学生時代、英会話の練習がしたくて、白いワイシャツ&ネクタイ姿の2人組みのアメリカ青年と親しくなったことがあります。しばらくの付き合いでしたが、英語の発音をよく直してもらいました。2人は大学生で、学生生活を中断してユタ州からモルモン教の布教に日本にやって来ていたのでした。2人の話す日本語は驚くほど上手く、どこで勉強したのかと聞くとハワイの大学の短期集中講座で習得したと答えが返ってきました。
その2人の学生宣教師が学んだハワイの大学が、オアフ島ライエにあります。2800名の学生の97%がモルモン教徒であるブリガム・ヤング大学(Brigham Young University)ハワイ校の本校はユタ州にありますが、分校とは言えハワイ校も立派なキャンパスをライエに持つ総合大学です。
その大学の運営基金にもなっているのが、大学に隣接するハワイ観光の一つ、モルモン教会が経営するポリネシアン・カルチャー・センターです。従業員の70%の1300人がモルモン大学の生徒で構成されています。ガイドをしたり、ステージで踊りを披露してくれる人のほとんどが大学生です。
学生は、週20時間、休暇中は週40時間センターで働くことで、学費と寮費などが免除され勉学に励めます。もちろん、日曜は働かない安息日のため、センターは休館になります。日曜日に休館のテーマーパークも珍しいでしょう。
センターの目玉、100人余りによるポリネシア文化を紹介するイブニングショウを観ながら、かつて親しくなった2人のことを思い出しました。
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