世の中は食事をしてお金を払うのが普通ですが、食事をしてお金がもらえる世界があります。そんな仕事を月に一度ほど5年以上続けています。ほとんどがレストランがうまく運営されているのかどうかをチェックすることが仕事になります。
さまざまなチェックポイントがあります。いくら美味しい食事を出しても、そこで働く人たちが美味しく食べられる環境を提供しないと人はがっかりして、二度と足を運んでくれません。スタッフは接客のプロでなければなりません。
日本人の経営のお店がハワイでがんばっているのは同じ日本人としてうれしいものです。ダイヤモンドヘッドの近くモンサラット通りに2011年10月にできたイタリアン・レストラン「Happy Valley Pasta&Pizza」は、愛知県渥美半島田原市に本店のある愛知県の豊橋市を中心に店舗を展開しているカジュアルなイタリアン・レストランです。
初めてのレストランでしかもこの日は祭日です。出かける前に営業時間を確認するために11時にお店に電話をしました。2度かけても呼び出し音がするだけで、電話が通じません。何か嫌な予感がします。調査する場合は、この電話応答から始まることもあります。
祭日の11時半過ぎ、先客は4組で2組が食事中です。先客の1組は3世代の日本人の6名ほどのグループで、もう1組はカップルです。私たちの後から1組のカップルが入ってきました。注文を済ませ待っていると、新たな6人のグループが入ってきました。
日本のランチのように、食事にサラダ&ドリンクが付くのはお得感があります。パスタはトマトソース系、クリームソース系、オイル系から選べます。ハワイらしくボリュームがあるので、2人の場合は1皿のパスタをシェアして、もう一皿はピザなどというのがいいかもしれません。半分のボリュームでいいので、美味しいパスタが食べたかったと云うのが正直な感想です。
問題はレストランの運営(management)です。ホールには2人のサーバーがいますが、要領が悪いのか店内を監視していません。空きテーブルがたくさんあるのにもかかわらず、入り口のお客さんはすでに5分ほど店内をキョロキョロしながら待っています。キッチンは明らかに1人しかいないような遅さのサービスです。
アメリカのレストランで行われるフレンドリーな自己紹介も食事を運んだ後のフォローアップもありません。とても残念だったのが、なんと私たちの1組あとから入った6人のグループの食事が私たちの注文よりも早く提供されたことでした。その6人が食べ終わる頃、1時間近く待たされたあげくに出されたパスタは当然に楽しむことができませんでした。
今回は覆面調査の仕事ではありませんでしたが、この日に依頼されていたならばかなり厳しい調査結果になったはずです。Yelp の英語レビューをチェックすると私と同じような経験をした人が何人かいます。まだまだ改善の余地があるようです。たまたま私が訪れた日が運のない日だったのかもしれませんが、期待していただけに残念でした。
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