アメリカやヨーロッパの車はカーナビが日本ほど装備されていません。レンタカーにいたっては、カーナビはオプションで別料金が必要です。レンタカー会社によってはオプションさえないものが少なくありません。カーナビはそれほど一般的でないのです。
いつも知らない土地をドライブする時は、事前にグーグルマップのストリートビューで何度も仮想のドライブをしていました。昨年の英国リバプールのビートルズ巡礼のドライブでも、地図を見ないでも行けるくらい何十回と仮装ドライブをして十分な準備をしました。おかげで、迷うことなくペニーレインやジョンやポールの家までたどり着くことができました。
今回はカーナビを用意しました。アメリカでは一般的にGPSと言われているオンダッシュタイプのカーナビが主流で、１００ドル前後から販売されています。先のシアトルで大活躍したのが、世界４０ヶ国以上で製品を販売しているオランダのアムステルダムに本社を置くTomTom社のカーナビでした。シアトルでは大雨で道路標識や周りの風景が全く見えなくなることが何度かあっても目的地に着けたのは、トムトムのおかげでした。
今までカーナビを使用してドライブしたことがなかったのですが、知らない土地でその力を発揮してくれるカーナビのありがたさを実感しました。出発点と目的地を入力すれば、最短距離でドライブできます。目的地までの距離と時間まで表示されて感動する私は、日本から見たら滑稽かもしれません。やっと私もカーナビの便利さを知りました。
このトムトムには、音声が英語、スペイン語、フランス語と日本語から選ぶことができます。日本語にはコンピュータ的な女性声のアクエスさん、男性のキヨシ君があります。英語は４種類、私は女性のボニーさんに音声案内されて無事ホノルルに帰ってきました。
トムトムは、日本語での音声案内が可能で、見やすいカラー画面、ホテル、ショッピングセンター、ビーチやゴルフコースなどを豊富なデータベースから簡単に検索ができます。トムトムは、ロンドンのタクシーにも標準搭載されているカーナビです。タッチパネル式で、取扱いも簡単で、本当に重宝しました。
レンタカーの場合、車自体にカーナビは搭載されてないので、レンタカー会社から借りて利用する場合、例えばハワイのダラーレンタカーだと１日$13.99+Tax かかります。10日借りたら、買った方がいい値段です。これからハワイにやって来る人、１週間$15 でレンタルしますよ・・・笑
アメリカの大都市の場合、フリーウェイの構造が複雑で現地人でも迷う人がいるような場所もあります。そうした場所で、これからこのトムトムが活躍してくれそうです。さて、今度はトムトムを持ってどこへ行きましょう。
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