずしブームに乗り大きく発展して今になります。近くにはソニーの創業者盛田氏の実家の造り酒屋があります。

私の郷土愛知県のミツカンの納豆が特売セールになっています。ミツカンと納豆(金のつぶ)の名前に惹かれて、躊躇なく納豆を買い物カゴに入れました。パッケージは海外仕様ですが、しっかり日本で造られた本物の納豆です。

日系移民の多いハワイ州やカリフォルニア州には豆腐製造業者がいて、もちろんローカルでも納豆が生産販売されています。冷凍されて日本からやって来る納豆は少し新鮮味にかけますが、大量生産できないアメリカ産は割高です。

ミツカンの納豆を炊き立ての白いご飯に乗せて食べてみました。何年か前に知多半島にあるミツカンの本社工場を見学したことがあります。久しぶりの郷土の納豆は懐かしい味がしました。


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tigger

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