2013年07月

2013年07月31日16:30

ヒルトンの花火が週２回に

カテゴリ: ワイキキ

1985年に始まったヒルトンの金曜日の花火が、来月６日から火曜日にも打ち上げられることが決まりました。金曜日の花火は7時45分の打ち上げですが、来週火曜日から始まる花火は8時から5分間の花火になります。

ヒルトンのマーケティング担当によると、ヒルトンに滞在する平均日数が4.5日で、週一度の花火では見られない人もいました。週２回になり、ハワイに短期滞在する人でも一度は見られるようになりそうです。

花火の開催日が増えることはヒルトン＆ワイキキの活性化に役立つだけでなく、ヒルトンにある90以上の店舗の売り上げの増加に結びつきます。

1分1000ドルの打ち上げ代がペイ出来る限り、週2日の花火は続くようです。夏に花火は似合います。これから日本からの観光客が増える夏本番、ヒルトンの花火はたくさんの人の夏の思い出の一つになることは確かでしょう。

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2013年07月30日17:35

蒸し暑いハワイのストーム（嵐）

カテゴリ: 住

ホノルルは、朝から不安定な天候でした。雨が落ちてきたと思ったら、次には陽が射していました。昨日のブログで紹介したように、ハワイ島の北をかすって熱帯低気圧のフロッシーがやってきています。マウイ島は場所によっては、風も雨も強かったようで、多少の被害も出ているようです。

オアフ島は、これまでは風も雨も大したことがないのですが、湿気が朝から酷いものです。私の部屋の湿気計は９０を越えています。ストームはこれからオアフ島にやってきます。勢力が弱くなったストームとはいえ、用心は必要です。落雷での停電が一番困ります。

サーファーは警告にもかかわらず、少なくない人たちが高い波を楽しんでいます。いつもより人が出ていたようです。市庁舎は午後3時に帰宅命令が出て、どこも早めに仕事を上がり、夕方はいつもより早く帰宅を急ぐ車両で渋滞が始まっていました。ダウンタウンの今晩は走る車も少なく、静かな夜になっています。

ハワイを直撃するストームは20年ぶりだそうです。また、この時期にハワイにストームがやってくることは珍しいことです。地球の温暖化が影響しているのでしょう。台風を毎年経験したきた日本人の私たちには珍しいことではありませんが、今回のハワイのストームは大きな被害もなく過ぎ去ってくれそうです。あすの朝には、また涼しいハワイの夏に戻ってくれるでしょう。

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2013年07月29日16:26

ハワイにもうすぐやって来るもの

カテゴリ: 住

この４月にダウンタウンに大型小売店の「ウォルマート」がやって来るのが発表されました。その後、ハワイらしく開店に向けての改築作業が進んでいません。先週から、店舗内に明々と電灯がつけられ、これから作業が始まるようです。

フォート・ストリート・モールの並びにある、「丸亀うどん」の開店がついに決まりました。昨年の１１月にダウンタウンに第２号店をオープンすると発表してから何の進展もありませんでしたが、ついに９月から１０月の新店舗のオープンを発表しました。

アメリカ気象庁は、熱帯低気圧（Tropical Storm）フロッシー（Flossie）のハワイ諸島の接近を先週から予報していました。カリフォルニア沖で発生した熱帯低気圧は、真直ぐハワイ諸島に向かってやってきています。

ハワイ島ヒロからおよそ２６７マイル（427km）東まで近づいている熱帯低気圧に、ハワイのどのTVローカルニュースのトップはストーム情報になっています。市民に注意と警戒を呼びかけています。（午後９時時点）

ハワイ島とマウイ島に熱帯暴風警報、オアフ島には熱帯暴風注意報、そしてハワイ諸島全域に突発的的洪水注意報（Flash Flood Warning）が発令されました。ワイキキは、夜になって蒸し暑くなってきました。

時速20マイル（32km）のスピードで移動中で、早ければ明日の早朝からハワイ島が大雨や強風に見舞われる予想です。午後にはマウイ島やオアフ島でも大雨などの影響が出る可能性があります。

真直ぐ進めば、オアフ島とカウアイ島は、直撃する危険を避けられますが、雨量が心配されています。熱帯低気圧（フロッシー）は、徐々に勢力が衰えているようです。ハワイは突然の豪雨に、鉄砲水、洪水が発生するので油断はできません。

ウォルマートや丸亀うどんは、早くやって来てほしいものですが、フロッシーは方向を変更して、ハワイにはやって来てほしくないものです。

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2013年07月28日16:30

ノースの途中に立ち寄る場所（Green World Farms）

カテゴリ: ノースショア（ハレイワ）

ワイキキからH２を通ってドール・プランテーション手前の三叉路に今年１月にオープンした「グリーンワールドファーム（Green World Farms）」。ノースショアへのドライブ途中に立ち寄る絶好のスポットです。

まだオープンして間もないのですが、すでに立ち寄る観光客が少なくありません。入り口にはドリンクスタンドがあり、コーヒーをゆっくり奥のテーブルでいただけます。大きな倉庫の半分が店舗になっていて、コーヒーだけでなくさまざまなオリジナル商品の他、ローカル商品も購入できます。

倉庫の天井の高い店舗の壁には所狭しと、コーヒーのポスター＆サインが並んでいます。さながらちょっとした博物館のようで飽きさせません。７エーカーの敷地には倉庫店舗だけでなくたくさんのコーヒーの木が植えられています（Coffee Farm）。

また、店舗ではコーヒーが試飲できます。ホット（モロカイ、ノースショア）だけでなく、アイス（メネフネブレンド）も試飲できるのがうれしいです。腰掛けて壁のポスターを眺めながら、ハワイ１００％のコーヒーを試飲してもいいでしょう。

コーヒーをよく知るコーヒー職人（ロースト・マスター）のジョンさんが店頭にいますので、コーヒーについてのどんな質問にも応えてくれるでしょう。彼は以前ハレイワのノースショア・マーケットプレイスのコーヒー・ギャラリーで焙煎していたコーヒーの達人です。

ノースショアへの途中、あるいはノースショアからの帰り道にトイレ休憩をしながら、立ち寄るのもいいでしょう。

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Mr.John Alvarez(Roastmaster)
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2013年07月27日17:47

ハワイ日系三世との出会い

カテゴリ: 住

少し前にダウンタウン西にあるコスコのフードコートで日系三世のご夫婦（ナカガワ夫妻）との出会いを紹介しました。今日も先回のような日系三世の方との出会いがありました。

偶然に相席になり、言葉をかけると日系の方だとわかりました。ナカガワ夫妻と同じようにカハラ地区にお住まいです。ホームセンターのホームデポとロウズに用事があって、ついでにコスコを覗いてランチにみえたのです。「袖触れ合うも他生の縁」、ランチをいただきながら話がはずみました。

ハワイ生まれで東京を中心に日本で１８年過ごしたこともあるナカムラ・ヒロシさんのお話を聞くと、日系人の方の苦労がわかります。両親と幼くして東京に渡ります。１９４１年１２月８日の真珠湾攻撃を日本で迎えます。戦争中ずっと日本に滞在してさまざまな経験をされます。戦争が激しくなると、おばあさんの出身の愛媛県松山市に疎開します。おじいさんは山口県の出身です。

名刺の交換をするとナカムラさんは、MD（Medical Doctor)です。産婦人科の医師でした。そう言われれば、優しい物腰の話し方が医師のようです。カリフォルニアの数々の病院で白衣に身を包んんで活躍するナカムラさんが目に浮かびます。再会を誓って別れました。

白いテーブルクロスにシルバーウェアがきちんと並べらたレストランでは体験できない人との出会がある、コスコのフードコート。美味しいホットドッグを頬張りながら貴重な体験ができます。そんな出会いもあるコスコに来週も足を向けましょう。

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東京都中野区江古田で父親、妹、弟とナカムラさん

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2013年07月26日20:58

ワイキキ・マクドナルド射殺事件

カテゴリ: 住

今、ハワイの住民の関心の一つにマクドナルド射殺事件があります。２０１１年１１月、エイペック（アジア太平洋経済協力首脳会議）の特殊警備官D（２９歳）がローカルの男性E(２３歳）を射殺した事件の公判が先週から始まりました。

ハワイのテレビ＆新聞は、連日この公判の模様を伝えています。事件は、ワイキキ・クヒオ通りにあるマクドナルドで１１月５日午前２時４５分に起こりました。ワイキキのマクドナルドでオーダーの順番を待っている間に口論となり、一人の尊い命が奪われたのです。

現在、マクドナルドの防犯カメラに写った映像を元に公判が進められています。目撃者は多く、公判には毎日証人尋問が行われています。

この１０年以上でハワイ一の注目の公判になりそうで、一般市民の関心も高いものがあります。問題は、どのように事件が起こったのかをさまざまな目撃者の証言によって、陪審員がこれから判断していきます。

今日で公判９日を終えて、大まかな状況が見えてきました。どちらも、遅くまでチャイナタウンのファースト・フライデーで飲酒した後、友人とワイキキにやって来ました。どちらが口論のキッカケになったかが問題になります。どうもハワイの男性Eが、特殊警備官Dの友人に難癖をつけたのが口論の始まりのようです。特殊警備官Dが仲裁に入ったものの火に油を注ぐように、口論に暴力が加わります。

取っ組みあいの末、銃が奪われる危険が出てきました。２度の発砲の後、３度目の発砲がハワイの男性Eの胸に的中しました。距離は何インチという至近距離です。

ハワイの男性Eの検死結果には、アルコールの他にマリファナとコカインの陽性が報告されています。特殊警備官Dのアルーコール度は法定内のものでしたが、拳銃を携帯時に飲酒が禁じられている掟を破っています。

ハワイの男性Eが口論の際、「Fuck Haole（白人のバカ野郎）」と挑発的な差別用語を発しているのが証言されています。本土からの白人役人がロコの青年を射殺したと言う感情的な問題も出てきました。

先のフロリダでのジョージ・ジマーマン裁判で、陪審員による無罪判決の評決が注目されました。陪審員の構成によっては、最長で２０年の禁固刑、あるいは正当防衛による事故死で無罪になる可能性もあります。数ヵ月後に無罪の評決が出たら、フロリダの裁判のように全国的に注目されるかもしれません。

公判はまだ始まったばかりですが、マクドナルドの防犯カメラに映しだされた口論の後に特殊警備官Dが倒されるシーンを見ていると、一方的に酔って射殺したのではないと思えてきます。事件直後のニュースとはずいぶん違うものとなってきました。

いずれにしても、一人の尊い命が奪われたことをしっかり考えなければなりません。そして、どちらも土曜午前２時４５分に酔っ払ってワイキキにいなければ、事件が起こらなかったことも確かです。週末の深夜は魔物が潜んでいるようです。

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2013年07月25日16:25

今日のニュース、アメリカ経済

カテゴリ: 住

今日のイリノイ州ゲールズバーグの演説を始めにオバマ大統領は、これから全米各地で、「新たな政策イニシアティブ」について演説をします。今日のニュースから、オバマ大統領の演説が紹介されています。

今晩のCBS放送のニュースは、６１％のアメリカ国民が景気のよさを感じていないと伝えています。７０％のアメリカ国民がギリギリの生活で何とか生活しているそうです。オバマ大統領の健康保険制度も５４％が反対で、賛成は３６％となっています。オバマ大統領の政策に満足している人は多くはありません。

経済の先行き指標の代表であるアメリカのダウ指数は史上最高値をつけていますが、依然として多くのアメリカ人は景気のよさを感じていません。多くの人は将来に楽観的になれないようです。

産油するテキサス州でも電気料の高騰に多くの人が頭を抱えています。ハワイでの生活もガソリン価格が下がりません。高止まりしたままです。チャイナタウンの野菜＆フルーツ店が一店潰れました。私も景気のよさを感じない一人です。暮らしやすい生活がやってくるのを願うだけです。

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2013年07月24日15:42

ダウンタウンにロングスがオープン

カテゴリ: ダウンタウン

ダウンタウンのビショップ通りにあるデイビス・パシフィック・センタービルの１階には、3年ほど前までオフィス用品専門店の「オフィス・マックス」がありました。その店が閉店してから長く空きスペースになっていました。

その長く空き店舗になっていた広いスペースに、ロングス・ドラッグス（ＣＶＳ）が４月にオープンを発表しました。そのお店が日曜の２１日にオープンしました。ロングスとしては２ブロック先の店舗に次ぐ、ダウンタウンの中心の２店舗目のオープンになります。ホノルルでの１５番目のロングスのオープンになります。ダウンタウンからもそんなに離れていないキングストリートにも、現在新たな店舗を建設しています。ＣＶＳに買収されてから、ロングスの強気の経営が目立ちます。

ビジネス金融街の中心の新しい店舗ということで、今までのロングスにないサラダやサンドイッチなどの出来合いのランチ（弁当）が棚に並びます。新店舗は、どこも同じようなロングスとは違った雰囲気があります。片面にはさまざな冷えたドリンク棚があり、さながら、大きなコンビニの店舗に足を踏み入れた感じがします。

開店直後でホテルストリートの店舗よりも人は入っていませんが、これから徐々に客を取り込むことになるでしょう。来年にウォルマート（大型スーパー）が開店すれば、確かにダウンタウンは変わっていくでしょう。

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2013年07月23日18:29

ハワイの農業

カテゴリ: ノースショア（ハレイワ）

カウアイ島西部のワイメアの田舎に広がるトウモロコシ畑を見て、さぞかしハワイの採りたてのトウモロコシは美味しいだろうと思います。カウアイの採りたてののトウモロコシが私たちの口に入ることはめったにありません。ここで育つトウモロコシの９０％近くが種を取るためのもので、その種のほとんどがハワイから本土や海外に運ばれます。

アメリカに世界規模第３位の化学会社「デュポン（Du Pont）があります。１８０２年創業のデュポン社は、アメリカを代表する大会社で、誰もが一度はその会社名を聞いたことがあるでしょう。化学製品では月に人を飛ばすアポロ計画にも参与しました。

そのデュポン社の傘下にある会社「パイオニア（PIONEER）」がハワイにあります。週末のハレイワ・アート・フェスティバルの「ハレイワ歴史＆農業ツアー」に参加して、その会社を訪れました。世界７０カ国にハイブリッド・コーンの種を提供する会社です。

パイオニア社は、１９２６年に設立されたハイブリッド・コーンを中心に作物の種を生産する会社です。バイオ・テクノロジーにより除草剤と害虫に耐性を付けたハイブレッド種は、従来の何倍もの生産性があります。カウアイ島のトウモロコシの種もパイオニア社のものです。アメリカだけでなく、ヨーロッパ、アフリカ、アジアと世界展開する大会社です。

天候が一年を通じて安定するハワイは植物の生育には理想の地です。ハワイのパイナップルなどに次いで貴重な大きなビジネスになっているのが、バイオ・テクノロジーを駆使したパイオニア社の種を生産する農業です。ハワイでは、トウモロコシ、大豆、ひまわり、小麦、綿などのハイブリッド種を生産します。

オーガニック農法と相反する、遺伝子組み換えなど近代農業のバイオテノロジー農法は、時代に添うもので否定できなくなっています。ここハワイでひまわり畑やトウモロコシ畑があるのは、ほとんどがこのパイオニア社と契約している農家のものです。ハワイで育った種が世界でまた花をつけると想うと不思議な気がします。今、日本で太陽に向かって花をつけているひまわりも、ひっとしたらハワイで育ったものかもしれません。

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2013年07月22日15:53

ハレイワ歴史ツアー

カテゴリ: ノースショア（ハレイワ）

昨日紹介したノースショアのハレイワ・アート・フェスティバルの一つに歴史ツアーがあります。私が楽しみにしているイベントの一つです。ノースショア商工会議所のメンバーによるボランティアのガイドが受けられます。昨年までは無料のツアーになっていましが、今年からは５ドルのツアーになっていました。

過去２年続けて歴史ツアーに参加していますが、歴史を知るとその地に対する興味がさらに増し、訪れる新鮮さを体験することが出来ます。昨年までの歴史ツアーと違って今年は、歴史に農業が加わって「歴史＆農業のツアー」になっています。

このツアーはリピーターが多いので、今年は農業の観点からハレイワ＆ワイアルアを巡るツアーでした。昨年、一昨年は無料にもかかわらず、参加者が少ない寂しいツアーでしたが、今年は３０名近くになっています。参加者はすべて５０歳を越えているように見えます。もちろんここには海外からの観光客は一人も見られません。

ハレイワのアスパラスガス畑、ワイアルアの砂糖キビ、バナナ畑をスクールバスに乗って回ります。ワイアルアの本土資本の種を採集する会社にも寄ります。私有地で簡単に行ける場所ではありません。かつて広大に渡る砂糖キビ畑では、ポルトガル、プエルトリコ、中国、韓国、日本からの移民たちが低賃金で汗を流していたハワイの大地です。

ハレイワとワイアルアの歴史スポットにバスを止め説明を受けます。１時間以上の歴史ツアーは、過去にさかのぼる想像力をかき立てます。歴史を通して今のハワイを知るのも興味深いものです。

３年続けて参加してみて、毎回歴史の観点が違う興味ある話が聞けるのが楽しみです。また来年、時間を作ってハレイワの歴史を聞いてみたいものです。

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プロフィール

tigger

２００２年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。