楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2011年02月

ピンクパレスとフェイスブック



少し前のこと、ワイキキのピンクパレス、ロイヤル・ハワイアン・ホテルで見た印象に残る光景がありました。


早朝、ビーチタワー1階のラウンジで新聞を読んでいると、2、3人の人がコーヒー片手にラウンジにやってきました。みなそれぞれのPCを立ち上げて、銘々に何かをチェックしているようです。そして間もなく、さらに人がラウンジに集まってきました。壁のコンセントから複数の電源が取れるように延長コードが用意されます。みな、同じように薄型のPCが見られるよう用意しています。テーブルの上、膝の上に用意されたPCの蓋の裏はみなアップル社のリンゴのロゴが光っています。


きっと本土からのIT関係の会社の人たちでしょう。外見と話し振りから、みな20代〜30代の常識をわきまえた人のようでした。残念ながら、すぐにその場を離れなければならなくなり、その後の展開を傍観することができませんでした。


その集団を見て、私は昨年観た映画「ソーシャル・ネットワーク」を思い出しました。2010年、米雑誌フォーブスが発表した「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に25歳の最年少でランクインした「フェイスブック」の創立者マーク・ザッカーバーグを描いた映画です。


フェイスブックは、まだ5年の若い会社ですが、時価総額は500億ドル(約4兆2000億円)と評価されています。この額は、米メディア大手のタイム・ワーナーやインターネット大手のイーベイ、ヤフーに並ぶ規模であることには驚きます。サイト閲覧者数は昨年の調査では、グーグルを抜いています。


世界中で利用する人は5億人を越え、今や6億人近いともいわれます。世界人口が69億人ですから6億人は、すごい数です。地球上の10人に1人が利用する日が来る日は時間の問題です。


映画「ソーシャル・ネットワーク」は、今日おしくもアカデミー賞作品賞を逃しましたが、今またフェイスブックが注目されています。今年になって、チュニジアやエジプトで、情報交換のためにフェイスブックが大きな役割を果たしています。大規模デモやストライキを呼びかけ、社会を変える道具になっています。


私が先日目撃した、ロイヤル・ハワイアン・ホテルのラウンジに集った10人以上の宿泊客は、本土からのこれから「フェイスブック」以上の企業になる人たちだったかもしれません。



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「フェイスブック」の創立者マーク・ザッカーバーグ






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ハワイ発マニラ行きバス?



朝も明けない早朝に、カリヒ方面からのワイキキ行きのバスに乗った。陽がまだ昇らない時間のバスは冷蔵庫のように寒い時がある。背中を丸めて、バスに乗り込むとそこはフィリピンの世界だった。


朝のワイキキに向うバスの中は、フィリピン系の人たちが多い。まるで、マニラ市内のバスに乗り込んだ錯覚に襲われる。ユニフォームからすると、ワイキキのホテルのメードさんたちだろう。きっとワイキキに建つたくさんの部屋の掃除に出勤する人たちなのだろう。


ダウンタウンに、フィリピンの銀行がある。本国にいる家族に送金したりするフィリピン系の人たちに利用されている。日本がバブルの頃は、日本の銀行が世界中に海外支店をオープンさせた。バブルがはじけ、日本経済が低迷するとそんな海外の日本の銀行支店はあっという間に淘汰されてしまった。ハワイにたくさんの日系人がいながら、ダウンタウンには一店の日本の銀行もない。


チャイナタウンでは、フィリピン系の人をよく見かける。チャイナタウンのホテルストリートの西行きのバス停には、買い物を終えたフィリピン系の人たちがたくさんバスを待つ。マニラ行きのバスのようだ。


ハワイでは、フィリピン系の人もがんばっている。グラミー賞受賞のブルーノ・マースのお母さんもフィリピンからの移民だ。街を走る元気なトヨタ、ホンダ、ニッサンの車だけでなく、私たち日系人も、もっとがんばらないといけない。


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ハワイ州立美術館がよくなる



イオラニ宮殿にかつて国王が住んでいた頃、このハワイ州立美術館の建物が建てられる前に、ハワイ王国を訪れるロイヤルゲストを迎えるホテルが存在していました。


時が過ぎ、王国が崩壊すると、古いロイヤルハワイアンホテルは、1928年アメリカのYMCAに建替えられました。戦時中にはアメリカ軍が利用したり、バブルの頂点では日本企業が所有する建物になりました。


YMCA当時に作られた中庭にあるプールは、オリンピック競技もできるほど立派なものです。このプールも、長く使用されないまま放置されていました。そのプールがあった中庭が昨年末より手が入り、今年の年末には、美術館を訪れる人が楽しめる中庭に変わろうとしています。誰も足を踏み入れなかった無用のプールが、ベンチが置かれ人が憩える庭園と言う空間に変わります。


美術館の正面の鉄のドアは、ガラス製のドアに替えられます。そして、足の悪い障害者でも簡単に入館できるようになります。車椅子でもアクセスができるようになる工事は、5月までには完成する予定です。


この建物は、1978年国の歴史的文化財として登録されています。数あるダウンタウンの建物の中でも、私が好きな空間の一つです。中庭が完成すれば、また新に人を招く魅力的な美術館になることでしょう。年末に完成したら、また紹介したいと思います。




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45年間使用された古いロイヤルハワイアンホテル


現在の建物旧YMCA


完成予定図


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気になるピンクのバス



最近よく見かけるホノルル空港とワイキキを走る派手なピンクのバス。車体には大きく日本語が書かれています。


調べる最近までよく知らなかった日本の海外パッケージツアー専門会社です。このバスは空港とワイキキの旅行客の送迎に使用されているようです。ひらがなで「てるみくらぶ」。「くらぶ」はクラブでしょう?それでは「てるみ」は創業者の名前?どうも英語の「Tell Me Club 」のひらがな表記がその名前らしいようです。


薄利多売、インターネットの販売、現金決済だけなど、店舗を持たないで対面販売がない、このインターネット時代に産まれた旅行会社のようです。一切の無駄を省き、安く旅行を提供するので、それなりに利用する人も多くなっているようです。申し込む時に話したり、顔を合わせたりしないので不安になる人もいるようです。サービスではなく、価格で人を集めています。海外旅行慣れして、安く行きたい人にはぴったりの旅行会社かもしれません。


まずホノルル空港に到着した日本各地からの旅行者を、このビンクのバスでワイキキの免税店DFSに運びます。同じビルにある会社の店舗で、オプショナルツアーの販売、ホテルの鍵を渡すなどのオリエンテーションがありますが、すぐにはオリエンテーションはしません。免税店で旅行者に買い物をしてもらいたいのでしょう、1時間ほどの自由時間があります。以前と違って免税店も客呼びに苦労しています。この1時間で免税店にもお金が少しは落ちるでしょう。薄利多売の「てるみくらぶ」も、免税店からのキックバックがあるのでしょう。旅行業界の共存共栄の世界です。


どうも、この1時間の待ち時間のオリエンテーションをキャンセルすると特別料金が発生するようです。旅行慣れしていて、すぐに別行動を取りたい人は我慢が必要なようです。サービスや、従業員の対応に今までの旅行会社のようなものを期待しないほうがいいようです。その分、安く旅行できるのが新しいタイプの「てるみくらぶ」です。


ネットには、この「てるみくらぶ」のさまざまな口コミがあります。「てるみくらぶ」自身が口コミ情報サイトを設けているのが興味あるところです。低価格・激安価格を武器に、大手の旅行会社のできない旅行商品を提供しているのが「てるみくらぶ」です。HISが登場した時は、その安さに驚きました。HISは、今では大手と方を並べる主要旅行会社になりました。少しでも、懐にやさしいことは私たち庶民にはうれしいことです。これから、頻繁にこのピンクのバスを見ることになるでしょうか。


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ダウンタウンで食べる



ダウンタウンのレストラン「Epic(エピック)」に久しぶりに足を運んでみました。私がホノルルに移ってきた当時には、なかったレストランです。


ここはホノルルのスノッブなレストランの一つで、週末やファースト・フライデーなどのイベントがあると、ニューヨークやサンフランシスコのような雰囲気のレストランになります。店内は、ジャズが流れ、ワイングラスを片手に語らう小奇麗に着飾った客を見ていると、ここがハワイだと思えない異空間になります。窓の外に映るヌアヌ通りの古い街並みを見て、初めて自分がホノルルにいるのだと錯覚から醒める。ここには、ワイキキのリゾート気分はありません。


この界隈は、おしゃれな白人好みのレストランがあります。同じ並びに「インディゴ(Indigo)」、一つ東の通りには「ドゥ・ヴィン(Du Vin)」があります。


ディナーには、少し早い時間に期間限定の半額のハンバークをいただいてきました。最近のアメリカの品書きでよく目にする「和牛」、ここにもありました。グルメ・ワギュウ・バーガー。アメリカ人には「和牛」ブランドは高級感があるのでしょう。アメリカには「神戸牛」のハンバーガーなんてのもよく目にします。


チーズ、ベーコン&アボカドのエピック・クラッシク・バーガーと肉を使用しないベジ・バーガーをいただきました。10ドルならば今一ですが、今日は半額です、文句は言えません。別注のスイート・ポテトのフライは、普通のフレンチフライとは違い、甘さと塩加減が絶妙で、これは大当たりでした。美味しかった。


自宅からは目の先にありながら、なかなか行かないレストラン。次にここのドアを押すのはいつになるでしょう。


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ハワイでカレーライス



日本人の私たちが大好きな庶民のグルメ、カレーライスとラーメン。私も、カレーライスは大好きです。


アラモアナSCのフードコートにある、私の地元の名古屋郊外で生まれたカレー会社。もともとは1970年代に小さな喫茶店で出されていたカレーライスが始まりで、今では世界展開もしています。1000店舗を越え東証1部にも上場されるりっぱな企業になりました。カレーライスがファーストフードになって、フランチャイズ展開するなんて思ってもいませんでした。


年に2度、3度ですが、アラモアナのフードコートで食事となると、ここでカレーライスをいただくことになります。私は、ミックス・べジタブル小ライスで5ドル70セント。もちろん日本のお客さんも見かけますが、ここはローカルにも人気があります。6席ほどあるカウンターで野菜カレーを食べていると、ひっきりなしにテイクアウトのオーダーが入ります。フードコートでもココイチのカレーを食べている人を見かけます。


メニューはハワイ限定なものではなく、日本と変わりません。カレーの辛さやライスの量も選べるのも、日本と同じです。あの福神漬けも、好きなだけ食べられるのはありがたいことです。気軽に、日本のカレーライスが食べられます。


10年ほど前、親会社のココイチが、債務超過で収益性の低いハワイの子会社ココイチ・ハワイを譲渡しています。以前クヒオ通りにもココイチがありましたが、閉店してしまいました。現在のハワイのココイチの経営状況はどうなのでしょう?ハワイのほかに日系人の多いロサンゼルスの日本人が多い地区にも1店あるようです。中国、台湾、香港、タイにも進出しているココイチ、郷土のココイチがんばれ!


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ハワイアンを聴く仕事



もちろん、ハワイにはハワイアン・ミュージック専門のラジオ局があります。そこがマーケット会社に委託して、市場調査を定期的に行っています。


高層ビルの林立するダウンタウンの中心にあるオフィスに行って、夕方5時から7時半までの2時間半しっかりハワイアンを聴いてきました。オフィスの会議室には、会議用のイスとテーブルにオーディオセットがあります。この日の参加者は6名です。IDを確認して、簡単な個別の面談があります。すでに電話でハアイアン音楽のラジオ番組を聞いているという前提で仕事を請け負っています。


ハワイアン好きなら、よく聞くホノルルのFM曲です。私も一時はよく聞いていました。しかし、しばらく聞くと何か物足りなさがあり、ここしばらく聞いていませんでした。この放送局には、機会があれば一言物申すことがあればと思っていたので、いいタイミングの依頼でした。二つ返事で一晩限りの仕事をしてきました。


1曲約5秒の曲を聴いて、その曲について評価をするものです。評価はコンピューター処理されるので、マークシート形式で記入していきます。5秒聴いて2秒で記入。考えている暇は、ほとんどありません。曲数は720曲です。途中で10分ほどの休憩がありましたが、集中力を必要とする作業です。


知っている曲、聴いたことがある曲がほとんどですが、中には初めて聴く曲もあります。初めて聞く曲のチェック欄もあります。評価は1〜7段階でチェックします。カーラジオから流れてくるのを想定して、直ちにラジオ局を変えたい曲は「1」、大好きな曲で思わずボリュームを上げたくなる曲は「7」というようにチェックしていきます。また、この放送局には合わない曲にもチェックを入れます。


結局、各個人の好みの評価になります。もちろん、私の iPod に入っているお気に入りのハワイアンなどは「7」になり、レゲぽっい曲は評価が低くなります。イズやケアリイ・レイシェルなど大所でも好き嫌いな曲はあるものです。そうそう知人の曲が2曲ありました。ゴールデンハーフが昔ヒットさせた「ちょっと待って下さい・・・」変な日本語の出だしのこんな曲もありました。


かねがね思っていることですが、ハワイアン・ミュージックの定義が難しいことです。ハワイの音楽の象徴であるウクレレやスラックキー・ギターのインストメンタルが一曲もありません。もちろんラジオでジェイク・シマブクロのウクレレがオン・エアーされることはありません。でも、ケアリイ・レイシェルが歌うビートルズナンバーはオン・エアーされます。ハワイアンにアレンジされていると言えばそれまでですが、そういったヒット曲のカバーのアレンジでは悲しくなります。もちろんイズの「Somewhere Over the Rainbow」などの例外はあります。


この仕事を請ける前に、2、3日しばらくハワイアンをラジオで聞いてみましたが、曲選が何年も変わっていません。ハワイの音楽界の狭さを痛感せずに入られません。ある程度年のいった人たちの仲良しグループの放送局と云うイメージが強く私にはあります。私のそういった気持を込めて720曲を評価してきました。


今は外でもハワイアンを聴くと、反射的に1〜7と評価してしまいます。ちょっとした後遺症です。好きなハワイアンを2時間半聴いてで臨時収入をキャッシュでもらえるのは悪くありません。私のマークシートが少しでも放送に反映されればと思います。


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ワイキキ一眺めのいい通路



ハワイに引っ越してくる前にたくさんの物件を見ました。結局、生活するのには一番便利なダウンタウンに落ち着いたわけですが、ワイキキにあるコンドもたくさん見させてもらいました。


先日、ワイキキでコンドの火事がありました。コンドで生活する一人として、気になるニュースでした。その高層コンドは33階建てで359戸の「アロハ・ラニ」と呼ばれるコンドでした。どのコンドなのかと調べてみると、以前は「2211アラワイ」と呼ばれていたコンドでした。

類似した名前の物件との混乱を避けるために名前が変更されていたのでした。同じ並びに名前をよく混同する、そして建物もよく似ているコンドがあります。2121アラワイ、一度中まで見せてもらった、印象の深い42階建てのコンドでした。


高層にある2ベッドルームの部屋を見せてもらいました。エレベーターを出てみてびっくりしました。このコンドの造りがとても不思議なのです。人が出入りする通路がオーシャンフロントなのです。通路側のワンベッドルームには、明り取り用の小さな窓が通路側壁の上部についています。空が見えるだけです。まるで監獄のようです。もちろん、あの通路から見えたダイヤモンドヘッドからワイキキのオーシャンフロントを見下ろせる絶景は、この物件からは見えません。この建物は、アラワイ運河に面して建てられています。


通路がアラワイ、リビングにラナイが海に面して、部屋からはダインモンドヘッドからワイキキビーチを一望できるのが普通ですが、ここはそうなっていません。不思議です。不動産のセールストークでは、風通しがよく涼しいそうですが、アラワイに面しているため、貿易風が吹くと窓ガラスが揺れ音を立てます。ラナイは前日の雨が日陰でまだ乾いていません。少し風が吹いた夜は、悩まれそうです。

旅行者のように、1週間くらいの滞在ならば、我慢もできますが、毎日生活するとなると話は別です。180度建物の角度を変えたら、すばらしい物件になるのにと思いながら、通路のダイヤモンドヘッドからワイキキビーチを一望できる絶景を見ながらエレベーターに乗りました。


火事は8階の1室が燃え、周辺の3室も被害を受けたようです。部屋の住民は火災発生時留守で無事だったようです。このコンドは1973年に建設されており、74年より義務付けられているスプリンクラー装置が整備されていなかったそうです。30分で火事はおさまったようですが、被害総額は$225,000ドル(約2千万円)だそうです。我が家にはスプリンクラー装置が整備されていますが、火事には気を付けたいと思います。


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火事のあったコンド


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アロハタワーでコンサート



カカアコのパイプライン・カフェが先のオーナーの改築の際の不手際で、1月いっぱいで閉鎖してしまいました。消防法違反のため、スプリンクラーの設置など多額のお金がかかるために、やむを得なく惜しまれての閉鎖でした。中規模のコンサートが頻繁に行われ、夜の盛り場としても若い人に人気がありました。今後はボクシングなどの格闘技のジムになるそうです。


パイプライン・カフェという場所がなくなった今、これからはアロハタワーの屋外特設会場でコンサートが行われる機会が今まで以上に増えるでしょう。私が住むダウンタウンの自宅からも近いので、散歩を兼ねて気が向くとコンサートをのぞいています。


ここは、屋外で会場も広くないので、ライブ音楽を聞く分には、本当にのぞく感覚でコンサートが楽しめます。コンサート会場とはちょとした囲いがありますが、アロハタワー・マーケットプレイスにはステージが無料で見られる場所が何箇所もあります。2階のマキノ茶屋の外側に席を取れば、食事をしながら一流ミュージシャンのコンサートも楽しめます。距離的に言えば、東京ドームのS席とさほど遜色ありません。


先に何度もグラミー賞を取ったテキサスのスイング・カントリーミュージシャンがやってきたので、行ってみました。コンサート会場かと思うほど客が入っていませんでした。ファンにはミュージシャンとの距離がとても近いので、狭いライブハウスでのコンサートのようでいいかもしれません。ライトに照らされたアロハタワーの下で行われる夜のコンサートは、爽やかな風を感じて気持ちのよいものです。


来週には、ワン・リパブリックのコンサート(33ドル)があります。2002年コロラド州スプリングスで結成された5人組ロックバンドで、2007年発表した「Apologize(アポロジャイズ)」が大ヒットし、2008年グラミー賞にもノミネートされました。リーダーのシンガー・ソングライター、ライアン・テダーはジェニファー・ロペスらのヒット曲も書いています。ヒット曲を含め何曲か生で聴いてみたい曲があるので、仕事を終えてゆっくり散歩を兼ねて行ってみようと思います。


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ハワイでも中国に抜かれる



日本のGDP(国内総生産)が中国を下回り、初めて世界2位から3位に転落しました。日本は、過去20年に及ぶ景気停滞とデフレで身動きできなくなっています。5年で首相が6人も交代する無責任な政権に、決然とした経済対策は見出すことは容易ではないようです。現政権も長くは続きそうもありません。


今月初めに、テスト飛行として800人を乗せ北京からの直行便がハワイに到着しました。ハワイにとって、新たな時代の幕開けです。中国の2009年の海外旅行者は4700万人、これが10年後には1億人を越えると言われています。


ハワイには昨年2010年は観光客の数が増え、700万人が訪れ、114ミリオンドルがハワイに落ちました。2010年、中国本土からハワイを訪れた人は66047人でしたが、これからはこの数字も驚くものになり、ハワイの観光客数も増えることは間違いありません。


2010年は日本人一人が一日に使うのが267.80ドルでした。長く日本人がハワイで費やすお金がダンとつで一位でした。それが何と中国人一人が一日に使う金額は357ドルでした。


日本では、この2、3年、中国からの観光客が東京の百貨店や家電量販店で、20万、30万という大金を落としているように、近い将来ハワイのワイキキでもそんな光景が見られるようになるのでしょう。百貨店やブランド店だけではありません、不動産投資にもブームのきざしが見られるようです。トランプタワーの高級コンドが現金で買われているといいます。


先日ワイキキのバス停で、観光に来ている40代の夫婦には話しかけられました。二人の首には高級そうな日本のニコンの一眼レフ・カメラがぶら下がっています。夫婦共に一眼レフとはびっくりです。パールハーバーのアリゾナメモリアムに行くようです。旦那さんは、ほとんど英語ができません。奥さんが少し英語ができます。二人は中国本土から初めてハワイに観光に来た人たちでした。二人には一人娘さんがいますが、今はカナダに留学中だそうです。


まさに、今の中国を象徴するような夫婦でした。GDP世界2位も納得できます。私が今までに会ったこともない、中国本土からの観光客の人たちでした。これからは、こんな人たちと出会う機会も増えることでしょう。中国の躍進は誰もが認めることですが、GDPが中国に追い越された今、日本の政治がいっそう貧弱に見えるのは、本当に困ったものです。


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