ノースショアで放し飼いの犬がアザラシに近づいたとして女性が告発された。ノースショアのビーチで休んでいた絶滅危惧種のハワイアンモンク(アザラシ)に、リードをつけていない犬が近づいたとして飼い主の女性(43歳)を告発したと州自然保護局が発表した。この違反行為には、100ドルの罰金が科せられる。
海岸まで車でやって来て、犬を放し飼いにして海岸線を散歩している人は少なくない。犬が寄せる波に戯れ、嬉しそうに飼い主と散歩している光景はよく見かける。ほほえましい風景だが、犬の散歩には注意が必要だ。
昨年のこと、オアフ島ノースショアで生まれたばかりの赤ちゃんアザラシがリードをつけていない犬に噛まれて死亡した。犬と同行して散歩をしていた夫婦に対して、当局は2万ドル(290万円)の賠償金を請求したことがニュースになっていた。
ずいぶん前のことだが、公園の歩道を犬にリードをつけて散歩していた。その時、すれ違った警察官に公園内は犬の散歩が禁止されていると注意された。公園内には犬を連れた人が何人もいた。中にはリードをつけないで犬とフリスビー遊びに興じている人もいた。
公園入り口の標識を見ると、確かに犬などのペットの公園内の持ち込みは禁止となっていた。ハワイ州の公園のほとんどでは、犬の散歩はリードの有無にかかわらず禁止されている。介助犬を除き、州立公園のビーチや山への立ち入りは許可されていない。
多くの公園では犬などのペットなどの持ち込みを禁止していることを知らない人が多い。朝夕になると公園内はペットのトイレとなる。マナーのない飼い主は、トイレの始末さえしない。週末に公園の芝の上に腰を下ろす時は注意が必要だ。動物に罪はない、飼い主の訓練が必要だ。
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