
カリフォルニアでは、よく「イン・アンド・アウト・バーガー(IN-N-OUT)」を食べていました。お店には、電子レンジも冷凍庫も、調理済みの食べ物を保温するオレンジ色のヒートライトもありません。食材はすべて新鮮なものばかりを提供してくれる、アメリカ西海岸で人気のあるバーガー店です。「ベスト・バーガー」チェーン部門と「ベスト・サービス」部門で1位に選ばれた、顧客満足度でも最高点を獲得している西海岸で人気のバーガー店がハワイにないことは残念です。
人には嗜好があります。ファーストフードのハンバーガーと云えば、私にとってバーガーキング。ハワイにもおいしいハンバーガーを出してくれるバーガー店もありますが、食指が動くのは食べ慣れた、気軽に食べられるバーガーキングです。
マグドナルド、ジャック・インザ・ボックス、ウェンディーズ、カールス・ジュニアなど数々のチェーン店がありますが、我家は気軽に食べられるバーガーキングを贔屓にしています。
若い頃は、ワッパー(Whopper)を食べていましたが、ここ数年前からは、レギュラーサイズのワッパーが食べられなくなり、一回り小さいワッパー・ジュニアを食べています。今の私たちにはちょうどの大きさで、このワッパー・ジュニアのセット(4ドル49セント)を食べています。バーガーキングのワッパーは、レタス、オニオン、トマトが入ったバランスのいいハンバーガーで飽きもしないで30年も食べ続けています。
お店のマネージメントなどは、マクドナルドと比べるとずい分劣りますが、私は気軽に食べられるバーガーキングが、このワッパーを提供してくれる限り通い続けることになるでしょう。
1週間に一度はお世話になっている、ベレタニア通りのバーガーキングの隣席の老夫婦が気になりました。少し前、パーキングで時間をかけて車外に出る夫人の手をとっている老人の姿がありました。トヨタの赤いピックアップ・トラックは2人にピッタリです。
表情から判断すると、2人は80歳前後の日系人のようです。男性が何度も席を立ち、小まめに夫人のお世話をしています。2人にはまったく会話がありません。黙々と口にはこぶチッキンバーガー。ゆっくりコーヒーをすすります。男性はまた席を立ち、コップに水をついで持ってきます。
老人たちの夜は早いのでしょう、一般の夕食には少し早い4時過ぎです。ゆっくり2人は食事をして、岐路に着くのでしょう。サンドイッチにコーヒーの夕食、何も言葉を交わすもない夕食ですが、この2人にはもう会話も必要ないのでしょう。2人の80年の人生が垣間見える気がしました。
おじいさんは、ベッドに横たわる前に独り言のように、おばあさんに呟くでしょう。
「ばあさん、今日も何事もなくってよかったなぁ・・・」
私は、30年後もバーガーキングでワッパー・ジュニアを食べているのでしょうか?
*アメリカ合衆国の人気ブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いいたします。
アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ











































































































