楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2012年05月

イリカイ・ホテル



アメリカ人がハワイのホテルと言えば、「イリカイ」と言う時代がありました。アラ・ワイ・ヨット・ハーバーを見下ろすように作られたイリカイ・ホテルは、1964年に建てられました。


60〜70年代に、アメリカで大ヒットした「ハワイ・ファイブ・オー」いう長期テレビドラマシリーズの放送にイリカイ・ホテルがよく使われたのをきっかけに人気がでました。2年前からは、再び新作「ハワイ・ファイブ・オー」がハワイで撮影されています。「ハワイ・ファイブ・オー」のオープニングには、ペントハウスのバルコニーに立つマックギャレット警部の空撮シーンが出てきます。


当時の本土のアメリカ人にとってイリカイ・ホテルのオーシャンビューの部屋で休暇を取ることは、一つの夢になったのです。ロイヤル・ハワイアンでもなく、モアナ・サーフライダーでもなく、イリカイ・ホテルが、当時のアメリカ人の憧れでした。12年間に渡るテレビ番組の影響力は恐ろしいものがあります。


イリカイ・ホテルには、806室のコンドミニアムやタイム・シェアとして使われている部屋と、ホテルとして使用されている203室があります。この数年の大掛かりな改装工事によって、キレイなホテルに生まれ変わっています。ホテルは幾度か経営危機に面しましたが、新たな経営者によってうまく運営されているようです。


金曜からの週末を、このイリカイ・ホテルのオーシャンビューで過ごしました。かつてアメリカ人があこがれたハワイです。陽が昇る前にビーチを歩いてみました。ワイキキの海水は気持ちよく、日が差す前に部屋に戻り、ラナイで週末の新聞に目を通します。このラグーンを見下ろす16階の部屋は、終日太陽が射さないので、とても涼しくクーラーは要りません。妻が作ってくれた朝とランチを広いラナイでいただきました。


ダウンタウンの自宅からも海を見下ろすことができますが、たまにはワイキキの海もいいものです。何もしない贅沢な週末を、ワイキキの海を見ながら過ごすことができました。(現在、この部屋は7月、8月はまだ空きがあります)


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ウミガメがうようよノースショア



オアフ島でホヌ(ウミガメ)で有名なノースショアのラニアケ・ビーチ。チャンスがあれば、カメハメハ・ハイウェイの路肩に車を停めてビーチを覗きます。


昨日の金曜のノースショアはあまり人が出ていませんでした。ハレイワの松本シェイブアイスにも長い列が出来ていませんでした。亀ビーチのラニアケ・ビーチ近くはいつもは亀渋滞があるのですが、この日はすんなりビーチに到着。道路わきの駐車スペースもがらがらです。


亀ビーチも、人はまばらです。いつも浜に上がって甲羅干しているホヌはいないようです。まばらな人は、ビーチではなく波際を見ています。ビーチに下りないで、路肩から海を見下ろしよく見ると、岩場の岩が見え隠れしているのと思ったものはホヌでした。波際に生えているリム(海藻)を美味しそうにむさぼっているホヌが何頭もいます。ビーチの30mにわたり、少なくとも20頭が波際で見え隠れしています。


今までに、このラニアケア・ビーチに上がったホヌを何頭か見たことがありますが、20頭以上のホヌを一度に見たことは初めてです。また、自然のホヌが海藻を食べているのを見たのも初めてでした。人から餌を与えられる動物園や水族館の動物を見慣れた私たちが、野生の動物たちが自然の中で自ら食を求めている姿を見ることは貴重です。ラニアケアビーチのホヌの姿に感動しました。まだ自然が多く残っているハワイに住めることに感謝の一日でした。


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ハワイの「びっくり箱」が変わった



私は、ファーストフードのハンバーガーは30年以上、バーガーキングのワッパー派です。「びっくり箱(Jack In the Box)」は、めったに利用しません。でも、ここは一日中、朝食メニューの一部が食べられたり、他のファーストフード店にない牛丼(ビーフボール)などのユニークなメニューがあって、年に何度か利用します。


「びっくり箱(Jack In the Box)」は、カリフォルニア州を中心に、アメリカ全土に2200もの店舗展開している上場企業ですが、ハワイでは同業の「ウェンディーズ」や「カールズJr」と比べたら、よくがんばっています。


ダウンタウンのビショップ・スクウェアにある「びっくり箱(Jack In the Box)」の内装が、春に大きく変わりました。ロゴもずっと昔のままだったのが、新しいロゴと共に一新されてハワイ一色になっています。さすが、ダウンタウンの金融街にある「びっくり箱(Jack In the Box)」です。ニューヨークのウォールストリート並みに、壁に企業のティッカー・シンボルと株価が流れています。


このダウンタウン店は、以前からハワイアンが流れていて私は好きです。いつも冷房が効きすぎなのが、気になります。朝は中国系の老人の喫茶店、夕方は仕事帰りのフィリピン系のおばちゃんたちが、壁の株価とは全く縁もなさそうなおしゃべりに花を咲かせています。


*今日のヒルトンの花火は、イベントがあって1時間遅れの8時45分に打ち上げられました。ラグーン前の16階のラナイのデッキチェアに腰掛けて見る花火もいいものでした。この1ベッドルームのお部屋は、7月、8月も一日120ドル(1ヶ月2500ドル)で貸し出されています。夏休みに、家族連れでこんなお部屋に滞在するのもいいものです。毎週、こんな花火が見られます。


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ハワイの安定した天気の一日



夏に向かっているハワイでは、ここずっと安定した天気が続いています。そう言ったとたんに、外は今少し雨が落ちています。


昼の日差しは、肌に刺すような夏の季節になってきました。さっぱりしようと、少し伸びた髪を切ってきました。行きつけのチャイナタウンのど真ん中、マウナケア・マーケットにある床屋さんに朝一番に行ってきました。私は仕事前に髪を切ってもらうのが習慣になっています。


7時からのオープンのサロンですが、いつも7時前からお客さんが入る人気のあるお店です。先回は、開店10分前に行ったのにもかかわらず、すでに先客がいました。今回も一番乗りを目指し、6時半に家を出て6時40分にお店に入店しました。またも先客が1人、おじさんが髪を切ってもらっていました。シンプルな短髪でさっぱりしました。


散髪の後は、チャイナタウンで野菜とフルーツを買って帰りました。今のチャイナタウンの旬は、イチゴです。今朝入ったばかりなのでしょう。チャイナタウンの八百屋さんの何軒かの店先に一斉に並んでいます。食料品スーパー「セイフウェイ」で6ドル99セントで販売されているカリフォルニア産のイチゴが、チャイナタウンでは2ドル。デザート用と自家製スムージー用に2パック購入。また1週間は毎日イチゴが食べられそうです。


昨日、今日と夕方、ダウンタウンにキレイな虹がかかりました。雨は霧のような濡れても気持ちのいいものでした。髪も切ってさっぱりして、日が沈む前にキレイな虹の見られたハワイの一日でした。


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「ハワイ・ファイブ・オー」シーズン2終了Hawaii Five-O




昨年の9月から始まったハワイが舞台のCBS人気テレビ・ドラマ「ハワイ・ファイブ・オー」のシーズン2の最終のエピソード23が、今週月曜放映されました。シーズン1と比べると、エピソードが1話少ないのは、主役が2話も「薬物依存治療」で出られなかったからでしょうか。


昨年の7月から始まった「ハワイ・ファイブ・オー」シーズン2の撮影は4月26日に終了しました。役者とスタッフは長い休暇を過ごしながら、7月からの次のシーズン3の撮影を待っています。シーズン2の最終では、次のシーズンに含みを持たせたカギがたくさんありました。


アメリカでは、1話の放映で平均1千万人以上もの人がこのテレビドラマを観ています。世界のテレビ局に配給される利益は、1話2・5ミリオンドル(2億円)にもなるそうです。1話につき2ミリオンドル(1.6億円)の制作費、ギャラは主演のアレックス・オローリンは1話10万ドル(800万円)、パートナーのスコットー・カーンが8万ドル(640万)と日本の大作映画並みになっています。


ホノルルダウンタウンに住んでいるので、このシーズン2も何度も撮影現場に遭遇しました。ダウンタウン&チャイナタウンは撮影に格好のロケーションがたくさんあります。せっかくハワイのいるのですから、記念にと22話の夜の道頓堀の撮影場面でエキストラ(3時間70ドル)として参加してみました。先月、深夜のダウンタウンで撮影があったので、コートを着て冬の大阪を歩く通行人役を演じました。


主役のアレックス・オローリンとは、わずか1mくらい離れた場所での撮影を数カット。テレビで毎週観ているドラマの中に自分がいる感覚は、まるで360℃の3D映像を見ているようです。アレックス・オローリンは、以前に何度も撮影現場で見かけたことがあります。目の前を銃を構えて歩くアレックスは思ったほど上背がありませんでした。私より少し高いくらいでしょう。


大阪の夜の街の場面は、テレビ放映では、ほんの数秒でした。セットの組み建てと撤去に丸2日をかけています。そして、一瞬写る大阪の街並みに30人以上の通行人などのエキストラと撮影スタッフが30人ほど。撮影は深夜12時過ぎから午前1時半過ぎまで続きました。


セットを見ると笑えますが、実際に放映されるとそれなりに見えるのはハリウッドです。わずか数秒のカットにも、ずいぶんお金をかけています。道頓堀の道路脇では、中国の骨董屋や八百屋が並びます。夜の街に野菜が並んでいます。道路標識はしっかり中国語。路上に無造作に置かれた自転車やオートバイはすべてレンタルものです。中には新品のオートバイもありました。もちろん、一瞬の大阪の夜の場面ですから、そんなものは映っていません。ハリウッドは映らなくてもお金をかけます。そうそう、スタッフに入り口の看板の「デパート」が「テパート」になっていると指摘したら、撮影直前にちゃんと「デパート」と濁点を加えていました。


主役のアレックス・オローリンが、かつてのネイビー・シールズ(海軍特殊部隊)の上司テリー・オクィンと日本(富士)に行った場面でエピソード2は終了しました。7月からのシーズン3の撮影には、日本のシーンが何度かハワイで撮られるはずです。きっと日本人の役者&エキストラが必要なことがあるかもしれません。チャンスがあれば、また撮影現場で緊張した一瞬を体験したいと思います。


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ハワイのローカル朝食(マクドナルド)の美味しい食べ方



ハワイでは、朝食はビーチを見ながら贅沢にホテルのレストランでと人は考えるでしょう。でも、たまにはローカル色いっぱいの朝食も悪くないでしょう。


ハワイのローカルな朝食に、白いご飯(ライス)に玉子、それにスパムやソーセージなどを加えたものがあります。ダウンタウンのコンビニや弁当屋さんのハワイ限定の朝食が3〜4ドルでいただけます。ハワイでは、大体のところで食べられる朝食の人気メニューになっています。


このローカルなライスのある朝食が、ハンバーガーのファーストフードの「マクドナルド」や「バーガーキング」でも食べられます。私はマクドナルドのハンバーガーはほとんど食べませんが、ここのローカル・ブレックファーストはお気に入りです。出されたまま食べてもいいのですが、玉子に味付けがされていなく、さほど美味しいと思えない朝食になるので少しアレンジします。


数年前、日本食の好きなアメリカ人に教わった美味しいマクドナルドのローカル・ブレックファーストの食べ方を紹介しましょう。味付けは人それぞれの好みがあるのでしょうが、私は自分好みに少しアレンジしてみました。


マクドナルドの炊いたご飯(ライス)は、美味しいお米を食べなれた私たち日本人には、物足りないかもしれません。でも、それなりに私たち日本人が食べるライスになっています。メニューは、スパムとポルチュギー・ソーセージが選べますが、私はポルチュギー・ソーセージのプラター(3.69ドル)が好みです。


レジでオーダーする時に、醤油を余分にいただきます。使用する醤油は3パックです。3パックの醤油をライスにかけます。ソーセージを口に入る適当な大きさにナイフとフォークを使って小さくします。私は3つのソーセージを4分の1に刻みます。味付けされていない玉子も、適当な大きさにします。醤油で味付けしたライス、ソーセージ、玉子を均等に混ざるようにフォークでかき混ぜます。最後は、好みで付いてくるペッパーを少し加えます。醤油ライスが玉子とソーセージに微妙に絡まり、食が進みます。


オアフ島には、ワイキキを含めマクドナルドの看板をよく見かけます。アメリカ本土でも、日本のマクドナルドでも味わえない朝食をハワイで食べる機会があったなら、是非一度試してみてもいいでしょう。これも一つの楽しいハワイ体験になるはずです。



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カイムキでイタリアン(ベラミーア)Bella Mia



ハワイでも古い商業地区かつ住宅地区として、その古い面影があるカイムキ。ここワイアラエ通りには、個性的なお店が軒を並べます。


土曜の午後2時近く、遅いランチにヒマラヤン・キッチンでインド料理をと2階に上がると閉まっています。ならばと、久しぶりに1階のイタリアーノ・レストランテ「ベラミーア」に入りました。週末の夜には満席になる下町のイタリアン。地元の人に人気のあるイタリアンです。


時間がランチ時から少し遅いせいか、私たちの他は誰もお客さんがいませでした。赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスは、いかにも下町のレストランを感じさせます。メインディシュが給仕される前に、温かい自家製のフォカッチャ(パン)がいただけます。フォカッチャを食べていると、お客さんが2組入ってきました。


このお店の自慢の自家製フォカッチャは、普通のイタリヤン・レストランのようオリーブオイルやハーブなどをつけては食べません。トマトソースの一種である自家製のマリナーラ・ソースが一緒に出てきます。ともに自家製のマリナーラ・ソースとフォカッチャは相性がよく、一度口にしだすと止められません。大きさも不ぞろいのフォカッチャは、ついお代わりしてしまいます。


ベラ・ミーラは、人気ある下町レストランの鉄則、「量が多く」「安くて」「美味しい」を満たしています。2人でミトートソース・スパゲティ(9.95ドル)とシザー・サラダ(7.95ドル)をシェアしたのですが、スパゲティが完食できなく残りは持ち帰りました。


下町のイタリアンでは、料理前に出てくるフォカッチャだけでお腹が満たされてしまいます。次の来店では、お代わりに注意しなければなりません。インド料理は食べられませんでしたが、美味しいイタリアンが食べられた満足のランチでした。



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ハワイの黄金樹(ゴールドツリー)



日本では、黄金週間が終わって新緑が目に映える季節になったことでしょう。ハワイではさまざまな花が私たちを楽しませてくれる季節になりました。その花の一つに黄金樹(ゴールド・ツリー)があります。


黄色い花が咲くので、遠くからもよく目立ちます。色と形態から「黄金樹(ゴールド・ツリー)」とか「スクランブルエッグ・ツリー」とも呼ばれています。太陽を背景に木を見れば、まさに黄金色に輝く花をつける木になります。ハワイでは、あちらこちらで見られるポピュラーな木です。花はラッパ状で、開花するとそのまま落ちます。ハワイの街路樹で見るピンクの花の木「ビンク・テコマ」や紫の花をつける木「ジャカランダ」も同じ形状の花をつけますが、同じファミリーに属する木のようです。


花の様子から、ハイビスカスのように一日花ようです。木に咲き誇る花々も見事ですが、木の下に落ちた花が黄色に根元を彩る様子も見逃せません。花の色から名づけらたのですが、初春に一斉に咲き始める国では、そのままずばり「初春」と呼ばれているところもあるようです。


ハワイでは、1871年クイーン・ホスピタルの外科医がハワイで初めてゴールド・ツリー植えたのが始まりだと言われています。それ以来、ハワイのさまざまな場所に植林されて、私たちの目を楽しませてくれています。ホノルル空港北のH1の山側にある何本ものゴールドツリーはその見事さで有名で、フリーウェイからもよく見えます。


1961年に発行された "Gardens of Hawaii," の著者が、ハワイにある1本のゴールド・ツリーの花の見ごろを4年にわたり調査しました。1年目が3月3日、2年目は3月24日、3年目は6月、4年目は1月となりました。日本の桜のように、毎年同じ時期に一斉に咲かないようです。また、いったん咲き始めるとその木には、2ヶ月近く花が咲き続けるそうです。木も花と同じように黄色がかった色をしていて、ホワイト・マフォガニーの材木名としてキャビネットなどに利用されます。


昨日のワヒアワのパレードでは、ゴールド・ツリーの黄金の花が歩道に大きな影を作ってくれました。私たちは、涼しくパレードの行進を楽しむことができました。頭上と足元にはゴールド・ツリーの花が、パレードの背景には遠くワイアナエ山脈を望めるハワイの贅沢な一日でした。


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ワヒアワ・パイナップル・フェスティバル



オアフ島の真ん中あたりに位置する町ワヒアワ。ワヒアワはハワイ語で「騒音の場所」という意味で、かつて遠く離れたノースの波の音などがここまで聞こえたと言われていました。


19世紀後半にアメリカ本土カリフォルニアから13人の農業主がこのワヒアワにやってきました。町の中心を東西に走るメイン・ストリートは、カリフォルニア・アヴェニューと名付けられました。この辺りの赤土がパイナップルの栽培に適し、パイナップル畑が誕生します。20世紀にパイナップル産業が盛んになると、「パイナップルの町」と呼ばれる時代もあった日系人の移民の多い町です。


10年前から始まった町興しのお祭りです。人口1万6千人の小さな町の中心を走るカリフォルニア・アベニューの9時からのパレードでお祭りが始まります。ワヒアワ・ディストリク公園では、クラフト&ギフトのブースが出店するほか、エンターテイメントやプレートランチのテントが並び、午後8時まで賑わいます。


パレードは、ワイキキのカラカウア通りほど見物客も多くなく、華やかさはありません。ワヒアワにはミリタリーが存在し、パレードにも今のワヒアワを見せてくれました。かつての日系人の町やパイナップル・プランテーションを想像させるパレードには、ハワイの桜の名所として知られているワヒアワ本願寺がありました。また「おかめ太鼓」の年配グループが、赤土に染まったドールのトラックの上で太鼓を披露してくれました。


パイナップルで有名なドールの会場テントでは、ハワイで採れたドールブランドのバナナとパイナップがお値打ちに販売されていました。大きな食べ頃のパイナップルは、1個2ドルとチャイナタウンよりもお値打ちです。パイナップル・フェスティバルにやってきて、パイナップルを買わずに帰るわけにはいきませんでした。


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朝一番のハワイ州立図書館



三週間に一度は散歩を兼ねて、ダウンタウンのイオラニ宮殿の隣にある州立図書館に足を運びます。


朝一番の新鮮な空気の中、ダウンタウンのイオラニ宮殿を通り抜けます。ダウンタウンには古い建物がたくさんあり、歴史ある空間をゆっくり散歩できることは贅沢なことです。州立図書館も100年になろうとする古い建物です。


図書館の開館時間までまだ少し時間がありました。図書館前のモンキーポッドの木陰に腰を下ろし、返却する本に再び目を落としました。青空が広がり、木立からは小鳥のさえずりが聞こえてきます。目を閉じると、あまりの気持ちよさにダウンタウンの街中にいることを忘れてしまいます。


世界はインターネットから本さえもダウンロードされる時代になりました。、印刷された本が淘汰されようとも、活字が詰まった本が納められている図書館は私の知的興味を刺激してくれる特別な空間です。


ひょっとしたら、私たちの世代が図書館を利用する最後の世代になるのかもしれません。私は元気な限り、これからもホノルルの州立図書館に通い続けることでしょう。


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プロフィール

tigger

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。
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