グァム島には本来はヘビがいないはずなのに、現在は存在する。ヘビが外から持ち込まれ住みつき、グァム島の美しい固有の小鳥などを絶滅させた。ハワイは、そんな前例から、ハワイ固有の小動物を保護するため、ハワイ州ではヘビなどの爬虫類の州内への持込や飼育が厳しく禁止されている。違法動物のヘビの所有が発覚した場合は、20万ドルの罰金と最高3年の懲役刑が科せられる。
ハワイにはヘビがいないはずなのが、ハワイでヘビが発見されたというニュースを忘れた頃によく聞く。カイムキのある自宅裏の庭で、3.5フィート(1.05m)のヘビが見つかった。最初は子供のオモチャだと思っていたら、それが動き移動し始めたので驚いて911に通報された。
発見されたのは、アフリカに生息する「ボールパイソン」で、毒性のない蛇だった。成長すると6フィート(1.8m)以上にもなり、主に鳥の卵やヒナなどを食べ生息している。ハワイ州にはヘビの天敵がいないためにヘビの飼育が厳しく禁止されているのだ。
子供の頃に草むらのヘビを捕まえたことがあるが、今はヘビを見るだけでもゾッとする。ハワイを安心してハイキングできるのもヘビがいないからだ。ダイヤモンドヘッド登山中に毒ヘビに遭遇して観光客が死亡なんて言う事件が発生したら大変だ。絶滅危惧種の在来鳥類への脅威を高めるヘビ類をハワイに入れてはいけない。
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