現在ワイキキビーチ脇の警察署がある場所に、以前はボーリング場があったことを知る人は多くはない。19世紀に遡れば、父親のクレグホーンが、娘カイウラニ王妃に買い与えた屋敷の一部であった。娘が海で泳ぐ時に利用していたバンガロー風の建物があった。
1899年にカイウラニ妃が23歳で亡くなった後は、大きなビーチホームが彼女の弟のために建てられた。戦前まではその屋敷も存在していたが、1941年に建物は壊されてボーリング場に変わった。戦中は兵士用の娯楽施設としてボーリング場が賑わった。ボーリング場は1963年まで20年以上続いた。
上の写真は1950年代のものだが、ビーチから上がってすぐにボーリングができるなんてことは今からは想像もできない。70代のローカルならば、利用した人もいるだろう。
今はすっかり廃れてしまったが、日本では70年代にボーリングブームがあって、2時間から3時間待ちでゲームを楽しんだ時代があったのを思い出した。
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