ハワイ諸島の西に火山島であるミッドウェイ島がある。ハワイから東京への距離の1/3ほどの距離にあり、83年前の6月4日から2日間にわたる歴史的な転換点となったミッドウェー海戦があった地域だ。
日本は真珠湾攻撃で奇襲攻撃できたものの、アメリカと日本は国力で圧倒される以前に、戦略、戦術、用兵など様々な拙劣さにより喫した太平洋戦争の敗北だった。戦争は始まる前から結果がわかっていた無謀な戦いだった。
ミッドウェー海戦で、日本軍は空母全4隻と重巡洋艦1隻を失い、艦載機248機も全て喪失し、3,057人の兵士が戦死した。アメリカ軍の被害は1/10の307人と、圧倒的な戦力の違いを見せつけられた日だった。その後の戦いは、1945年8月までの終戦まで一方的な悲惨なものだった。
太平洋戦争開戦時に山本五十六司令長官が「日本は開戦から半年、もって1年は優勢を維持できるが、それ以降はアメリカの国力が日本を圧倒する」と述べた通りになった。このミッドウェー海戦で日本は白旗を挙げるべきだった。
1942年6月のミッドウェー開戦後に戦いを終わらせていれば、日本本土空襲、沖縄戦、2つの原爆投下などによって100万人以上の尊い命が失われずにすんだ。間違った国策によって犠牲になるのはいつも一般国民だ。真実は今も国民には伝えれていない。過去から学ぶことが私たちの使命だ。
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